2008年06月25日

ゴルフセットで考えるベトナム編

ヒムラムというゴルフ練習場がある。
多分、ホーチミン市内では一番快適にゴルフの練習が出来る場所ではないだろうか?
7区のショートコースを併設した練習場と人気を二分している。

本日はゴルフの話ではなく、
そのゴルフ練習場で見かけたベトナム人親子の話である。

子供は17歳〜22歳位であろう。
2人の息子と親父さんの3人連れ。
丁度、秀さんが練習していた隣の席に陣取り練習を開始した。

秀さんはと言うと日本の友人と話の流れから
急にゴルフの練習に行くようになりゴルフバックも持たず
バイクの2人乗りでワイシャツ姿に革靴で練習場に乗り付けた。

・・・がアンタらみたいなバイクの2人乗りで練習に来るような連中は
建物の端の隅にある、

ほれ従業員用のバイク置場にそのバイクを止めてから来んかい 

と言われやしたので素直に止めて戻って来ました。
今度は、クラブも持ってないので 
どうか貸しクラブを貸して下さいと頭低く言わねばならぬ。
1本3万ドンか4万ドンか忘れたが
どこのメーカーか? 何年前に作られたか? 全く判らない得体の知れない
やけに重いクラブでした。
結局、2人で5番アイアンと7番アイアンの2本だけ借りた。

別段、真剣に練習したくて来た訳でもないのでそんなもんですわ。

その貧乏日本人2人の隣の席に陣取ったベトナム人親子。
持っているクラブは最新のテーラーメードにクリーブランドのフルセット。
少なくともセットで30万円以上はするでしょう。 その2人の息子を見つめる親父さん。こりゃ、この親子はタダものではない と秀さんは
今までの経験でピーんと直感が働いたのでありやす。

ほんじゃ、お手並み拝見。
立派なゴルフクラブをおもむろに出した息子2人。いざ、練習開始。

ボコッ、バキッ カツン あれ〜ぇ てな声が・・・・
何じゃい てっきりシングルレベルかと思ったらこの秀さんでも分かるほどの超初心者&我流の滅茶苦茶な打ち方に唖然。

あ、あんたらの腕やったらそんな高いゴルフクラブセットは10年早いわぃ 
秀さんにくれぇ〜  と心の中でつぶやく。

見るに見かねた親父さんが息子に代わりクラブを握ったので、

真打ち登場に注目する秀さんの熱い視線の安全地帯のタマキコウジでありやす。
(古過ぎでっか?済まんこっつ)

さてその親父さんのスイングは如何に?

おお〜 何と!
全然ボールが当たらない・・・のでありやす。

何じゃ?この親子連れは誰一人まともにクラブを振れないのに
高級クラブセットを抱えて練習?に来ているのである。
秀さんとは違い多分高級車で乗り付けて来たと思うのだが・・・
もう少しお金の使い方もあるだろうに・・・と思ってしまう。

先ずは、安い中古のクラブでも買って 
それなりの人に教えて貰うことから始めるのが順序と言うものでしょうがっ! と言いたい。

いきなり高級クラブセットにデタラメな自己流の打ち方。
誰かが ゴルフはこれからのトレンド、最高にオシャレじゃい 
とでも言ったのかどうか分からないがいきなり息子2人に高級クラブを買い与え、コーチに付く訳でもなくデタラメな練習方法・・・ベトナム人親父の気持ちが秀さんにはどうも理解出来ないでいる。

後日、その友人がハノイ出張から戻って来て話すには、
ハノイの練習場でも全く同じような光景を見ましたとの報告に・・・更に理解に苦しむ秀さんでありやす。

このクソ暑く高速道路も無いベトナムで
オープンカーやフェラーリを乗っている人達と同じよに理解出来ないでいる。

ベトナムの交通マナーの悪さは東南アジアでもぴか一ですが
その内ゴルフ場のマナーの悪さでもぴか一にならないように祈りたい。

金にあかして何でもするのは結構ですが・・・

せめてマナーやルールだけはしっかり勉強してほしいものです。

これはゴルフに限ったことではなく
ベトナムの全般について言えることかもしれませんね。

posted by 秀さん at 09:31| ハノイ | Comment(0) | TrackBack(0) | ホーチミンでゴルフ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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