2010年03月18日

そうじゃ!これを金に変えよう編

日頃貧乏暮らしをしていると何かお金になるものはないかと考えてしまうのが貧乏人の悲しい性ですな。

ブログではお金に縛られない生活を・・・なんて心にもないことを書いている秀さんですが人間窮すれば何かとあれこえ考えるもので・・・

本日ふと お〜そうじゃ これを金に変えたらどうかと! 

とあるアイデアが浮かんだのであります。
 

それは何かと言うと・・・
そう昔若い時に死ぬ程ハマっていたハム。

ハムと言っても丸大や日本ハムのそれではなくアマチュア無線ですわ。
その無線機が日本の家の押し入れの中に最低でも4〜5台くらいある。またリニアアンプや付属品等を入れると押し入れ半分程を占めている。
それらに費やした費用は当時(約30年前)のお金で100万円は軽く超えていると思います。

一体今の価値でどの位になるのだろうかと取らぬ狸の皮算用で考えた。ひょっとしたら20万円位にはなるのでは? いやそりゃないだろう、良くて10万円、下手すりゃ5万円か? と思いは揺れ動くのでありやす。

そんな金額にしかならないのならベトナムの無線学校(あるかどうかは知らないが・・)にでも寄付するか とも思う。

他に売り物はないかと思いを巡らすが・・・
残念ながら破産した時に金目のものは没収されてしまいましたので何もなし!

愚息が目をみはるような美人の娘だったら大金持ちのベトナム人にでも売り払って大金を得ることもできようが・・・
余り元手もかけていないオスの愚息では買い手はないどころか逆に持参金を付けてやらねばいけないかも知れん・・・
とアホな想像する秀さんでありやす。

それじゃ、若さややる気は全くないが人生の経験だけは死ぬ程ある秀さん自身を売ろうか? 
と考える前に賢者の皆さまに袋叩きに遭うのは間違いないのでやめておきます。
そんなことを考えただけでも重大な国家反逆罪ですな。

やはり爺いは静かに口をつぐんで若い人達を見守りながら生きて行かなくてはいけません。
俺が俺がは若い時だけの特権かもしれませんわ。はい。
 

さて秀さんが若い時にハマっていたアマチュア無線ですが小学校の時に昔で言う電話級(今は4級)中学で電信級(今の3級)を取得して成人してから実際に無線局を開局して世界中の仲間と交信をしていたのですがある周波数は2級(2アマと言います)以上の資格がないと出られない周波数がありました。 

ある時、それ程良くは知らない無線仲間に話の流れから 14M帯(14メガ)の周波数で交信しましょう と言われたのですが
秀さんは当時3級でしたのでその周波数に出ることは出来ず交信出きなかった。
 

そこでその旨を返事すると・・・

 何と! そのお方は へぇ〜 秀さんいつもDX(主に海外遠距離交信)アクティブに良く出ておられるので てっきり2アマの資格くらいは最低お持ちだと思っておりましたよ 意外ですな ちなみに私は昨年2アマを取得したのですが試験は簡単でしたね こんなに21M帯で有名な秀さんが3級とは思いもよりませんでした・・・ははは

と嫌味を言われたのであります。

当時ハムをやっている方で上級資格を持っている人の中にはそういう嫌味を言うのを楽しみにしている方も少なからずいましたぞィ。

今と違い当時は血気盛んな若者 いや 間違い 馬鹿者の秀さんでしたのでバカにされたこともあり クソぅ と悔し涙を流したのであります。

今考えるとアホにアホと言っているので正しい方ですな。間違いござらん! 

そのことがバネになり、お〜し そこまで言うのなら2級なんぞ飛び越えていいきなり1級合格しちゃるけんね とアホが無謀な決意をしたのであります。 

しかし、今とは違い当時の1級の試験は文科系の学部を卒業した秀さんには相当な難関で決してまぐれで合格できるレベルではありませんでしたぞぃ。

試験は無線工学、無線法規、電信技術実技試験(欧文、和文)とありまして、筆記試験は記述式問題60点以上で合格、電信技術実技試験は試験官の前で電鍵(今は使っていないかも?)を叩いてモールス信号を送信&テープで受信(欧文1分間に60文字、和文同50文字 共に90点以上で合格)をしなければならず合格率も20%を切ってしたように思います。 

今では筆記試験は全て選択式問題、モールス送受信は1分間に25文字 と昔の3級レベルと大幅にレベルダウンしているとのことで驚いてしまいましたぞぃ。

まぁ良く考えてみれば人工衛星が数多く飛び回りサテライト通信、高速インターネット網が普及した現代で トンツー のモールス信号なんて勉強する意味はないですな。

こんなニッチの世界でも時代の流れを感じてしまいますわ。 

1級合格の為に そりゃ辛い受験勉強をしましたわ。
筆記試験だけなら必死に勉強して根性・努力を持続すれば何とかなると思ったのですが、併せてモールス信号の欧文、和文の送受信ですもん大変でしたわ。

モールス信号に何故にアルファベットとイロハの和文と分けにゃいかんのかいな と和文モールス信号を作った昔の日本人を恨みもしましたよ。ほんと!
今では和文の試験はなくなっておりやす。
当時は車のクラクションの音さえモールス信号に聞こえましたぞぃ。

トンツーと音しか聞こえない交信は人間らしくないと思われるでしょうが、実際やってみると声を聞きながらの交信より人間同士の感情が手に取るように分かる不思議な感覚の世界でした。
今ではもうすっかり忘れてしまいました、
 

そんな試験勉強に必死な秀さんを見て

当時の亡きおかあちゃんは家を空けることが多くなりましたわ・・・


そのこころは・・・ 

モー留守 ばかり  

と本日最初で最後の臭いダジャレをかまして話は続きます。

試験準備に取り掛かったてから1年後念願の1アマに合格。
家の庭に鉄塔を建て20メーターを超える大きなアンテナを取り付けてDXハンティングと言う無線ゲームにハマっておりましたわ。
愚息を膝の上に載せ交信していたのですが、愚息は当時2才位でよく泣いて世界の無仲間からクライング・ベイビーとニックネームと言う有り難くないニックネームをもらいましたわ。

よくインターネット用語でハンドルネームと言うのがありますが、これはアメリカの長距離トラック運転手達が交信するCB無線(Citizens Band Radioの略)でトラックのハンドルを操作しているのはどこどこの誰々ですよ と言う意味でニックネームを取り交わしたのが始まりだとの説があります。

また電話のことを当時は有線と言っていました。
有線で連絡を下さいという意味は、家の固定電話で連絡して下さいと言うことですわ。
だって当時今のように携帯電話なんて無かった時代ですもん。

科学の進歩って面白いものですね、今は携帯電話にインターネットですもんコミュニケーションツールの変遷に驚くばかりです。

しかし・・・その割には今の日本人、コミュニケーションを取ることが少なくなっているのは何故でしょうねぇ。
悲しいことですねぇ。
老若男女に関わらずもっと会話のある日本になって欲しいと 昔ハム小僧だった秀さんは切に思いますぞぃ。
 

まぁ誰にも興味のない本日のニッチな世界の話は終わりにした方が宜しいようで・・・ 

それでは皆さま、ごきげんようさようなら・・・

posted by 秀さん at 06:15| ハノイ 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀さん

おはようございます〜

なにかありました?

文の終わりが
さようならって…
なんかいつもと違いませんか?
Posted by Bentre at 2010年03月18日 11:51
はじめまして
自分は 弟二無線通信士を目指し 頑張たのですが、予備免許を習得で 終わりました
セブンブリッジ
Posted by 影 at 2010年03月18日 12:32
お久しぶりです。

中学時代に仲間うちでアマチュア無線がはやり電話級を取得しましたが無線機を買うお金が無く、そのうちに熱も冷めて一度も開局せず免許の更新もせず現在に至ります。

取得した免許や資格で現在も活用しているのは車の運転免許だけですね。
他は宝の持ち腐れ状態です。
Posted by chibipaff at 2010年03月18日 12:44
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担当:吹田
press@luxuria-ny.com
Posted by ラグジュリア広報室 at 2010年03月18日 18:45
Bentreさん どうもです

いつもと変わらず元気ですよ!

ほな、ごきげんようさようなら〜

なんじゃぃ そりゃ!
Posted by 秀 at 2010年03月19日 08:12
影さん どうも初めまして

プロの資格とアマチュアのそれは天と地ほど違いがありますわ。
私も昔プロの方とCW交信してそのスピードに音を上げたことがあります。

今後ともお手やわらかに・・・・

お願いします。
Posted by 秀 at 2010年03月19日 08:14
chibipaffさん どうもです

開局しなくて良かったですなぁ
今の様なインターネット携帯電話時代が来るなんて・・・当時は夢にも思わなかったですもん。

まるでベトナムの逆ですね。
この国はいきなり固定電話なしで携帯電話、カセットテープ経験無しでiPodですもん・・・

飛行機が当たり前の時代・・・

世界は狭くなりましたねぇ。



Posted by 秀 at 2010年03月19日 08:19
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