ホーチミンではどこのレストランもビールを片手の男性客が大半でワイワイガヤガヤとうるさいのであります。レストランと言っても日本で言えばまぁ居酒屋である。
日本でも居酒屋は上司の愚痴を言うサラリーマン達が多くうるさいのはおなじでありやす。
こういった店にはウエイトレスとウエイターと両方いるがウエイターの方は厨房から料理を運んで来てウエイトレスのおねえちゃんに手渡すまで、また客が帰った後の片付けもウエイターのお兄ちゃんの仕事である。
この辺の役割分担がどうしてそうなっているのか詳しくは分からないがあくまでウエートレスのおねえちゃん達が客に対してサービスを提供する主役のようである。
さて、その店であるが奥の方の席に座ったまでは良いが、ウエイトレスのおねえちゃん4人が客席テーブルに座り全員が全員、携帯電話でメールを打っておりやした。
客席用のテーブルに座り食事したり無駄話をしているなんてことにはもう慣れっこになった秀さんでありやすが・・・全員が携帯片手にメールとは何ともやる気の無さを態度でアピールしているようであります。
ベトナムにいるとサービス業の定義が分からなくなる。
しかし日本流のサービスを要求しても国が違えばそのやり方も違うのであるからその国の流儀に合わせるしかないのであります。
考えてみれば田舎から出て来て長時間働き休みもほとんど無い環境下で立ち仕事をするのはそりゃぁ大変なことであります。時には息抜きも必要でしょうと妙に同情してしまう秀さんでありやす。
店にはそう言ったウエートレスやウエイターの管理をしているマネージャーがいるが店によってその管理方法も違う。
キビキビしているマネージャーがいる店はやはり従業員の動きも良い。余りうるさく言わないマネージャーだと客にとってみれば良い環境ではないが店の従業員にしてみれば働きやすいのかもしれない。その結果従業員定着率が良くなり面倒が少なくて済むのかも知れないですね。
ベトナムで人を管理するのは大変難しい。管理職が不足していることから分かるようにオーナー側と従業員側のそれぞれの要求をうまくさばいてこそ優秀なマネージャーと言える。
いつも厳しいだけでは難しい。優しすぎてもなめられてしまい上手くコントロール出来ない。
お金を使うのは簡単だが、人を使うのは難しいのは国が違っても同じであります。
ベトナムでは従業員を怒る時は皆の前で決して怒ってはいけません。
個別に呼んでマンツーマンで悪い点を指摘しなければならないのでります。
体面を重んじる・・・悪い言葉で言えばええ格好しいの国民性なので沢山の人前で恥をかくと言うことは
日本人が想像する以上に自尊心を傷つけられるのであります。
秀さんのようにガキの頃から怒られ慣れていると恥をかこうが絵をかこうがどうってことないのでありますが、プライド高いベトナム人は直ぐに辞めたり逆恨みされたりするので日本の管理職の方は注意が必要でありやす。
怒ったり怒られたりすることのない平穏な会社やお店が一番いいのでしょうが
そうもいかないのが人間社会の難しいところでありますね。
出来るなら
こころ平穏に生きて行きたいものですね。
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