2016年04月23日

週2回の幼稚園というか保育園?編

4月から週に2日間だけのお試し幼稚園というか実質は保育園か! に通っている孫のマー君ですわ。

少し不安そうな顔してますが・・・

IMG_0981.JPG

初日、秀さんの予想では、こ奴は人懐っこいので一人になっても絶対に泣かないと予想していたのですがね。後から先生に聞くと1日中大泣きしていたとのこと・・・
連絡メモには午前中大泣き、昼食時には泣き止み大飯を喰らい、その後また泣いていたとのこと。

マー君は野菜でも何でもよく食べます。
食べるのは大好き・・・と言えば聞こえは良いのですが・・・

悪く言えば口卑しいのであります。
とにかく何でも口に入れる、好きなお菓子などは口いっぱいに頬張るのであります。
5人兄妹の4番目だった秀さんの幼年時代なら生存競争の激しさゆえ我先にと取り合いをするのは分かるのですがね、一人しかいないマー君ですのでゆったり食べれば良いのに食べ物に関しては執着があり過ぎるのであります。

まぁ、サバイバル向きかもです! 

愚息夫婦は小食です、犯人は大食いの秀さん譲りのDNAだと疑われているのであります。

はぁ〜

さて、幼稚園の2回目・・・・
初回は意味が分からず先生の導くまま園内にすんなり入って行って後で大泣きだったのですが、
登園2回目は分かっているのか園内に入ろうとしません。
先生が入れようとするとママ、ママと大泣きしたとのこと。

やっぱ、2歳はまだまだ赤ちゃんに近いのでしょうね。

ママ、ママ、パパ、パパと言ってもらう内が華で
十数年も経てば、くそババァ くそジジイ何て言い出すかも?ですわ。

親の本当の愛情に気づくのが秀さんのように両親の死後にならないように
思いやりのある子供に成長して欲しいと・・・
孫バカ爺の秀さんの望みですわ。

今日も孫と遊ぶ腑抜け爺の秀さんのブログもこの辺で終了でごわす

では、また次回まで

賢者の皆さま、良い週末をお過ごし下さいな!



PS:一部見苦しい部分(写真)がありましたことを深くお詫び申し上げます。 じゃんじゃん!


posted by 秀さん at 09:48| ハノイ 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

事実は小説よりも奇なり編

少しばかり長く人生を経験していると思いもよらぬ出来事を経験してしまいます。
小説よりも奇想天外な結末に驚くと同時に人間様の業の深さに驚嘆しております。

秀さんも一般的な方の人生に比べれば波乱万丈な人生だと言われるかもしれませんが・・・
ここベトナムでは日本よりも あっと! 驚く為五郎が何度も訪れるような経験をするから面白いというか
びっくり ポン でごわす。

お前さんはいったい全体何に話をしているの? と読者の方は思われるかも知れませんが・・・

人間は・・・悲しいのぅ と思われる経験を本日したせいですわ。

こつこつと真面目に生きなければと 決意を新たに明日からも頑張りますぅ〜

ってことで本日の訳ワカメなブログは終了どす!

皆さま、明日も良い1日でありますように!





posted by 秀さん at 23:37| ハノイ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

熊本地震に関して編

まずは亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
被災された方々には一刻も早い復旧とご傷心に深くお見舞い申し上げます。

電話をしたところ幸い北九州の家も佐賀鳥栖市に住む義母も健在なようでなによりです。

陰謀論?好きな秀さん的には・・・・

連中またやりやがったな! こ奴らは必ず地獄の業火に焼かれるだろうと思っておりますが
元々が地獄から来たような連中ですので救いがありませんわ。

2機のマレーシア航空機の失踪以降色々なことが起きています。
この世は我々が考える以上に複雑怪奇、事実は小説よりも奇なりですわ。
連中もそれだけ追いつめられているということなのでしょう。

まぁ、本日は深くは語りません。

真に自国を愛する日本人の覚醒に期待するだけです。

以上



posted by 秀さん at 00:20| ハノイ 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月11日

冗談スギーはダメででしたマスターズ編

1位独走中のジョーダン・スピースがショートホールでまさかの7打・・・
いきなり首位転落には驚きましたよ。
まるでショーダン きつ スピース といつもの笑えないダジャレ・・・スマソ!

最終結果、優勝はイギリスのダニー・ウィレット 28才の手に渡りました。
松山君も今ひとつ波にのれず優勝争いには絡みませんでしたわ。
愚息はローリー・マキロイのスイングのファンですが彼も今年は今一つでしたわ。
という訳で2016年マスターズも終わりました。

ゴルフ歴二十数年の秀さんですが、腕の方はさっぱり上がらず未だに100どころか110オーバーもある
下手くそゴルファーですが生意気にも世界のトッププロのスイングやパットの良し悪しを解説していたら
愚息から・・・はぁ〜? あんたが言うか! ってな顔をされましたわ。

まぁ、そりゃ仕方がないですわ。
だってベトナムに来てから100を切ったのは数回しかありません。
日本にいる時は結構まめに練習をしていましたので90代もそこそこありました。
今では夢幻かと思う87という秀さんにとっては奇跡的なスコアもありましたが
全く練習しない運動しない現在の秀さんですので今では110前後がデフォルトスコアです。

ゴルフをされない方にとっては
ええ年こいた大人が一心不乱に小さなボールを打って遊んで楽しいのか? と思われるかもしれませんが
これが楽しいから(但し・・・一緒にラウンドする方は楽しくないかもね?)下手でも長年続けているのであります。また、気分転換にはもって来いのスポーツですもん。

観光でベトナムにいらしてゴルフをされたい方がございましたら
週末は避けウイークディ(特に月曜日)にゴルフをされれば安く済みます。
ちなみにタクシーで行ける距離のゴルフ場の最近のプロモーション料金を掲載しておきますね。

中心地から30〜40分程度
ベトナムカントリー (月)5,500円程度 (金)6,000円程度 他のウイークディ7,000円程度
タンソンニャットゴルフ ウイークディ 8,000円程度 土日10,000円程度
中心地から40〜50分程度
ソンベコルフ    (月)5,500円程度 他のウイークディ 7,500円程度
中心地から50〜1時間程度
ロンタンゴルフ   (月)5,000円程度 他のウイークディ 7,600円程度
中心地から1時間〜1時間10分程度
ツインダブズゴルフ (月)4,800円程度 他のウイークディ 7,000円程度

また、ホテルからタクシーを手配して相乗りすればゴルフ代行業者に頼むよりは100ドル程度安くラウンド出来ます。
予約の電話番号はネットでググれば分かります。
もし予約の仕方がわからない場合は秀さんまでご一報下さいな。
無料で予約手配をいたしますよ。

ということでは終了です。


posted by 秀さん at 08:58| ハノイ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ホーチミンでゴルフ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月10日

第81回ホーチミン品友会終了のご報告編

11名のご参加を頂き、無事終了いたしました。
ご参加頂いたメンバーさんどうもありがとうございました。

今回は2次会へは行かず品友会終了後真っ直ぐ帰宅しました。
ゴルフのマスターズを見るつもりで早く就寝し朝早く起きてマスターズ最終戦を見ておりました。
結局、ジョーダン・スピースの優勝となりましたが松山君も後半ロングホール2オンするが3パットのパーあたりから流れが変わったようでボギーが増えもう少し頑張っていれば優勝の可能性は十分にあったのですが・・・残念です。

まぁ、見ているとめちゃグリーンが難しそうで下手な秀さんですと5パットくらい打つのではないかと思いましたぞぃ。


と昨日は・・・・アルツ進行中の頭で書いてしまいましてね。
18日ホール終わった段階で直ぐにTV切ってしまったのですわ。
本日もう一日決勝ラウンドが残っておりますよ! とコメント頂き気づいたアホです。
18ホール終了後ジョーダン・スピースが無表情だった意味がやっとわかり申した。
こ奴、優勝しても笑顔ひとつもないんかい! と・・・思っておりました。
ったく時間の感覚もボケて来ている秀さんどす!

こうなりゃ、是非松山君に優勝してもらいたいですね!



マスターズの影響かどうか分かりませんが明日は愚息に、よっしゃ! ゴルフ行くかぁ〜 と声かけてしまいましたわ。
会社のスタッフの皆さん・・・・ゴメンなさいです。へい

週末は混んでいることや愚息もレッスンが多く、またメンバーでもないので当然のビジター料金、要は高くて週末プレイはほとんど不可能な貧乏親子ですのでウイークディにゴルフに行くのがデフォとなっております。
秀さんの場合、スコアの方は良くて100前後、ヘタすると110オーバーも再々のこと、一緒に回る愚息も待ちくたびれてミスショット・・・ってなこともあるので親父としては申し訳ないと思っておりますぞぃ。

以前は愚息の嫁も加わって良く3人でラウンドしていたのですが、現在では孫のマー君がいますので当分は家族全員でゴルフするのはお預けですわ。

将来、孫も入れて親子3代ででラウンド出来るようになる日も来るかなぁ?
今までの暴飲暴食のせいであまり長生きできそうもない秀さんですがその日を夢見て今からでも健康的な生活を心がけよう! 

と・・・言うだけで実行が伴わないアホです。

すっかり話が脱線してしまいましたが

へい、品友会終了のご報告ということで、本日はこれにて

また、次回宜しくです。

有難うございました。












posted by 秀さん at 09:22| ハノイ 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ホーチミン貧乏友の会編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月08日

パナマペーパーかバナナパフェかは知らないが編

タックス・ヘイブンのパナマでリークされたパナマペーパー事件の話題で世界中が大騒ぎしていますねぇ。
やれ脱税じゃ資産隠しじゃと・・・
まぁ、お金持ちはケチだからお金が貯まる
お金は貯まっても本来がケチですのでまともに税金なんか払うわっきゃないですね。
秀さんのような貧乏人は金も無いくせにええ格好して無益なことにお金を使うので更に貧乏になるという悪循環に陥っております。
ま、お金の使い方は人それぞれですわ。 はい

さて、このパナマペーパーで世界中の金持ち達の膨大な裏金データがリークされましたが・・・
あれ? と思うのはアメリカさんの金持ちは無名なやつばかり、ロックフェラー系やモルガン系の会社や個人がいないのには笑ってしまいますわ。
どう考えてもこれはアメリカさんが仕掛けたことでしょうよ

日本の大企業も今では75%が外資に株式の過半数以上を握られいる会社ばかりで実質的には日本の会社ではありません。
帰属する国がない企業とでもいうのでしょうか・・・
要は自分の国へ税金を納めるという愛国心の一欠片もない連中ばかり・・・
今回のパナマペーパーでリークされたのはパナマで4番目の規模のところで・・・日本だけで約50兆円
それじゃケイマンやバージン諸島など全てのタックスヘイブンの入れると一体全体いくらになるのか考えただけでも天文学的な数字でしょうよ

個人も企業も欲には際限がないというか物欲に精神を乗っ取られた生き物の浅ましさに秀さん逆に同情心がわいて来そうです

マネーロンダリングやタックスヘイブンの資産隠しに対して日本やEUを含め世界100ヶ国以上が共同捜査をする条約を締結しておりますが、パナマ政府は当然参加しておりません。
面白ことにアメリカさんも条約加盟を頑なに拒否している国なのですわ。
それどころか、ネバダ州リノ市を同じようなタックスヘイブンの地に変えてしまいやした。

アイスランドの首相が今回の件で辞任に追い込まれましたが・・・
これは世界金融勢力が裏でコントロールしている中央銀行制度を破棄した国の首相です
また、プーチンさんや中国の習さんの名前も出いていますが
はっきり申し上げてこれはアメリカ発のスキャンダル情報戦争ですわ。

まぁ、こんなどうでもいいことに気を煩わされること無しに我々凡夫は凡夫なりに物欲の塊にならないように与えられた命を洗濯して日々の何気ない生活を楽しみましょうよ へい。

2歳になる孫のマー君も来週から週2回のお試し幼稚園生活が始まります。

家の中では日本語ですが同じマンションの1階下の10階の部屋を義娘の姉が購入し兄弟姉妹4人で住んでおり義娘はしょっちゅう下の階にマー君を遊びに連れて行っているので多勢に無勢でベトナム語の語彙の方が多くなった次第ですわ。
これはやばい! と思い現在のベトナム語60%日本語40%の比率を逆転させるするために1年早いですが週に2日間だけですが2歳から日本の幼稚園に通園させるように秀さんが提案したのですわ。

これって爺バカですね! へい

IMG_0975.JPG

面白いもので日々観察していると、2歳なのに目、鼻、耳、ミルク。遊びに行くなどなどの名詞や動詞をベトナム語と日本語の2ヶ国語で認識しているのであります。
まだオシメしている乳児のくせにバイリンガルか! と思うのですが・・・
幼い子供の言語機能の発達には驚いてしまいますわ。
何年経ってもベトナム語が上達しないアホの秀さんとは大違いですわ。

堅い話から最後はまた孫の話かとお思いでしょうが・・・
どうかお許しを!

では、本日はこの辺で


posted by 秀さん at 06:08| ハノイ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナムで政治・経済雑感編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

第81回ホーチミン品友会開催のご案内

日本は花見のシーズン真っ盛りですがベトナムは暑気払いで行きましょうかねぇ。
日本では新入生・新人社会人の門出の時期ですが・・・
はぁ。ホーチミン品友会は相変わらずおっさん達の集まりで若い人なんぞ久しく見ておりません。
そこで!
はい、若い世代の方々よ 奮ってのご参加をおまちしておりますぞぃ!

へい、いつものように月1回の在越日本人を中心とした食事会
下記のとおりでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

第81回ホーチミン品友会開催のご案内

日時 2016年4月9日(土) 午後7時〜

場所 和食 花水木 15A5Le Tan Ton Dist.1(スカイガーデンの前)

予算 35万ドン前後を予定

4月8日(金)までにご参加の可否をブログ下にあるコメント欄にお書き下さるようお願いいたします。

初参加の方も大歓迎です。

宜しくお願い致します。


posted by 秀さん at 00:00| ハノイ 🌁| Comment(5) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

田中 宇さんのトランプに関しての転載記事編

日本は桜が満開とのニュースを聞きながら趣味である世界政治経済情報をネットで探して読んでいる秀さんですわ。

早いものでもう4月ですねぇ

難しいことを考えても毎日が夏のような熱帯のベトナムという国に住んでいる秀さんですので
頭の中は暑さで半分腐敗しております。
しかし、小難しいことを考えずにのんびり適当に行きましょう! なんてことを言っているから現在の日本は政治も経済も庶民の暮らしも低下して来ているのですがね。
また将来も国が年金基金を株の丁半ばくちですってしまうような状況ですので決して明るいとは言えないですわ。
今の若い世代が将来年寄りになった時には年金なんてあるかどうか分かりませんぞ。
ですから将来不安を感じて皆が節約モードになり消費なんて増えやしませんって!
給料上がらないのに消費税増税、国民が積み立てた年金を国が丁半ばくちする異常さ・・・
副作用の心配が世界中で懸念されていたのに国が音頭とって接種させた子宮頸がんワクチン問題等など

日本大丈夫か? といつも心配している秀さんですわ。

まぁ、アホが心配してもどうなるものでもなし
頭の良い田中 宇さんの記事でも読んで世界情勢の勉強の足しにでもされて下さいね。

以下転載開始です・・・・

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2016年4月2日 http://tanakanews.com/
ーーーーーーーーーーーーーーー
★世界と日本を変えるトランプ
ーーーーーーーーーーーーーーー

 3月26日、米国のニューヨークタイムスが、共和党の大統領候補ドナルド・
トランプのインタビュー記事を掲載した。その中でトランプは、日本や韓国
に駐留する米軍について「米国は(財政力などの点で)弱体化が進んでおり、
日韓政府が駐留米軍の居住費や食費などの費用負担を大幅に増やさない限り、
駐留をやめて出ていかざるを得なくなる」「日韓が(負担増を認めず米軍を撤
退させる道を選ぶなら)日韓が米国の核の傘の下から出て、自前の核兵器を持
つことを認めてもよい」「日米安保条約は、米国が日本を守る義務があるのに、
日本が米国を守る義務がない片務性があり、不公平なので、再交渉して改定
したい」という趣旨の発言をした。日本も韓国も国家戦略の基本が対米従属で、
その象徴が駐留米軍だ。有力候補であるトランプの発言は、日韓両国の国家
戦略を根幹からくつがえす内容だ。日韓政府は表向き平静を装っているが、
トランプに対して危機感を持っている。

http://www.nytimes.com/2016/03/27/us/politics/donald-trump-foreign-policy.html
In Donald Trump's Worldview, America Comes First, and Everybody Else Pays

http://www.newsmax.com/Newsfront/Trump-Japan-Korea-nuclear-weapons/2016/03/28/id/721115/
Trump Suggests Pulling Troops From Japan, Korea: Let Them Build Nukes

 日韓両国とも最大の希望は、米軍の恒久駐留と永遠の対米従属であり、対米
自立を意味する核武装など望んでいない。韓国の場合、北朝鮮が核兵器を廃棄
し、見返りに米朝と南北が和解し、朝鮮戦争を60年ぶりに終結させて在韓米
軍が撤退する6カ国協議の長期的なシナリオがある。米国は、6カ国協議の主
導役を03年の開始以来、一貫して中国に押し付けており、いずれシナリオが
成就するとき、韓国と北朝鮮は両方とも中国の影響圏に入る。これまで韓国を
傘下に入れてきた米国が韓国に核武装を許しても、韓国の新たな(日韓併合以
来約百年ぶりに戻ってくる)宗主国である中国は、韓国に核武装を許さない。
だから韓国は核武装できない。

http://tanakanews.com/160306korea.php
◆北朝鮮の政権維持と核廃棄

 日本の方は、戦後一貫して、対米従属以外の国家戦略が何もない。被爆国と
して、核兵器保有に対する国内の反対も強い。左翼は戦争反対=核反対で、右
翼は対米従属希望=核反対だ。少数の反米右翼以外、日本の核武装を望んでい
ない。日本人の多くが勘違いしているが、対米従属と核武装は両立できない。
日本が核武装したら、米国は出て行く。対米従属を続けられる限り、日本は核
武装しない。逆に、在日米軍が完全に撤退し、日米安保条約が空文化もしくは
米国に(事実上)破棄され、対米従属できなくなると、日本は核武装する可能
性が高い。

http://tanakanews.com/150510japan.htm
多極化への捨て駒にされる日本

http://tanakanews.com/13012japan.php
日本経済を自滅にみちびく対米従属

http://tanakanews.com/130515japan.htm
日本の核武装と世界の多極化

 トランプは「核武装容認」より先に「駐留米軍の居住費や食費などの費用負
担を大幅に増やせ」つまり日本政府に「思いやり予算」の大幅増額を要求して
いる。米国は冷戦終結の前後から、日本に思いやり予算を増額させ続けている。
米国は韓国にも、駐留米軍の住宅を大増設させてきた。トランプは日韓につい
て「自国の防衛にかかる負担を米国に背負わせる一方、同盟国であることを
良いことに非関税で工業製品を米国にどんどん輸出して大儲けしてきたタダ乗
りの国」と前から批判してきた。それだけを見ると「要するにトランプも、こ
れまでの米政府と同様のたかり屋だ」「核兵器うんぬんは大騒ぎのための飾り
だ」という話になる。トランプは日本にとって新たな「脅威」にならないと楽
観できないこともない。

http://tanakanews.com/091115okinawa.htm
日本の官僚支配と沖縄米軍

http://tanakanews.com/120222japan.htm
日本の権力構造と在日米軍

 だが、同じNYタイムスの記事に出た、日韓以外の世界に対するトランプの
戦略表明を見ると、これまでの米政府とかなり違うことが見えてくる。最も重
要な点は「NATO廃止」を主張していることだ。彼は「ロシアはソ連よりず
っと規模が小さい(大した脅威でない)のに、冷戦後、米国は時代遅れの
NATOを拡大し続け、巨額の予算を投入してきた」「ウクライナは米国から
遠い(欧州に解決させるべき)問題なのに、ロシア敵視のNATOに拘泥する
米国はウクライナに首を突っ込んでいる。馬鹿だ」「NATOを再編し(ロシ
アも入れた)テロ対策の国際組織に変えるべきだ」という趣旨を述べている。

http://tanakanews.com/140404NATO.php
NATO延命策としてのウクライナ危機

 トランプはサウジアラビアに対しても、日韓についてと同様のタダ乗り批判
を展開し「サウジなどアラブの同盟諸国が、ISISと戦う地上軍を派兵する
か、ISISと戦う米軍の費用を負担しない限り、彼らから石油を買うのをや
める」と言っている。もともとISISを育てたのは米軍(軍産複合体)だが、
サウジは軍産のやらせ的なテロ戦争に便乗することで米国との同盟関係を維持
してきた。韓国が、北朝鮮を挑発して敵対構造を恒久化する軍産の策略に便乗
して米韓同盟を強化し、日本が、南シナ海問題で中国を挑発する軍産の策略に
便乗して日米同盟を強化してきたのと同じだ。軍産によるロシア敵視を使った
欧州支配の道具であるNATOの廃止と合わせ、トランプの戦略は、軍産複合
体を無力化し潰そうとする策になっている。

http://original.antiwar.com/justin/2016/03/29/the-trump-challenge/
The Trump Challenge by Justin Raimondo

http://tanakanews.com/160206saudi.htm
サウジアラビア王家の内紛

 トランプは、米国の内政問題として軍産複合体を叩くのでなく(ケネディ以
来、何人もの米大統領がそれをやって失敗している)軍産にぶらさがる同盟諸
国に厳しい条件を突きつけ、同盟諸国と軍産との関係を切るやり方で、軍産を
無力化していこうとしている(彼は、米政界を牛耳るイスラエルに対してだけ
は、軍産側からの反撃を減らすため、できるだけ明確な発言を避けている)。
日本では、外務省筋が「日本に関するトランプの発言は人気取りの思いつきだ」
といった「解説」を流布しているが、これは(意図的に)間違っている(日本
外務省が本気でそう考えているなら間抜けだ。この解説は目くらましで、外務
省は対米従属を維持できなくなりそうなので困っているはずだ)。トランプは、
大統領になって軍産による国際政治と米国政治に対する支配を壊す戦略を表明
しているのであって、日本に対する要求はその一環だ。2月にトランプの政策
顧問の一人(Sam Clovis)が説明した戦略案と、今回のNYタイムスでの
トランプの発言は一致しており、政策にぶれがない。

http://tanakanews.com/160301trump.htm
ニクソン、レーガン、そしてトランプ

http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-03-29/trump-policies-perplex-top-u-s-allies-in-asia-amid-china-s-rise
Trump Policies Perplex U.S. Allies in Asia Amid China's Rise

 トランプは、米国の金融がひどいバブル状態になっていると知っており、い
ずれ巨大なバブルが崩壊し、米国の覇権が弱体化していくと言っている。マス
コミのトランプ中傷報道にしか接していない人々は、これをトランプの誇張話
と受け取るかもしれないが、私の記事をずっと読んできた人は、トランプのバ
ブル崩壊予測が正しいことがわかるはずだ。トランプは米国の弱体化を見据え
て、米国は世界中に軍事展開し続けることができなくなるとか、日韓がもっと
金を出さないと米軍が駐留し続けられなくなると言っている。彼は「孤立主義」
と呼ばれることを拒否して「米国第一主義」を自称し、米国の余力が減る中で、
世界中に軍事駐留し続けることは米国の利益にならないと言って、日韓や中東
や欧州からの撤退を呼びかけている。

http://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2016/03/21/donald-trump-reveals-foreign-policy-team-in-meeting-with-the-washington-post/
Trump questions need for NATO, outlines noninterventionist foreign policy

http://tanakanews.com/160212bank.php
◆万策尽き始めた中央銀行

 クリントンやクルズといった他の大統領候補たちは、軍産や(その一部であ
る)イスラエル系からの献金で選挙戦を回しているため、軍産が好む政策しか
打ち出さない。トランプは自分で貯めた巨額資金を使い、ほかから借りずに選
挙をやれるので、軍産などに媚びる必要がない。軍産に絡め取られているのは
政治家だけでなく、外交官やマスコミ、国際政治学界などの「外交専門家」の
多くも同様だ。マスコミや学界で誰に知名度や権威を与えるかは、軍産のネッ
トワークが決める。だから軍産と対峙するトランプの政策顧問は、クリントン
やクルズの顧問団に比べ、無名で権威のない人が多くなる。トランプの顧問団
は無名(=無能)な人ばかりなのでろくな政策を打ち出せないと報じられてい
るが、こうした報道(軍産系プロパガンダ)は、本質を(わざと)見ていない。

http://news.antiwar.com/2016/03/21/trumps-mixed-foreign-policy-agenda/
Trump's Mixed Foreign Policy Agenda

(軍産やイスラエル系から資金援助されている候補たちは、出資者を満足させ
るため、中東政策や対露政策などの軍事面の世界戦略を、好戦的に、確定的な
公約として何度も表明しなければならない。だが米国民は911以来の無茶苦茶
な戦争の末に、政府の好戦策にうんざりしている。トランプはそこを突き、自
己資金で立候補し、米国民が好む政策を言って人気を獲得し、軍産を潰すよう
な政策を静かに採用しつつ、イスラエルに言質を取らせない曖昧な態度をとっ
ている)

http://www.theblaze.com/stories/2016/03/21/trump-names-israel-among-countries-that-will-reimburse-u-s-when-hes-president/
Trump Names Israel Among Countries That Will Reimburse U.S. When He's President

 米国が覇権衰退すると、世界の覇権構造は多極化していくが、そこで重要に
なるのが中国とロシアだ。トランプは、プーチン大統領を以前から評価してお
り、NATO廃止論と合わせて考えると、彼が大統領になったら、ロシアを敵
視してきた軍産の策をやめて、対露協調、もしくはロシアによる自由な国際戦
略の展開を可能にしてやる米国勢の撤退や同盟国外し(サウジを露イランの側
に押しやることなど)をやりそうだと予測できる。

http://tanakanews.com/160310oil.php
◆ロシアとOPECの結託

 対露政策がわかりやすいのと対照的に、トランプは、中国に対する政策を意
図的に曖昧にしている。彼自身「戦略を敵に悟られないようにするのが良い戦
略(孫子の兵法)だ」と言っている。この場合の「敵」は中国であると思われ
がちだが、実は逆で、軍産が敵かもしれない。トランプは、中国が南シナ海で
の軍事拡大を続けるなら、中国の対米輸出品に高い関税をかけて制裁すると言
っている。しかし、高関税策は必ず中国からの報復や、国際機関への提訴を招
き、現実的でない。中国政府は南シナ海を自国の領海であると言い続けており、
米国に制裁されても軍事化を止めない。

http://tanakanews.com/140108USchina.php
中国を隠然と支援する米国

http://tanakanews.com/120718easia.htm
中国の台頭を誘発する包囲網

 AIIB(アジアインフラ投資銀行)に象徴されるように、中国は経済面に
限定して世界的な影響力(覇権)を強めている。軍事力では米国が中国より断
然強いが、金融技能以外の経済の影響力(経済覇権)の分野では、中国が米国
より強くなりつつある(米国の金融技能はQEで崩壊しかけている)。中国に
対し、経済面に集中して強硬策をとるトランプの策は(意図的に)有効でない。

http://tanakanews.com/100223china.htm
経済覇権としての中国

http://tanakanews.com/150322china.htm
日本から中国に交代するアジアの盟主

 トランプは就任当初、中国を敵視してみせるかもしれないが、経済面の中国
敵視が有効でないと露呈したあと「現実策」と称する協調策に急転換する可能
性がある。トランプが米国の覇権衰退と世界からの撤退傾向を見据えている以
上、彼は覇権の多極化を容認しているはずで、中国とは敵対でなく協調したい
はずだ。在韓米軍を撤退したいなら、6カ国協議の主導役である中国の協力が
不可欠なので、その意味でもトランプは対中協調に動く必要がある。

http://tanakanews.com/160306korea.php
◆北朝鮮の政権維持と核廃棄

 トランプが、対ロシア政策が明確なのに中国に対してあいまいなのは、ロシ
アに対する政策をすでにオバマ政権がシリアなどでかなり進めており、メドが
ついている一方、中国や日韓に対してオバマは手つかずのままなのでトランプ
がやる必要があるからと考えられる。オバマとトランプの世界戦略はよく似て
いる。以前に考察したアトランティック誌のオバマに関する記事「オバマ・ド
クトリン」と、今回のトランプのNYタイムスのインタビュー記事を読み比べ
ると、それがわかる。両者とも、米国が軍事で国際問題を解決するのはもう無
理だと考え、米国に軍事的解決を求めてすり寄ってくるサウジなど同盟諸国に
うんざりし、好戦策ばかり主張する外交専門家(=軍産の要員たち)を嫌って
いる反面、プーチンのロシアを高く評価している。

http://tanakanews.com/160323obama.htm
軍産複合体と闘うオバマ

 オバマは「オバマ・ドクトリン」の中で、国務長官だったクリントンの好戦
策を何度も批判している。クリントンのせいでリビアが無茶苦茶になったと言
っている。次期大統領選でオバマは、表向き自分の党のクリントンを支持して
いるが、これを読むと、オバマは本心でクリントンを軽蔑しており、後継者と
して真に期待しているのはトランプでないかと思えてくる。オバマは、世界的
な米覇権の退却と多極化の流れのうち、中東とロシアの部分だけぐんぐん進め
た。世界の残りの、欧州とロシアのNATOの部分、それから中国と日韓朝な
どアジアの部分、それから多極化後を見据えた西半球(南北米州)の再協調な
どについては、トランプが次期大統領になって継承して進めると考えると、ス
ムーズなシナリオとして読み解ける。(西半球についてオバマは今回キューバ
を訪問し、転換の端緒だけ作った)

http://www.theatlantic.com/magazine/archive/2016/04/the-obama-doctrine/471525/
The Obama Doctrine

http://blogs.reuters.com/great-debate/2016/03/28/trump-wants-to-leave-u-s-allies-in-the-lurch/
Trump wants to leave U.S. allies in the lurch

 オバマとトランプは、個人的に親しいわけでない。政党も違う。それなのに
オバマとトランプの政策が一致し、連続できるのは「背後にいる勢力」が同じ
だからだろう。そうした背後の勢力を象徴するのは、米国の外交政策立案の奥
の院で、戦時中から多極化を(往々にして軍産に隠れて)推進してきたロック
フェラー系のCFR(外交問題評議会)だ。オバマは、上院議員になる前から
CFRに評価(政治家として育成)されていた(CFRは共和党系でオバマは
民主党だが、それは重要でないようだ)。かつてキッシンジャーの多極化戦略
もCFRで考案された。

http://tanakanews.com/160301trump.htm
ニクソン、レーガン、そしてトランプ

 オバマやキッシンジャーとトランプの政策の類似性から考えて、トランプの
政策もCFR仕込みだろう。CFRの会長であるリチャード・ハースはトラン
プの顧問団の一人だ。トランプは、報じられているような米政界内の一匹狼で
なく、CFRという強力な後ろ盾があることになる。CFR内からトランプ非
難も出ているが目くらましだろう。CFRと草の根の民意という、上と下から
支持を得ているトランプは、軍産が押すクルズやクリントンより優勢だと考え
られる。トランプの勝算は十分大きい。

http://original.antiwar.com/Dan_Sanchez/2016/03/07/trump-will-make-his-peace-with-the-war-party/
Trump Will Make His Peace with the War Party

 NYタイムスのトランプのインタビュー記事を書いたのはワシントン支局長
のデビッド・サンジャーだが、彼はイラク戦争の時に大量破壊兵器保有のウソ
を書きまくり、その後はイラン核武装の歪曲報道もさんざんやり、米国を今の
覇権衰退に導いたネオコン系の一人だ。私は以前から、CFRのメンバーも多
いネオコンたちが、意図的に米国を失敗させて覇権衰退に導き、多極化を実現
した「隠れ多極主義者」の一員だち考えてきたが、そのネオコンのサンジャー
記者が、多極化を推進するトランプのインタビュー記事を書くのは興味深い。

http://www.sourcewatch.org/index.php/Talk:David_E._Sanger
Talk: David E. Sanger - SourceWatch

 ネオコンはトランプを仇敵とみなし、クリントンやクルズを必死に応援して
いるが、これもお得意の「過激に応援し、応援した相手を失敗させる」策でな
いか。今や草の根勢力から、米国の覇権を衰退させた好戦的な悪者とみなされ
ることが多いネオコンからの応援を受けるほど、クリントンやクルズの草の根
からのイメージが悪化する。それを十分わかっていてネオコンはクリントンら
を支援しているのだろう。

http://rinf.com/alt-news/breaking-news/hillary-clintons-neo-conservative-foreign-policy/
Hillary Clinton's Neo-Conservative Foreign Policy

http://original.antiwar.com/Branko_Marcetic/2016/03/25/neocon-war-hawks-want-hillary-clinton-over-donald-trump-no-surprise-theyve-always-backed-her/
Neocon War Hawks Want Hillary Clinton Over Donald Trump. No Surprise - They've Always Backed Her

 7月の共和党大会で、トランプが過半数の支持を得られない場合、共和党本
部の采配でトランプでなくクルズが共和党の候補に指名されるとか、その場合
トランプが共和党を離脱して第3政党を作り、同じくクリントンを擁立した民
主党から離脱して第4政党を結成するサンダースと合わせ、11月の大統領選
挙は4候補の戦いになり、米国の2大政党制が崩壊するといった予測も出てい
る。しかし、CFRがトランプをこっそり支援しているなら、7月の共和党大
会より前に、トランプが一部譲歩(ネオコンを新政権に入れるとか)して党内
で調整がはかられ、候補者がトランプに一本化される展開もありうる。
1980年の選挙で共和党がレーガンに一本化した時はそうだった(この時に
ネオコンは民主党から共和党に鞍替えした)。

http://www.politico.com/story/2016/03/insiders-to-trump-no-majority-no-nomination-221219
Insiders to Trump: No majority, no nomination

http://www.nationalreview.com/article/433102/donald-trump-republican-party-trumpism-will-end-tears
It's the End of the Line for GOP as We Know It

http://www.reuters.com/article/us-usa-election-idUSKCN0WG0YL
Trump warns of riots, pulls plug on Republican presidential debate

http://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2016/03/21/donald-trump-reveals-foreign-policy-team-in-meeting-with-the-washington-post/
Trump questions need for NATO, outlines noninterventionist foreign policy

 日本のことについて詳しく書かないうちに、長々と書いてしまった。全世界
を俯瞰したうえで日本について見ると、日本をめぐる事態が国内で語られてい
るのとかなり違うことに気づける。トランプが大統領になったら、日本に思い
やり予算の大幅増額を求めるだろう。日本は財政難なので、要求の一部しか応
えられない。可能性としてあるのが、日本が予算を出した分だけの米軍が駐留
し、残りは日本から撤退するシナリオだ。普天間の海兵隊が辺野古に移らず、
米本土とハワイとグアムに分散撤退し、辺野古の基地建設はこのまま止まり、
嘉手納の空軍や横須賀の海軍は残るが、普天間は返還されて海兵隊が去るとい
った展開がありうる。この展開なら、沖縄県民もとりあえず満足できる。

http://tanakanews.com/110617okinawa.htm
日本が忘れた普天間問題に取り組む米議会

http://tanakanews.com/131204japan.php
従属のための自立

 米国外で海兵隊が恒久的に大規模駐留しているのは全世界で沖縄だけだが、
海兵隊は東アジアの防衛に向いていない。輸送機の能力が上がったので、海兵
隊の常駐は米本土だけで十分だ。海兵隊が沖縄にいるのは米国の世界戦略に基
づくのでなく、日本政府がいてくれと米国に金を出しつつ懇願してきたからと
いう、腐敗した理由による。軍事戦略的に見て、普天間の海兵隊は要らない。

http://tanakanews.com/091210okinawa.htm
官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転

http://tanakanews.com/110514okinawa.htm
再浮上した沖縄米軍グアム移転

 もう一つの展開は、日米安保条約に関するものだ。日本政府は、対米従属を
維持するため、米国は日本を守るが日本は米国を守らないという片務的な現行
条約を守りたい。だがトランプはそれを認めない。折衷案として、全世界を対
象とするのでなく、日本とその外側の海域に限って、米国と日本が対等に相互
防衛する態勢に移行することが考えられる。グアム以東は米国の海域なので、
グアム以西から中国の水域までの間、南北では日本からシンガポールまでの海
域が、日米の相互防衛の海域になりうる。グアムには「第2列島線」、中国の
領海・経済水域の東端には「第1列島線」が南北に通っている。2つの列島線
の間の海域が、日本と米国が対等なかたちで防衛する海域になる。

http://tanakanews.com/100623japan.php
米中は沖縄米軍グアム移転で話がついている?

 この2つの列島線はこれまで、米国と中国の戦略対話の中で出てきた。中国
は第1列島線の西側(黄海、東シナ海、台湾、南シナ海)を自国の領海・経済
水域・影響圏として確保・死守する姿勢を示す一方、米国は中国の求めにした
がって自国の影響圏の西端をいずれ第2列島線まで後退させる姿勢を見せてき
た。2つの列島線の間の海域は、米中いずれの影響圏でもなく、緩衝地帯とし
て、今ところ宙ぶらりんな状態だ。このまま中国の台頭が続くと、いずれ中国
が2本の列島線の間の海域も影響圏として取ってしまうだろう。トランプが、
日本に、この海域を中国でなく日本の影響圏として取らせ、この海域において
米国勢が攻撃された場合、日本の自衛隊が米国勢を守る義務を負うような追加
策を日米同盟に付加し、日米安保条約の片務性を解消しようとするシナリオが
考えられる。

http://tanakanews.com/160123japan.htm
見えてきた日本の新たな姿

 このシナリオは、すでに昨年、オーストラリア軍の新規発注する潜水艦群の
建造を日本勢が受注しようとする流れが始まったことで開始されている。2つ
の列島線の間の海域を、日本が豪州やフィリピンなど東南アジア諸国と組んで
管理していくシナリオが見え始めている。日本の政府やマスコミなど「外交専
門家」たち(=軍産。オバマやトランプの敵)が、このシナリオについて沈黙
しており、シナリオに名前がついていないので、しかたなく私は勝手にその新
体制を「日豪亜同盟」と呼んでいる。

http://tanakanews.com/151129submarine.php
日豪は太平洋の第3極になるか

 日本がこのシナリオに沿って動くと、日本を自立させ、世界を多極化してい
こうとする米国側をある程度満足させつつ、日本もしばらく対米従属を続けら
れるので好都合だ。国際法上は表向き、国家が領海・経済水域の外側に影響圏
を持ってはならないことになっている。だが現実は、最近まで世界中が米国の
影響圏だったわけだし、オバマは英仏独伊などEU諸国がリビアやシリアの内
戦に不十分にしか介入しなかったといって失望感を表明している。オバマつま
り米国は、地中海の反対側にある中東や北アフリカを、EUが責任を持つべき
影響圏とみなしている。中東や北アフリカがEUの影響圏であるなら、西太平
洋の2つの列島線の間の海域が日本の影響圏とみなされてもおかしくない。

以上転載終了・・・・


posted by 秀さん at 06:03| ハノイ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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