帰り道愚息に電話するとまだ晩飯は食べていないと言うことなので自宅の前の表通りで待ち合わせて食事に行きました。
向かった先はファンダンルーという通りにある昔よく利用していた大衆食堂であります。
愚息はグィンキム通り沿いにある路上屋台のコムタム屋の味に惚れこんでいるのでそこに行こうよ と提案するが
本日は屋根のある飯屋で食べるぞぃ と不同意の秀さんでありやした。
その日の気分なのかも知れないが、店の直ぐ傍をバイクがブンブンと通っている路上屋台で何故か本日は食べる気にはならなかったのであります。
愚息が おやじが路上屋台のことをとやかく言うのは珍しいなぁ と不思議がっておりました。
さてその大衆食堂に到着したら、前から顔見知りのおばはんが久しぶりねぇといった顔で笑顔の出迎えをしてくれました。
人間笑顔と笑顔が一番であります。
ご飯を盛った皿に豚肉焼き、煮卵、空芯采の炒め物、苦瓜のスープ、ビール1本で〆て2人で68000ドン(340円)でした。
日本では決してこの内容をこの値段で食べることは無理でしょうがベトナムでは一般大衆の平均的な支出額ではないだろうか?
食事をしながら愚息とお互いの近況報告がてら話をしました。
愚息の友人のお姉ちゃんが今、ギャンブルに凝ってしまい賭け事ばかりして真面目に働きに行かない、挙句の果てにはその友人の金を失敬してカンボジア国境にあるカジノにまで行ったそうな。
やれやれな話ですわ。
ベトナム人が賭け事をしている光景はよく見ます。
大半がトランプを使ったものですが 老若男女トランプを握りしめて真剣な表情で賭け事に興じている姿は日常茶飯事で驚くことではありません。
しかし、小銭を賭けてやる分にはストレス発散もあり良いのですが
カンボジア国境まで遠出してカジノに行くなんざぁ こりゃどうもいただけないですわ。
何事もほどほどにしてかないと取り返しのつかないことになるのですが・・・
頭に血が昇った人に忠告したところで暖簾に腕押し、糠に釘でありましょう。
昔愚息が研修生時代にパチスロのサクラのアルバイトをしたことがあると聞いて 世の中にそんなバイトがあるのか! と驚いた秀さんであります。
店が開く前に、アルバイトの者達に手配師がかなりまとまったお金を渡しその金が無くなるまで店でパチスロをするそうである。
金額が大きいので下手すると出たり出なかったりで1日中店にいることもあるそうです。
勝った場合は元金を超える部分は貰える、負けた場合はそのままだそうです。
要は勝ってじゃんじゃん出していると 他の客がこの店は良く出す店だということで評判が上がる
仮に負けても長時間店にいるのでサクラとしての意味があるそうである。
勝った時は勝ち分が儲けとなるのだが、長時間かけてスロットを回して結局は持ち金ゼロになり 長い時間かけて一銭にもならないバイトということらしい。
世の中、面白い商売があるもんだと感心、いや ギャンブル屋の裏側を見たようで何とも言えない気持ちになりやしたぞぃ。
まぁ、そんな話をして家路に着いたのですが、玄関間で革靴を脱ぎ、スリッパに履き替え 3階の自分の部屋に上がるのも面倒と思い1階のトイレで小用をたしたまでは良いのですが・・・
何とまたスリッパから若靴に履き替え外に出ようとして、ふと気が付いた。
帰ったばかりだ と!
どうも無意識の内に仕事に行こうとしていたのであります。
こりゃ、本当にヤバい、アルツハイーマー病全開気味の秀さんであります。
愚息からGPS付きの携帯を持たされる前にしっかりしないと・・・
そんなアホな1日でごわした。
明日の朝、部屋履きのスリッパのまま会社に行かないよう気を付けて寝ますわ。
賢者の皆さま、おやすみなさい。
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いつも楽しく拝見しています。
私はアジア各国のブログをホームページにてご紹介している神田と申します。
ホームページにリンクを貼らせていただきましたのでご挨拶にあがりました。
どうぞ今後ともよろしくお願いします。
まずはご挨拶まで。
わざわざご挨拶いただき恐縮です。
私の方は一切貼っていないのですが・・・
ブログにリンクを貼る分には全く構いませんよ。
今後ともどうぞ宜しくです。