2009年03月13日

思い出のチューライ病院編

日本に帰国した時に膝関節に溜まった水を抜いてもらったのであるがその後も調子が悪いので意を決してベトナムの病院へ行きました。

その名は・・・思い出のサンフランシスコではなく、想い出の渚でもなく、
ホーチミンでは有名なチョーライ病院であります。 

この病院には外国人専門の受付窓口があります。

抜群のプロポーションの美人看護師さんが満面の笑顔でお出迎え・・・なんてことは秀さんのメタボの腹が引っ込んでもあり得ないベトナムの病院事情であります。
 
無愛想な受付の窓口の女性の指示されるままに氏名生年月日国籍を記入して待つこと数十分、見覚えのある中年の女医さんのカウンセリングの開始であります。 

ハイ、おっさんどこが悪いの? ん〜 膝が悪い?
頭は悪そうだが膝も悪いのかいな と言うような顔をされながら開始であります。

日本の病院であれこれ説明を受けていたのでその旨を話すが、急に膝に水が溜まるのはおかしいようなことをのたまうのであります。
 

あんた、そうは言っても長い経験を積んだ日本の医者が診察したんですぞぃ と言うがベトナムでは違うと仰りました。

どう違うのかいな と言う勇気は秀さんにはありませんな。
その後何やら紙に書き込んでいました。 

書き終わるとほれ血液検査にレントゲンを受けなさいと言われピンクの服を着たおばはんの後について移動であります。
 

おっと! その前にベトナム名物、診察の前に金払わんかい! と言われ会計窓口へ、ほいそこのおっさん320万ドン払いなさい と・・・。
 

一瞬32万ドンと聞き間違えたのかと思いましたぞぃ。
いきなり2万円近い金額の請求であります。
聞くところによると外国人は2倍の値段だそうです。
 

2倍の値段を取るなら、2倍可愛い看護婦さんを出さんかい! とこれまたアホなことを言う秀さんでありやす。
 

その後血液採取、この看護婦さんは大変に上手で全く痛くなかったのが驚き。
次はレントゲン室へ、待つこと1時間・・・

どない思いますぅ 1時間待ちとは? 
レントゲン室はトータル8部屋くらいあるのですが秀さんが待っていた1号室はいくら経っても呼び出しがかからないのであります。
 
やっとこさ呼ばれて部屋に入ると、何と大きなMRIの機械がありやした。

レントゲンではなく
MRIの撮影でありました。
道理で金額が高いはずですわ。
機械はドイツのジーメンス社製でありました。

 
ほほぅ、ベトナムにもMRIがあるのかと少々驚きやした。
機械の上に寝かされ 膝の部分になにやら装着され撮影の開始であります。
この撮影結構時間がかかりました。

1回目はここで時間終了、明日またおいでと言われ帰りやした。
 

さて、2回目は血液検査結果、
MRIの撮影フィルムを持って専門医の所へ診察代の上に横になり下半身をあれこれねじって痛いか痛くないかの診断であります。
その後薬の処方箋やらなにやら書いた紙を貰って最初のカウンセリングの女医さんの所へ・・・・

てっきり秀さんは水を抜いてもらえるのかと思っていたら、抜いてもまた溜まるので手術した方が良いとのたまうのであります。
 
どうも左ひざから下肢にかけての筋が損傷をおこしているとのことであります。
よく運動選手がかかる症状であります。
下手なゴルフのせいか?・・・・ありうるなぁ。

治療方法は安静第一、膝に負担をかけないようにして根気よく直すしか方法はないそうです。
 
日本の医者と見立ては若干違いましたがMRIまで使っての診察でしたのでベトナム側の意見も尊重しておりますが・・・

 
ベトナムで手術・・・考えただけでも恐ろしや とご辞退申し上げて薬だけを頂いて帰りましたぞぃ。

貰った薬をインターネットで調べて問題がないことを確認して服用しておりやす。
また出来るだけ膝に負担をかけない生活をしなさいとのことでありますが
仕事休んで家でゴロゴロする訳にもいかずせめてバイクに乗るのを控えタクシー利用に切り替える位しか現在は方法がありません。 

様子を見ながらまた来てチューライ病院と言われておりますが、思案橋ブルースの秀さんであります。
 

しかし思ったより優秀な病院ですぞぃ チョーライ病院は。
下手にベトナムの外国人専門病院に行くよりは良いのかもしれませんねぇ。

だって日本で優秀な医者がベトナムまで来て診察生活するとは思えませんもんね。

posted by 秀さん at 03:56| ハノイ 🌁| Comment(8) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀さん ごぶさたしていますが、ネットの文面を拝見しておりますと、体調がおもわしくないようで心配しております。 なんと言っても50歳を過ぎると急にガクってきますから・・・。ガクってくると次には気力が低下して参ります。 小生も昔、ゴルフをやって背中の筋を痛めてからはゴルフを断念いたしました。 18ホールを歩いて散歩するだけの作戦に変更というもんどす。 意識は益々と冴え渡って元気ではあっても、反比例して体力はトホホなのであります。 どうか御自愛のほどを・・・。
Posted by ひまじん at 2009年03月14日 21:11
桜の蕾は、ずいぶんと膨らみはじめました。
膝の調子は、大丈夫ですか?
ご無理のないように、お大事になされて下さいね。
とはいえ、仕事虫さんのようですですからね(笑)


Posted by さくら at 2009年03月15日 23:39
小生も、上半身がでかく足は意外と細いので膝に負担がかかり、立ち上がるときにしばし
痛みを感じるときがあります。
手術といわれますと、やや引きますね。
Posted by すろっさん at 2009年03月16日 05:53
ひまじんさん お久しぶりです

中々バタバタしておりゆっくりと出来ないでいます。確かに歳を感じますねぇ この頃は。

気持と裏腹に体は言うことを聞いてくれないようです。
ブログ拝見していますぞぃ。

コメント有難うございます。
Posted by 秀 at 2009年03月16日 09:57
さくらさん どうもです

今は仕事の虫ではありませんぞい。
やる時はやりますがそのペースは日本にいる時よりはダウン。だってベトナムですもん。

さくらの季節ですねぇ、満開の桜をベトナムでも見たいものです。
アメリカのワシントンのように日本から桜の苗木を送ってもベトナムでは難しいのかなぁ?
お金によるODAも必要ですが、草木のプレゼントもいいのではなかと思いますねぇ。

コメント有難うございます。
Posted by 秀 at 2009年03月16日 10:02
すろっさん どうもです

膝への負担はメタボの体系も関係あるようです。膝のまわりの筋肉を鍛えなければと思いますが、余り歩かないホーチミンの生活。
それも原因でしょうね。

お互い健康に留意してぼちぼちいきましょう。

コメント有難うございます。
Posted by 秀 at 2009年03月16日 10:05
はじめまして。私は54歳の九州の田舎医者です。昨年9月にホーチミンにいってからほのぼのとしたこのブログを見つけました。楽しく覗いています。懐かしいベトナムの雰囲気が忘れられません。できればそちらで病院あるいはクリニックをやれないか検討しています。海外からの病院参入もあるようですが認可には色々テーブル下の条件もあるんでしょうね。ところで膝の水の溜りの原因が筋損傷なら溜りは血液?変形性膝関節症なら日本なら先ず水を引いて抗炎症薬とヒアルロン酸注入で改善する例が多いです。
Posted by テキヤのトラ at 2009年03月16日 21:53
テキヤのトラさん

初めましてどうぞ宜しくお願いたします。
しかし何ともお医者さんに似合わないハンドルネームに驚きました。

仰るとおり、日本での診察では変形性膝関節症と言われ、抜いてもらった水は透明な黄色をしていました。抗炎症剤(ボルタタレンSR)とシップ薬をもらいました。

それがベトナムでの診断では筋の損傷と言われて混乱しております。
日本ではレントゲン、ベトナムではMRI撮影でした。
ベトナムで貰った薬は抗炎症薬、ヒアルロン酸?の入った錠剤、銀杏の葉から生成された?薬でした。

今は様子を見ている所です。

ベトナムで開業ですか?
日本系のクリニックもあるので別段難しいことではないのではないでしょうか。
外科系で言えば、レーバンシー通りにサイゴン伊藤病院という名前の病院があります。
かなり前に日本のお医者さんの協力で設立された病院だそうです。
現在は日本人医師は高齢の為か または亡くなったのかも知れませんがいませんが外科では有名な病院でいつも込んでいるようです。

海外では病気が一番の心配事である在越の日本人のために・・・出来れば廉価で診療して頂けると大変有難いですね。
もし開業される時には よろしくお願いしま〜す。

コメント有難うございます。







Posted by 秀 at 2009年03月17日 08:12
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