ベトナムの株価が最近底を脱したかのように上昇を続けている。
不動産についてはまだ回復基調には程遠い状態。
というより今までが異常なのである。
銀行金利の上昇により新たな投資を行えるのは外資による大型案件だけでベトナムの一般の中小開発業者や個人は借入の難しさや現在抱える物件の支払金利に追われているところも多い。
建築資材の高騰により中断を余儀なくされるケースもある。
ベトナム政府は現在インフレ抑制に最大の努力を払っており最近になって少し落ち着いてきた感がある。
企業業績は前にもお話ししたようにそれ程悪い数字ではないので冷静になって判断する投資家が再び買い進めているのでしょう。
現在は買い越しが多く中々売買が成立しないと話に聞きます。
とにかくベトナム人の気質ははっきりし過ぎる位情緒的な動きをする。
行けると思うと誰もかれも楽観的になり、逆の場合は皆一気に悲観しすぎる傾向がある。
噂やデマに突き動かされる人も多く、良い意味でビビッドに反応する、悪い意味では冷静に判断することなく気分で突き進む。
まぁ、秀さんの場合は株や不動産といったものに全く興味がないので株が上がろうが下がろうか関係はないのですが悪くなるより良くなった方が良いですね。
本日、大家さんが役所の人と秀さんの借家に来るので鍵を開けて待っていて下さいとの連絡を受けた。
何をするのかと言うと家の権利書(ピンク色)を作るのだそうである。
土地の広さを測り各部屋の大きさも測っておりました。
ベトナムの不動産は賃借期限が50年のものや永久使用できるものとか物件により違うのである。
ベトナムでいわゆるピンクの権利書といわれるものは永久使用できる不動産らしい。
新聞の売り物件にはピンクの権利書の有る無しが書いています。
ピンクの権利書の無いものは価格も安いのは当然であります。
社会主義の国ですので不動産の入手方法が色々あり、秀さんの事務員さんのお父さんのように戦争の功労により国から無料で払い下げを受けた人なども多い。
考えてみれば北と南に分かれて同じ民族が戦って北側が勝利して社会主義国家が出来たのであるが、不動産に対する考え方では土地は全て国家のものであり国家の判断で期限を切って貸し与えたり下げ渡したりしていたのであるが、ドイモイ政策実施後経済が発展して外資もどんどん入って来ると不動産価値が急上昇して権利意識が旺盛になり様々な所有形態の不動産が生まれたのである。
ベトナムの不動産に関しては複雑で秀さんも詳しいことは良く判らないのであるが借家住まいの身分では別に関係がないので詳しく調べてもしょうがないのである。
ベトナム人の不動産に対する執着心は日本人以上に強いものがあることは間違いありませんぞぃ。
本日は秀さんのブログらしからぬ記事になました。
もう直ぐ秀さんの借家の家賃の値上げ時期が来ます。600ドルになるのか700ドルになるのか分かりませんが値上げは確実なので気が滅入ります。
大手企業の駐在員の方々が住んでいるサービスアパートは安いところでも月額1500ドル高いものは5000ドルのところもあります。
ベトナムの全国の平均初任給を仮に100ドル、日本の平均初任給を20万円として考えた場合、大手企業の駐在員の方は日本のお金の感覚で月額300万円以上のアパートに住んでいるという計算になります。
加えて専属の運転手付きの車にお手伝いさん・・・
これじゃ赴任が終わって日本に帰国した駐在員の奥様方が狭いマンションに満員の電車の生活に戻りたくなくなる気持ちが分かるような気がします。
ベトナムでは殿様気分、日本に帰国すれば水飲み百姓の気分。
海外赴任って面白いですね。
まぁ、秀さんの場合は日本でもベトナムでも変わらず大衆食堂生活ですが、それもまた良しであります。
起きて半畳、寝て一畳。
人間の最低限必要な空間ってそんなもんですわ。
そんなことより心豊かな生活をおくる方が金のあるなしに関わらず大切だとベトナムに住んでひしひしと感じる今日この頃でありやす。
それでは皆さま、ごきげんよう おやすみなさい。
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このブログは本になるかもしれますん
株をやっていれば大半のひとが含み損をかかえ心配でしょう。不動産を持てば地震や大雨や家賃の回収が心配かもしてません。
物に執着すると心配が絶えません時には悲観して自らを無にする人もいます。
人と生まれゼロからの出発したと覚悟すればいいのでしょうか
あとは百事百般みな設けだと昔のひとはいっています。
あまり心配しないで気楽に生活するのがいいのでしょうか
起きて半畳 寝て一畳の精神を大切にしたいものです
このブログが本にでもなってベストセラー
いいですねぇ!
秀さんはその印税でベトナム美女軍団にに囲まれて夢のような生活・・・な訳は死んでもないですわ。
一度地獄を見た私ですので夢のようなことは考えずベトナムの人に混じってこつこつ地道にやるしか脳がない秀さんでありやす。
どんなことがあっても人間命までは取られませんので・・・。
モノに執着しない悟りの境地になりたいものですね。