2011年05月26日

越日旅行社をやめることになりました編

五月一杯で越日旅行社を売却することになりました。書こうか書きまいか悩んだのですが、今後の日本人在住者のために恥をしのんで書きますわ。へい

長い間、元背オムドライバーのフォンとは良好な関係を築いて来たと秀さんは思っていたのですが・・・あることをきっかけにその関係が切れることになり申した。
とは言っても秀さんは切ったつもりでいるのですが、フォン自身はそうは思っていないのがベトナム人の面白いところですわ。

ことにきっかけはベトナム政府のいきなりの法律変更ですわ。
外国人名義の旅行社は全てある猶予期間内にベトナム人名義100%に変更しなさいと言う全くもって時代に逆行するような理解不能な通達が出たのですわ。
まぁ、そうは言っても法律は法律ですの従わないわけにはいきませんって!

そこで秀さん、考えた末に、愚息の嫁さん(当時婚約者)を名義に入れて60%の持分、従来のフォンを20%、喫煙撲滅運動家の事務員さんにも20%持ってもらってトータル100%にすると言う決定をしてミトーのフォンに伝えたところ・・・・

あ〜た、それがですね、その案には同意できない とのたまうのでありやす。
同意するも何も元々出資金の100%は秀さんサイドで出したものですので、フォンにそりゃどういうことかいな? と問い質したところ、納得出来ないものは出来ないと言うばかりで埒があきまへん。

フォン自身が仮に10%でも出資していれば秀さんも事前にフォンに相談したのですが、この時は一方的に決定事項だけを伝えたのですわ。

それにしても、強行に反対する理由がありませんわな。

そこで秀さん、実質的なオーナーである秀さんの決定に従わない場合は、日本では会社を首にあるのが一般的だぞ と申し伝えましたよ。へい。
もしくは会社を全額買い取るならそれでも良いと少し譲歩しましたわ。
どうせそんなお金があるはずはないと100%思っていましたので。

それがですねぇ・・・・
あ、あっ、ああ〜た、それがほんじゃ買い取りますわ とあっさり言われた時の秀さんの驚きと言ったら口に表せないほどでしたよ。

また、その買取条件が笑ってしまいますわ。
半金は2ヶ月後、残りの半金は6ヶ月後と言うのでありやす。
最初は当然赤字続きできしたがここ最近はそれなりの収益が上がって来ておりまして、今まで収益金は再投資に全額回していたのですがそろそろ配当に回そうかなぁ と思っていた矢先の出来事でしたわ。

全額買取資金を回収するのに6ヶ月以上の延払い・・・・
しかし会社そのものの名義変更は直ぐにやって下さいと言われた時に怒りより笑ってしまいましたよ へい。

じゃ、何かい、その間の収益金はあんたのものですかいな? と聞いたところ、
へい、そうどす とおっしゃるではあ〜りませんか!

その間の収益金で買取資金の半分は出ますわ。
後の半分はどうも知人が出資者として参加するようです。

早い話が、その時点の会社の純資産額の半額で会社を買うと言うことでごわす。
本来、収益を上げている会社ですので純資産+将来予想利益を加味したプレミアム価格部分が大きく付いての買取価格が一般的ですね。

もう秀さん、話すのも嫌になりましてオーケー、もうこの会社あんたにくれてあげるわ! と言ってしまいましたわ。

正直申し上げると・・・
喫煙撲滅化運動の事務員さんは、当初から秀さん、私はフォンさんは信用できないと思うと言っていたのですが、あんたはビジネスのことや男と男の関係は分からん! と一切無視して増資に臨んだ経過がありました。

まさか! こんなことになるとは思いもよりませんでしたぞぃ。はぁ〜・・・

秀さんは日本人だからベトナム人にしか分からない部分があることを知らない だから私の言ったとおりの結果になったでしょう! と死ぬほど文句を言われ申した。

その事務員さんとは同じように秀さんが全幅の信頼を置いているベトナム政府の上級公務員であるKさんも当初フォンに会った時に殆ど会話もなく気まずい雰囲気だったのを覚えています。

秀さんが後に、彼の職業が背オムドライバーと言う最下層の職業だからそんな態度をするのか! と少し怒った口調で言ったのですわ。

彼は秀さんには多分、分からないだろう と一言つぶやいたことが印象的でしたわ。

数年後、フォンの頑張りぶりに、秀さんが どうです! 私の見る目は正しかったでしょう と2人に自慢したものです。

・・・・・その結末が今回のようなことになるとは、トホホ と・・・ごまかしも出来ないほどのショックでしたよ。

強いて秀さんがフォンの気持ちを最大限考えたとして・・・・

今まで俺は一生懸命頑張って来て会社を黒字にした。
それなのに社長は見たこともない息子の嫁に会社をやらせようとしている。
これは、近い将来お払い箱かぁ! と考えたのかも知れないなぁ とぽツン と言ったのを聞いた喫煙撲滅運動家の事務員さんが・・・

社長はほんにおめでたい人だわ!
社長みたいな考え方の人ばかりだったらこの世に警察官も裁判所も要りまへんわ! と
言われ申した。

まぁ、ぐだぐだとマヌケ話を書いてきましたが、要は一銭のお金も無かった元背オムドライバーは数年後社員数数十名、客船数十隻をもつ旅行会社のオーナー社長になったと言う立身出世話の顛末、賢者の皆さま楽しめましたでしょうか・・・?

続編として・・・・

当事者のフォン自身は、別段自分は悪いことをしたとはこれぽっちも思っていないのが笑えます。
ただ、社長から会社を買い取っただけ と言う認識で、これからも長い付き合いをして行きましょう

と言われた時には 秀さん、何も言う言葉がありませんでしたわ。へい


最近はメコンの記事を書いていないのはこういう状態だったからであります。
6月からはメコンクルーズのリンクも外す予定です。
嫌なことを思い続けるのは精神衛生上良くないですし、この性格ですので済んでしまったことはすっぱりあきらめて、また新しい一歩を踏み出して行くことで帳尻を合わせるしかないですね。
この楽天的なアホな性格が過去の大きな困難をも克服出来た一番の原因ですので!
秀さんは今後も頑張りま〜す!
本音を言えば・・・旅行社の利益でのんびりした生活をやって行こうか と考えていたのですが神様はそんなに甘くはないですね。はい。

秀さんがホーチミンから催行していたメコングルメツアーの売り上げは会社全体の1%位の売り上げしかなかったですわ。99%はフォンの努力です。
数年間彼と一緒にやってきましたが、1円の利益を貰うことなく終わった越日旅行社でした。
会社はそのまま残りますが、6月からは秀さんとは一切関係のない会社になります。

事務員さんは私が同じ内容で別の旅行会社に頼んでメコングルメツアーを続行して見返してやりましょう と言うが・・・新規事業も始めることなので このへんで手仕舞いしましょう と説得中でごわす。


この件に関してのコメントにはレスポンスはいたしませんのでどうかご了承下さいな。

しかし、メコンのことでヘコンデルタ にはなっていませんのでご安心を!


最後に・・・・

今回のことで、ベトナム人の人物評価はベトナム人にしかわからない と言う学習をさせてもらいました。

次回からは、またアホで楽しい話をしたいと思います。ほい!

では本日はこのへんで、失礼いたします。
posted by 秀さん at 03:29| ハノイ 🌁| Comment(8) | TrackBack(0) | メコンクルーズ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんか読んでいて、さみしい気分になりましたねぇ。。
悲しいです。。
秀さんがせっかく築いた会社。。。
でも、、、いろんな気持ちがあると思いますが、めげずに次へ次へ行ってもらいたいです!応援してますよ!!!!
Posted by フエ at 2011年05月26日 11:50
 ご無沙汰しております。だいぶ前にちらっと縁をきるようなことが書いてあったので、うすうすそんなことではないかと察しておりました。ベトナム人の現実を目の当たりにしたような感じです。秀さんの思いは半分以上共感します。在越日本人は大なり小なり同じような思いをしているでしょう。
 しかし、寂しいな。愛に見返りを期待してはいけないと言うが、投資には見返りを期待しますよね。今後の教訓とさせていただきます。
Posted by nihonngoyaroo at 2011年05月26日 13:36
そうでしたかー

虚しいですが 

前向きに がんばりましょうね

心機一転 です

Posted by safisi at 2011年05月27日 01:52
いつも楽しく拝観しています。

やはり、社会主義国の恐さですかねー

でも次に進んでいるポジティブ感はさすがです

7月に初べトナム旅行します。

これからも色々な情報と楽しいブログ

期待しております。
Posted by 髭オヤジ at 2011年05月27日 13:07
自らの不手際で起こした不始末を、隠すことなく堂々と己のブログで公表するなんて、そんじょそこらの人間には到底真似出来ることではありませんね。流石は秀さん、それ程のお方とは、まったく御見逸れ致しました。
Posted by 哈越族 at 2011年05月27日 19:57
お久しぶりです。

ある程度の年齢になってから真の友人を探すのは難しいですねぇ〜。

それでも秀さんにはブログ仲間が居るから頑張ってください。
Posted by chibipaff at 2011年05月31日 08:50
秀さんは「神」だ!

きっとフォンも思ってる違いない!

うん、そう信じよう。
Posted by vn人 at 2011年09月13日 21:25
ハノイでの旅行業は残念です、最近ハノイから帰国したばかりですが、あの活気は殺気に近いものさえ感じ得ました。
  宿泊先ホテルツアーデスクの女性からメールを頂きましたが、その内容に会社のマネージメントを非難した文面でした、彼女はツアーライセンスを持っているので自立をする事でした。日本人を見るとスポンサーにでも見えるのか、何気ない現況を伝えてきます、同じく疑い深く感じてばかりおりますとベトナム人皆が信頼のおけない人ばかりに思えてしまいますが、今後伸びゆくであろうハノイ観光、特に日本人向けについては興味がビジネス的にあるところですが、本紙を読んで会社を営む法的な問題など、理想とは厳しいと感じました。
  ハノイへは再度 行く予定をしています。
Posted by 呉屋 良昭 at 2013年01月16日 12:54
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