晴れた空を見ると何故か元気になる秀さんであります。
まして少し風さんが吹いてくれると暑さも和らぎバイクの乗って少し遠くまで行ってみようかという気持ちになります。
こんな何気ないことですが幸せなだぁ と感謝しなくちゃいけないですね。
思い起こせば十数年前・・・
本人は癌とは知らずある病院の病室で毎日外に出られない日々をおくっていた亡きおかあちゃんのことが思い出されます。
秀さんが病院に見舞いに行った帰り、点滴の瓶が吊るされた移動式掛け台をゴロゴロと転がしながら長い廊下を歩き必ず病院の出口まで秀さんを送りに出てくれた時の顔が今でも甦って来ます。
青白い顔に淋しさを含んだ顔が不憫でならなかった。狭い病室で毎日癌と闘う辛い闘病生活・・・
天気の良い日にはどれ程外に出たかっただろうなぁと今になってしみじみ思う。
いかんですなぁ こんな天気の良い日にセンチメンタルになっては
大学を卒業して1年後23歳で早い結婚をしてままごとのような新婚生活を送っていました。
若い時は年上の人と接する時のマナーや礼儀も人が生きていく上で何が一番大切なのか?等は深く考えることもなしにただただ漫然と金儲けすることばかりを考えて過ごしていたような気がします。
経験も知識も半端なくせに言うことだけは一人前の秀さんでありやした。
その後様々な経験を積み人様には言えない苦労も味わい人の痛みや優しさも少しは理解できるようになりました。
じじいになった今のこの秀さんであったらさぞや寂しかっただろう亡きおかあちゃんの心の中に少しでも明かりを灯せたかもしれないと後悔するのである。
若い時は、年寄りの考え方は古い今の時代に合っていない、過去の経験ばかり引き合いに出して話をするばかりで新しい考え方や世の中の動きについて来れないだけではないかと自分のアホさを顧みずに自分勝手に思っていた秀さんであります。
考えてみれば生意気そのものでありやす。
今更反省してもアフターフェスティバル(後の祭り)なのですが。
秀さんの生まれた家は両親にじい様、婆さまに秀さんを含め兄弟姉妹5人、今で言えば大家族であります。
ケーキなんぞを食べる時に、兄弟姉妹がいなければ自分一人で全部食べられるのになぁ と浅ましい考えをしたことが何度あったことか。
小学校では勉強大嫌いの悪ガキ大将で両親にどれほど心配をかけたことか・・・
幸い両親の立派な教育?のお陰で人としての道を踏み外すことなく今まで人生を送ることができました。
また一人とはいえ子供も授かり 父親として大したこともしていないのに今こうして仲良く愚息とホーチミンで生活できると言うことに心から感謝しています。
親として残してあげる財産は全くと言ってない秀さんでありますが、愚息には人が生きていく上で一番大切なものは何か? という人生の命題(これが一番難しいのでありますが)を常に考えながら自分の好きな道を歩んで行って欲しいとだけ言っておこうと思います。
おっと! そうですな このアホなブログも秀さんが亡くなる前にはベトナムの安い印刷屋を値切り倒して製本して秀さん家代々の家宝にいたせよ! と言うのを忘れておりやした。
秀さんは今まで日記などというものは一切書いたことがありませんのでその代りといたしましょう。
亡きおやじさんは事務職でしたのでマメに日々の出来事などを毎年支給される会社の手帳に書いていましたので秀さんも後から当時のおやじさんや家族の置かれた状況、両親が注いでくれた愛情を知ることが出来申した。
と言っても相当崩した草書体の文章なのでアホな秀さんには分からない個所も多々ありましたぞぃ。
年取って来ると 将来残された年数より 過ごして来た過去の年数の方が長くなるのでよく昔のことを思い出すのでしょうかねぇ?
困ったもんですわ。
そう言えば若い人が過去を振り返って回想することはあまり聞かないですね。
考えるのは現在と未来だけ、だから若者には夢があり可能性があるのでしょうな。
若いってことは何ものにも代え難い素晴らしいことであります。
日本とベトナムの若者達にエールを送って本日も脈絡のないの爺さま回想ブログは終了でごわす。
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いつも、有難うございます。
勉強になります。
わたしも、若いつもりの40才台の「おちゃめ親父」です。
夢を見ながら、今日を生きたいです。
今日のお天気は、快晴です。
少し、肌寒いくらいです。
桜の開花が、もうすぐになってきましたよ。^^
って後で知る悲しさは、胸が痛みますね。
すろっさんのoyajiも、もういません
秀さんの心境は、理解しているつもりです。
幸い私の両親は健在ですが、年々弱っていく姿を見ると哀しくなってきます。昔は元気でいろいろ遊びにも連れて行ってくれたし、また時にひどく怒られて、怖くて強いオヤジの姿が脳裏に焼きついており、やっぱり「地震、雷、火事、オヤジ」だなぁ、と思いつつ今まで生きてきました。
今は両親から遠く離れたところで生活している為、なかなか顔を出す機会がないですが、毎年冬になると心臓が弱い父が心配になります。今年の冬も何とか無事に乗り切れたようでひと安心といったところです。
・・・すみません。長々と個人的なことを書いてしまって。
とにかく親、そして家族は大切にしたい、ということですね。
zeppeさん 初めましてどうぞ宜しくです
すろっさん いつもどうもです
テツさん 上記同文(手抜くなって?)
賢者の皆様
柄にもなくセンチなブログになってしまい
申し訳ございません。
思いというものは残像のように心の中に残っていますねぇ。
あるお寺の坊様が言うには、供養と言うのは形ではなく亡き人を常に思い出すことで良いのだと言っておりました。
楽しいブログを書いていきたいものです。
皆様、コメント頂き有難うございます。
秀