2008年07月06日

革靴の話編

毎日暑いホーチミン暮らしに革靴は似合わないのだが
ベトナム人の様に仕事柄サンダルやスリッパという訳にもいかないので休みの日以外はいつも革靴を履いている。

若い時から革靴は結構好きな秀さんでありやす。
高いものではフェラガモなんてブランド品もホーチミンの民家の1階のゲタ箱に入っておりやす。何故にそんな靴が現役のままホーチミンに存在しているかというと
10年ほど前にシンガポールで買ったのであるが日本に帰って履くとどういう訳かサイズがかなり大きいのである。

買う時に試し履きはしたと思うのだが・・・不思議である。
幾らブランドモノといっても靴はサイズが合わないとどうしようもない。
それでも靴下を2足はいて使用した時もあるがそこまでして
無理に履くこともなかろうと思い放置プレイ状態が続いておりやす。

10万円近くした靴なので・・・捨てる訳にもいかず
人にやるのも何かもったいなくてホーチミンまで持って来た。
早くサイズの合う人にあげれば良かったと今頃になって思う愚か者の秀さんでありやす。

履くことのないブランド靴をそんな理由で持っている秀さんの心の方が儚い(はかない)わぃと 久しぶりにつまらんダジャレを言っております。

またいつもの癖でネットで意味を調べてみました。
儚い の意味・・・果かない、果敢ないと書く方が正しい使い方のようですが、下記のとおり。@ 束の間であっけないさま。むなしく消えていくさま。A 不確実であったり見込みがなかったりして、頼りにならないさま。B めどがつかない。見通しがはっきりしない。
C 甲斐がない。無駄である。
D 取り立てていうほどではない。取るに足りない。E 思慮分別が足りない。未熟である。また、愚かである。F 粗末である。みすぼらしい。

はぁ〜、何かまさしく秀さんの人間性そのものを表しているようで読んでいるうちに何とも複雑な気持ちになりやした。

さて、話を靴に戻しましょう。
今ではこんな高い靴は逆立ちしても買えない秀さんですが
ベトナムの革靴のレベルは値段の割にはまあまあの品質ですので賢者の皆様、ベトナムのいらした時には買ってみてはいかがでしょうか。

良く買うのは
VINA GIAY(=靴の意味)社のものが多い。
価格は1足3千円から高いものでも5千円まで。
もっと安いものは沢山ありますが、革が硬くて履きづらい。

ベトナムの革靴はやけにつま先の長いものが多い。
映画に出てくる悪魔が履いているような靴をよく見かける。
日本人とベトナム人の靴の格好良さの感覚の違いでしょうね。
女性の方で服装の色と靴の色が全くマッチしていない方をよく見かけますよ。
トータルコーディネートという感覚が判るにはベトナムではもう少し時間がかかると思いますね。

じゃあ、そう言うお前さんのセンスはどうかと問われれば
メタボ体型のおっさんが幾らおしゃれをしたところでサマにならず返す言葉がないのでありますが・・・。

若くスタイルの良い若者はどんな格好をしていてもサマになる。
今晩のように突き出たおなかをさすりながら
大盛りのカレーを頬張っているようではこれから先も絶世の美女からお声がかかることは未来永劫ありもうさん。

赤い靴履〜いてた 女の子 異人さんに連れらて行っちゃた〜♪の童謡を急に思い出した。

ついでに調べてみました。以下引用**********

童謡 赤い靴:野口雨情(
18821945)作詞、本居長世(18851945)作曲の大正11年に発表された有名な童謡です。
哀しい曲調とメルヘンのようでいて実は誘拐や人身売買を連想させる怪しい歌詞で、子供をびびらせます。

 赤い靴 履いてた  女の子    異人さんに 連れられて 行っちゃった 
 横浜の 波止場から 船に乗って 異人さんに 連れられて 行っちゃった
 今では 青い目に  なっちゃって 異人さんの お国に    いるんだろう

モデルとされているのは清水市生まれの岩崎きみさん。
3才の時に宣教師ヒェット夫妻の養子になり、夫妻の帰国に伴われて横浜の波止場から船にのって行くはずでしたが、結核にかかって施設に預けられ、9才で短い生涯を閉じました。
やむをえない事情できみちゃんを手放した未婚の母かよさんは、その後の様子を知らずに時が過ぎ、後に夫となった志郎さんが、当時北海道の小さな新聞社で同僚だった野口雨情にきみちゃんのことを話したのだそうです。

きみちゃんは六本木鳥居坂教会の共同墓地に眠っており、赤い靴の像は、清水の日本平、横浜山下公園、東京麻布十番、北海道の留寿都村の4ケ所にあります。*****

背景が判ると何とも悲しい話ですね。

ベトナムでは貧困のあまり外国人に赤ちゃんを売る話をよく聞きます。
このような悲しい話を聞くたびに胸が塞がってしまう秀さんでありやす。

赤ん坊の代わりにこの中年メタボの秀さんを絶世の美女の異人さんが連れて行ってくれないかしら・・・。

とアホなことを言って本日の引用だらけのブログは終了っと!

posted by 秀さん at 01:25| ハノイ ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀さんおはようございます。
毎回楽しい情報をありがとうございます。
革靴のことですが、前回ホーチンミンに行った時2足買いました。
1足は国営百貨店で買いました。1万円弱ぐらいですが皮が柔らかくて気に入っています。もう1足は市場で2000円ぐらいで買いましたから皮も硬く今一です。訪問するたびに1足づつ買いたいと思っています。
Posted by まつ at 2008年07月07日 09:24
まつさん こんばんわ。
1足1万円弱ですか!ベトナム製では相当高い靴ですね。国営百貨店(TAX)は値段は結構高めに付けていますよ。中心地を少し外れると大きな靴の専門店がありますのでそこで買われた方が安くて良いものがあると思います。
Posted by 秀 at 2008年07月08日 01:06
今度は靴の専門店にいきます
私もベトナムの靴は良いと思います
輸入してもいいかも
Posted by まつ at 2008年07月08日 07:25
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