智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
ベトナムに住んでいるとこの言葉の意味する日本人の内面的な感覚を実感出来なくなる。
ベトナムの人は
智に働けば=大いにプライドを発揮して更に高慢になるなる金の指輪に大きなバイク
情に掉させば流される=金や権力、痴情には流されるが純情に流されず
意地を通せば窮屈だ=意地を通す奴ほど窮屈だなどと考える弱さはない
とかくにこの世は住みにくい=とかくに何とかうまく近道して世の中渡れないものか?
と最近はどうもベトナムの人に対して斜に構えてしまう悪い性格の秀さんであります。
しかし明治の頃の小説ですが漱石の言葉が当時の日本人の良さも弱さもひっくるめて代弁しているような気がしますねぇ。
イギリス留学から帰国した漱石は日本人の従来からのメンタリティと欧米流の合理的な考え方の思考の板ばさみにあったのではないでしょうか?
赴任早々の日本人がベトナム人のメンタリティと日本人のそれとの大きな違いに驚き呆れ疲れるようなものでしょうか?
どちらが良いとか悪いとか上下があるものではありませんが国民性の違いに多くの日本人の方は驚きと途惑いの数々経験するのであります。
そこで秀さんもひとつ・・・
地に働けばたまには寿司屋、上は無理でも並みの握り、ガリをかじれば甘酸っぱい いつもは寿司屋に行きにくい
アホくさ〜!
スミマセン。
2009年06月09日
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突然の投稿にも関わらず、最後までお読み頂き有難うございました。
コスト考えたらこんなもんなんでしょうけど、中国の方がまだましだった様な・・・