秀さんも今はそう思う。
しかしそうしなかったのは戦争が長期化してアメリカの武器弾薬製造会社(軍産複合体)の在庫処分及び生産増加をはかるためには短期間の戦争ではなく長期にわたる戦争にしなければならなかったのはないだろうか。
アメリカと言う国は日本人が考えるほど立派な民主主義の国ではありませんぞぃ。
長きに渡る戦争で大儲けしたアメリカの戦争屋企業群はベトナム反戦運動の高まりを期に稼いだ利益に満面の笑みをこぼして撤退したのではないかと思う。
戦死した多くの若いベトナム人及びアメリカ人兵士に今秀さんが住んでいるベトナムと言う国やアメリカと言う国に対してどう思っているのか天国に言って聞いてみたい気がする。
アメリカの経済が元気だった頃秀さんは何度もアメリカに仕事及び遊びで行ったことがある。
目も眩むような高層ビル、豪華絢爛のホテル、洒落た高級レストランやブティックにビバリーヒルズに代表される高級住宅街等にアメリカの富をいやと言うほど見せられた。
それとは逆にゴーストタウン化した街、アルコール・麻薬中毒者、物乞いの多いスラム街の治安の悪さに歩くのも怖くて車のスピードを上げて走り去ったものである。
当時その対比に頭が混乱したものである。
高級レストランでミネラルウォーターにサラダだけ注文すするスレンダーな貴婦人をあるレストランで見た後に特大のビックマックに食らい付く肥満のアメリカ人の集団を見るとこれが同じ国民(実際は人種は違うが)なのかと感じた。
富める者とそうでない者の格差が半端ではないアメリカと言う国に当時の秀さんは驚いたというかアメリカと言う国の表の面だけ見て憧れていた自分の甘い考えに衝撃を与え 国とは民族とは何か?を考えるきっかけを与えてくれたのであります。
秀さん若い時にアマチュア無線を通して多くの外国人の知り合いが電波の上で出来た。
無論アメリカ人も多くいたが、イエロージャップという感じの接し方をするアメリカ人無線家も多くいた。
世界中に話し相手を求める時に発信する無線用語にCQという言葉があるが、中にはそれを言った後にwithout Asia 又はwithout Jap(ジャップ)と人種差別的発言をするばか者も多くいたのである。
しかしコンピュータ関連のコンベンションや日本には当時無かったメガストア等を通してアメリカから多くのビジネス上のヒントを貰い学習したことはその後の秀さんのビジネスに大きく寄与したことは間違いない。
ベトナム人は世界政治の裏側の動きを良く知っている。
それはフランス・アメリカとの戦争を通じて養われた感覚でしょうな。ベトナム戦争が終結して35年ほどだがまだまだ現役で政府の要職についてる者もいるからかも知れないですわ。
振り返るに我が国日本、戦後生まればかり国になり長い平和ボケ・戦後の経済復興を通じて豊かになり自分の国のあり方(政治)や世界の国と自国との複雑な国防・外交政策の大切さというものを考えることもしなくなってしまった。
今学生運動なんてほとんど無くなって携帯電話を覗いてばかりの世界でも珍しい車内無言集団の人間ばかり・・・ベトナム人の話好き・議論好きとの対比が実に面白い。
今の日本を見てみると・・・まるで秀さんが数十年前に感じたアメリカと言う国とそのまんま同じ国になったような気がする。
貧富の格差は言うまでもなくヤクザや似非宗教が跋扈し政治家や役人のみならず1部の大手企業は自己の利益ばかりを考える。
小泉・竹中のような売国奴政治家は日本という国をアメリカに売り渡そうとするわ、一体戦後の自民党政治とは何だったのか最近は疑問に思うことばかりである。
戦後初の国民による政権交代が実現した今、我々の国の方向性というものを国民一人ひとりが真剣に考え、日々の生活のために金儲け(仕事)主義も大事だがもっと世界の裏側で蠢いている闇の権力というものに注意を払う必要がある。
また新しく政権を取った民主党ではあるが国民一人ひとりが注意深く監視をしていかなければならない。
とホーチミンの民家の3階で鼻毛を抜きながらアホが考えた次第であります。
秀さんが以前から感心している人に山本尚利という早稲田の客員教授がいます。
日本では無名な方ですが過去のブログを読んでみてください。
世の中で実際に起こっていることの裏側や側面かよく分ると思います。
秀さんは決して右翼でも左翼でもない 単なるメタボのおっさんですが遠く海外に住む日本人として自分の国の将来を心から危惧する者です。
最近は真面目なブログとオチャラけブログが交互しておりますが本日は生意気にも硬派なブログを書いてしまいました。
明日からは当然、絶対、間違いなく、必ずや・・・1部の秀さんの臭いダジャレが好きだという変態ファンの方の要望にお応えしてアホなブログ復活でごわす。
では本日はこれにてご免!
山本尚利 「ベンチャー革命」投稿履歴より
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
上記の記事は本当にためになると思いますぞぃ。
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この星、いや、この地球には、本当に頭脳のよい人が大勢いるのですね。
やはり、マルサスでしたか。マルクスは、難しすぎて敬遠しました。人口論の方が、地球の器が同じなんですから、分り易い。しかし、飢餓から、食べ物の奪いあい、そして戦争になるとしたら。
五十銭の駄菓子で空腹を満たした世代ですから。
戦争も、あったものは、そうなんで、無かった、と若い者には言えない。
母国語を疎かにする若者に出会うと、腹立つので、敬遠することで、ストレスを防ぐ。
その若者がアメリカナイズされるのは結構だが、母国語で罵倒されると、とっとと勝手に気化、いや帰化でもすりゃ、とおもう。
いいじゃない。日本語達者になったベトナムの若者が日本人になって、日本語忘れたその曲者は、海外へ出れば。
この方の文章は鋭い分析と憂国の情に溢れていますねぇ。
問題を深く掘り下げる知識と洞察力による確固たる主張には頭が下がります。
祖国愛とナショナリズムの微妙な違いを認識することが大切なのでは・・・
年金払っています(笑)