2008年10月23日

アオザイ姿の学生達と越日旅行社編

久しぶりにバイクを転がしてメコンデルタの町ミトーへ行った。

幸い雨にも降られずにバイクは快適に進んだ。

ホーチミンからロンアン、ティンヤン県と走っていると下校途中の学生達がアオザイの裾をなびかせ自転車をこいでいる姿が青い空に映えて美しい。

県によって制服のアオザイの色が違うことに気づく。
ホーチミンやロンアン県は上下とも白色のアオザイだがミトーのあるティンヤン県のそれは上は白色、下は黒色である。

すらりと真っ直ぐ背中を伸ばし友達と話をしながら自転車をこいでいる女学生達の姿勢の良さは絵になる光景である。

その初々しさが青春真っただ中という感じがして老齢の秀さんにも若い時代を思い出し清々しい気持になる。

どんな話をしているのか判らないが学校での出来事や将来の夢、中にはボーフレンドのこと等を話している子もいるだろうと勝手に想像した。
炎天下の中頭に白い帽子をかぶり家路へと自転車をこぐ姿はベトナムの若さを象徴しているようである。

その屈託のない笑顔は将来への期待に充ち溢れているようで関係のない秀さんまで嬉しくなってくる。

何度も言いますが若いってことはそれだけでも素晴らしいことですね。

若い時で思い出したが高校時代の友人から来年2月にじじばばになった同級生と1泊2日の修学旅行を計画しているが参加しないかとのメールが来た。

高校を卒業して進んだ道も住んでいる場所も様々だがニキビ面の昔を思い出しながらの旅行はさぞ楽しいだろうと思い参加する旨を返したのである。

出来ることなら同じ高校に通ったおかあちゃんがいればもっと楽しいだろうなと思うが今は叶わない夢である。
段々歳を取って来ると経験したくない事柄も長い人生の中では否応なしに降りかかって来るものである。
まさか自分の親やおかあちゃんが亡くなってしまうなんて若い時には考えもしなかったことである。

この歳になって思うが親が注いでくれた愛情に感謝の気持ちで一杯になる。

Cam (感) on(恩)・・・ありがとう とベトナム語で言いたい。


ミトーのフォンの越日旅行会社は相変わらず毎日船を繰り出して各国からの観光客をメコンクルーズへと案内していた。

若いガイドさん達の笑顔が素晴らしい。

フォンがこれを見てみろよと渡したガイドブックは何と 「地球の歩き方」である。

シンカフェや日系の大手旅行社が主催するメコンクルーズツアーの流れ作業的な観光よりはオリジナルの気ままな旅行の方が良いと思う人向けのガイドブックである。

そこには越日旅行社(
Viet-Nnat Tourist)の案内記事が掲載されておりやした。

お〜 フォンもなかなかやるもんだなと感心したのである。

ミトーの町をバイクで転がしていると至る所で新しい道路に家やビルが建っているのを目にする。
メコンクルーズの船の発着場も来年のテトには新しい場所に移転するようで地方政府の予算で護岸工事と各旅行会社が入る立派な建物が建築中でありました。

越日旅行社の今の事務所は日本人から見れば・・・

これが会社かいな?と思われるほどのベトナム仕様の小汚い作りである。

来年には越日旅行社も他の大手旅行会社と共に地方政府が運営するその建物に入る予定である。

以前からのフォンに懇願されていた事業参画であるが・・・
それを機に秀さんも本格的に資本参画するよとフォンに伝えた。

今の仕事とは一切関係のない事業ではあるが長い付き合いから育まれた信頼関係に応えるべく決意した次第である。
フォンの将来構想は遠大で全ての事業計画を満たすだけのお金が確保出来るかどうかは分からないが元セオオムドライバーのフォンがどこまで大きくなるのか彼の夢に自分の夢を重ね合わせてかけてみようと思う。

事業収益のことも大切であるが万が一思ったように成功しなくても責任の取れる範囲で関わるつもりである。
ベトナムでも日本でも同じであるが、信じた以上は全て失っても構わないという覚悟がなければ本当のビジネスは出来ないものである。

と生意気なことを言ってはいるが投資するお金の金額のケタが一つ違う程度のもので・・・また借金で賄うのであるから自分でも笑ってしまうのであるが。

長いベトナム生活での感覚から言えば・・・なまじ中途半端な軽い気持でベトナムで投資などやるべきではないと言える。

多くの日本人がベトナム人に騙されたり法外なコミッションを払わされたりしている現実を目のあたりにしていることから言えることである。

しかしである・・・中にはこのベトナムの地で成功を収める日本人も少なからずいる。

その違いは何かと聞かれれば答えるのは難しいが・・・
その人のベトナムに関わる覚悟の違いかも知れないですわ。

色々と問題の有るベトナムでの生活ではあるが躍動感に満ちているベトナムはやはり秀さんを虜にする。

いずれ死んだ時には屍は愚息にお願いして日本に持ち帰って貰うとして・・・
それまでは老体にムチ打ってベトナムの将来性に期待して生きて行く覚悟でありやす。

本日は禁断の誓いを破って仕事の話をしてしまいました。

それだけホーチミンと違いミトーやベンチェは自然豊かで人情味もある素晴らしい町であるとお伝えして終わりにいたします。

賢者の皆様・・・今日も1日お元気で!

posted by 秀さん at 05:44| ハノイ | Comment(7) | TrackBack(0) | メコンクルーズ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お気に入りの「学問」フォルダに、”ベトナム・ホーチミン生活だより♪”を入れてます。(^^)

そうですか、、、。
やはり。

そんな予感がしてました。

応援してます!!


「修学旅行」も、楽しみですね。
Posted by かんぶつ at 2008年10月23日 11:12
> どこまで大きくなるのか彼の夢に自分の夢を重ね合わせてかけてみようと思う。

ブログ開設当初からの過去記事をほとんど全て読ませてもらって、何度も出てくるフォンさんへの投資は秀さんの信頼の現われなのだと思い、ちょっと文字では言い表せない感動のようなものを感じました。

「ベトナムに関わる覚悟の違い」・・・自分も数年後の設定でベトナムで事業をと考えていますが、気を引き締めなければならないと改めて思いました。

Posted by fukuda at 2008年10月23日 11:25
気楽に行きましょう
命までは取られません
え〜ここで一曲
上を向いたらキリが無い〜
下を向いたら後が無い〜
さじを投げるはまだまだ早い〜
意地が涙を意地が涙を
泣いて泣いてたまるかよ〜
夢がある〜♪
フォンさんの夢に賭けるのも一考でしょう
Posted by ニバン at 2008年10月23日 20:51
秀さんこんばんわ★

なんだか…今日の秀さんのブログを読んで、貴方様のお人柄がよく伝わりました。

やはり、素敵な方ですね。

人生の先輩である秀さんの言葉は若い世代で生きる私達にとって良い勉強になります!

私はスッカリ秀さんの虜ですよ〜(笑)

これからも応援しております。
Posted by akemi at 2008年10月23日 23:30
いよいよ決心されたのですね。

今週に入り欧州の景気悪化はさらに鮮明になりました。
今までは株安、円高ドル高でしたが、今後は株安ドル安、円高になることでしょう。

欧米の経済悪化がベトナム経済にも影響を及ぼすと思いますが、秀さんフォンさんコンビなら越日観光の未来は明るい事と思います。

今後の発展をお祈りしています。
Posted by chibipaff at 2008年10月24日 00:35
とうとう決心されたのですね。

今週から欧州の景気後退が鮮明になり株暴落、円高ドル高になっていますが、今後さらに欧米の景気悪化が進むと思います。

世界的な株安や円高が進むと思いますので、ベトナムの観光産業にも影響がでるでしょうね。
しかし、秀さんフォンさんコンビの手腕なら越日観光の未来は明るいでしょう。
今後のご発展をお祈りしています。
Posted by chibipaff at 2008年10月24日 01:35
賢者の皆様 こんばんわです

励ましの言葉を頂き感謝 感激 雨あられです。

人と人との縁は国は違えど変わらないですね。

初めて会った時のことをフォンと良く話します。

社員を何名も抱える身分になっても昔と変わらない心の優しいフォンのままであります。
ガイドさん達も彼を慕っているのが良くわかります。

今の本業とは180度違う仕事ですが、
また、日本人の感覚から言うと事業と言えるレベルではありませんが将来を楽しみにぼちぼちと一緒に頑張りたいと思っています。

を賢者の皆様、メコンクルーズのご用命は
越日旅行社を御指名下さいま〜せ。

暇な時は秀さんも添乗しようかな?

賢者の皆様に限り特別価格でご案内いたしますぞぃ!
Posted by 秀 at 2008年10月24日 02:41
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