2軒とも路上屋台の店である。1軒はディンティンホア通りもう1軒はグェンキム通りにある。
一般的な日本人はこんな路上の店に入ることはないと思うが衛生面は別にして美味いコムタムを出すのである。
コムタムとは砕いたお米で炊いたご飯の上に様々な食材をぶっかけて食べる大衆食である。
基本は豚のロース肉を炭火で焼いたものに目玉焼きや野菜を添え甘めのヌックマムをかけて食べる。
秀さんは昔から食べ物に関しては高級レストランだろうが路上屋台だろうが美味ければよしと言う考えなので店構えには一切こだわらない。
しかしこんな路上屋台のコムタム屋に日本からのお客さんを案内することは100%ないですわ。多分駐在で住んでおられる日本人の方々も立ち寄ることはまずないでしょうね。
以前1度愚息を連れて行ったことがある。
全く抵抗なく食べる愚息を見て何とたくましい いや 何と 貧乏適応力の高い息子かと思った。
現在は大学でベトナム語の勉強が始まり秀さんも仕事が忙しい時もあるので夜は別々に食べる時もある。その路上コムタム屋に愚息は一人で何回も出かけているようである。別段可愛い看板娘がいる訳ではないので飯が美味いから行くのであろうよ。
ベトナムに来てまだ1ヶ月少々しかならないがバイクを転がして市内のあちこちを自分が好きなように動き回っている。愚息の現地適応能力は半端でなく凄いと感心する。
こう言う秀さんも同年代の人から言わせると驚くほど現地に溶け込んでいると言われるがそれ以上である。
学校に行く前に自室で自己流でベトナム語を勉強していたようであるが多分まだ知っている単語も50以下程度であると思うが秀さんの手を煩わせることなく日本の生活と同じように外出して飯を食ってコーヒー飲んで買い物して、時にゴルフの練習場にも一人で行って帰って来るから あっと驚く為五郎でありやす。
長い間、母親なしで一人で自活して来たのでたくましさを身につけたのかも知れないが・・・
それにしてもこの大渋滞の中をひょいひょいとバイクを転がしかなり離れた場所にまで行く根性には脱帽である。
この根性があればこの混沌としたベトナムでも十分にやっていけると確信したしやした。
親はなくても子は育つ良い例である。ましてこんなアホな父親ゆえ自分で生きて行く力を蓄えないといけないと思ったのかも知れないですわ。
はい、それは正しい選択です。親父はアホなだけではなく 金も力もないもん!
秀さんが思うに・・・
ベトナム語が上達したらどんどん現地のベトナム人と知り合いになって交友を深め良き関係を構築してもらいたいものである。
大学でのクラスメートは日本人が愚息を入れて3名、韓国人3名、ブラジル人1名、カナダ人1名、アメリカ人1名、中国人1名という構成らしい。まず日本にいてはこんな組み合わせで一緒に勉強をするということはないでしょうね。
良いことである。ホーチミンならでは経験でありやす。 本日は路上屋台と現地適応能力と題しての講演でした。次回は、高級レストランと階級闘争 というお題でお話をしましょうか?
何ですぅ?
お前の下らないブログが講演とはおこがましいわぃ!とお怒りですか?
はい、すみません。
お叱りを受ける前に会社へと向かいますぞぃ。 では、さようなら〜
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日本はやっと涼しくなりました。
しかし、国内状況はご存知のように社会保険の未整理・事故米の不正流通など官僚機構の制度疲労がでてきております。
日本の産業就労の高齢化が進んでいます
農業では60%が65歳以上です。
ベトナムではまだ田舎に若い人がたくさん住んでいるでしょう。
10年以内に米の耕作放棄地が急激に増えると思います。
日本では第1次産業に海外の労働力を受け入れなければならない事態がきそうです。
前回訪問したとき、フランスパンのサンドイッチは食べましたが、コムタクはまだ挑戦していません。一流レストランと食べ比べをしたいものです。
コムタムはあちこちに店がありますので一度お試しあれ。
1次産業だけでなく日本の将来のために真剣に東南アジアの若者を招へいする必要があるのではないでしょうか?
老人大国のひずみはますます出てくると思いますね。
小生もあまり裕福な方では無いので、ローカル食事が多いです。昔は日本食が定期的に食べたくなったのですが、何時しか、日本食を食べたいと思わなくなってきました。仕事でお客とご一緒する時ぐらいしか日本食は食べません。最近は、もっぱら家で自炊して食べてます。
もうもコメントを見落としていたようで
どうも済みません。こちらこそ初めましてどうぞ宜しくです。
最近小奇麗なコムタム屋も出来ましたね。
でもやはりコムタムはファーストフーズのような店内で食べるものではないような気がします。
時間があればいつかご一緒に食事でも行きましょう。
今後ともよろしくお願いします。
コメント有難うございます。