2008年06月13日

九州健児会編

先日1区の日本食レストランで九州出身者だけの集まりで飲み会がありました。

毎月1回開催しているとのことでした。知り合いの方に紹介されて初めて参加させて頂きました。
日頃ベトナム人と付き合う方が多い秀さんですが皆さんと九州弁で話す会話は懐かしさもあり楽しかったのであります。
様々な業種の方がおられ皆さん何かの縁があってベトナムに暮らしており異国で生活する大変さやまた楽しさを話している内にあっという間に時間がたってしまいました。

日頃自分の郷土を意識することはあまりないのですがこのような集まりに参加してみると、おらぁ やっぱ九州人たい と感じるのであります。
仕事柄全国各地に行きましたがやはり根っこと言うか自分が立脚しているベースは九州人としての血が流れていると思ってしまう。

秀さんのじい様は昔むかし山口県の萩市から国営の製鉄所ができるという話を聞きこれから発展する町に自分の可能性をかけて北九州に出て来たそうです。
当時の八幡は人口6千人の小さな漁村だったそうです。
じい様は、最初は煙突を作る仕事を始め後には職人を使って親方をやっていたそうであるがその後地元のばあ様と縁があり所帯をもち店を開いた。
米、酒、煙草、石油や練炭、野菜に各種食料品と何でも手広く扱っていたとのこと。
今で言えば大きめのコンビニみたいなものでしょうか。

店もだんだん大きくなり住み込みの使用人を大勢抱えるようになり商売は発展したのであるが一人娘の母と結婚した父が商売に全く興味がなくサラリーマン生活を選び子供も5人も作ってしまったので商売をやめたと母に聞きました。

今は亡きじい様は心根の優しい明治時代の人間で貧乏な人には金が無くても物を売ってあげていたそうである。
売ると言うより無料であげたと言った方が良いかも知れないですね。

自慢する訳ではりませんが、秀さんがガキの頃に知らないじい様やばあ様からよくあんたのじい様に助けてもらい感謝していると良く聞きました。

その血を引いているのかどうか分かりませんが・・・
べトナムの路上で夜遅くまでばあ様が卵売り(ホビロン)をしているのに同情して酔った勢いで大金を渡してしまったことがあります。
翌日財布が空になっている理由が分からず友人に聞いたところ昨夜ばあ様に私の制止も聞かず大金をあげたでしょうとの話に唖然!

自分の身の程も考えずにそんなアホな行動をしてしまう秀さんでありやす。

九州人は、良く考えれば分かることなのにその時の勢いで突っ走ってしまい格好つけてそんなアホなことをやる人間が多いのかも知れん。

まぁ、秀さんだけなのかもしれないが・・・。
翌日から安い屋台飯屋で数週間飯を食う羽目になってしまいました。

じい様が若い時に生まれた故郷を出て行き苦労の末に自分の安住の地を定めたようにもう若くはないが
秀さんもそのこころ粋にあやかりベトナムの地で小さくても何らかの形を残したいと思っている。

今や世界はますますボーダレスになってきており活躍するフィールドは昔と比べると格段に広くなっている。
狭い日本にとらわれることなく日本の若い人達もどしどし世界に羽ばたいて活躍して欲しいと勝手なことを思っている。

九州人の飲み会で日本て何と!素晴らしい国だ と異国の地に住んで初めて分かったという意見が多かったですね。

お世話されている幹事の方に感謝申し上げて本日の話は終了です。
posted by 秀さん at 08:28| ハノイ ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
が、頑張れー☆超頑張れー☆

全力で物陰から応援しています。

また、コメント書き込みにきま〜す♪♪
Posted by ★ことみ★ at 2008年06月13日 12:18
不動産熱ということで、ホーチミンの物件を一部見ましたがたしかにそうです。邦人の仲介業者も絡んでいるみたいです。日本でもそうでしたが、そもそも住宅を生活設備と考えるか投資物件と見るかの違いです。スーパーで買物するようにオウチを買えとは言いませんが、購入回数が極端に少なく専門性の高い買物ですから売り手側の誘導にのってしまいます。消費者が賢くなれば徐々に解決するのですが、その為には善良な業界にならなければなりません。地価相場で儲けるのでなくコンサルタントと仲介手数料で稼ぐ業界になることを望みます。
尚、住宅購入される方へアドバイス。良い家とか気に入った家でなく、売り易い家を購入ください。
Posted by 競売不動産屋 at 2008年06月13日 17:10
ことみさん
初めましてどうぞよろしくです。
ぜ、全力で応援、ん〜・・・物陰ではなく白昼堂々と応援して下さいね!
コメントありがとうございます。

Posted by 秀 at 2008年06月14日 02:34
異国の地で九州健児会とは、素敵ですね。何人ぐらい集まられたのでしょう?
九州人の連帯感というか絆の強さって、ちょっと独特な感じがして良いですよね。
自分の出身県のみならず「九州」というキーワードで人と繋がれるし、その連帯感が濃い気がします。
私も九州から東京に出てきて実感しました。
Posted by YUKI at 2008年06月16日 00:55
YUKIさん

こんばんわ(^−^)
九州健児会は30名位集まったでしょうか?
実際のメンバーはもっといるようです。
YUKIさんは九州はどこですか?
宮崎県の人以外は全部いましたよ。
Posted by 秀 at 2008年06月16日 02:04
日本から遠く離れた地で、日本料理
でお酒を飲みながら聞く歌謡曲は、最高ですね。
日本料理屋の板前さん、元ベトナムの
駐在員で定年後調理師の勉強して、
日本とベトナムを行き来している方が
いらっしゃいました。
元気ですかね?
Posted by ひでさん at 2008年06月17日 19:39
ひでさん
こんばんわ。
日本料理の板前さんの数も多くてどの人だか分りませんねぇ。日本人名義で飲食店を出すのは相当に許可が難しいので名義はベトナム人、実質のオーナーは日本人ていうパターン
が多いですね。
でも、乗っ取りも多くて被害者も多数・・・。
中々難しいものです。
Posted by 秀 at 2008年06月18日 00:13
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