その前に次の入居先を探さねば思い事務所のスタッフの女の子に新聞を買って越させた。
この新聞名はmua bán (mua=買うbán =売る)と言って売り買いの情報だけでなく求人・求職からアパートの賃貸まであるとあらゆる情報が満載の生活情報新聞である。
予算内で探すようにお願いして候補の2〜3上げてもらい電話をかけるが大半の所が既に入居者が決まってしまっている。
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朝に新聞を買ってその日の午後に電話をしても遅いくらい物件の決まるスピードが速いのである。
人・物・金が高速で動いていることを実感させられるホーチミンの住宅事情である。
そんな中、まぁまぁ良い候補物件があり下見に伺い翌日の朝に返事をすると言って帰った。
翌朝1番に入居したい旨電話するが既に決まったとの事。
私が見た何とその後直ぐに別の入居希望者が来て即、保証金を払って帰ったとの事。
何とも即断即決が要求されるベトナムだと実感。
駐在事務所を探す時もそうであったがここホーチミンでは検討している間に他者が金を払って決めてしまう場合が多い。
日本人的な決済スピードでは間に合わないケースが多いのである。
ホーチミンにおける一般的なベトナム人家庭の住宅の賃料は費は1月130万ドン〜250万ドン(1万千円〜2万円)位ではないかと思う。
田舎と違い住宅費は家計に占める度合いが高いのである。逆に、飲食費は安く済んでいるのではないかと思う。
エンゲル係数は低いが食べ物のクオリティは高い。
住宅の内部は、概ね1階(ベトナムではG=グランドフロア)はバイク置き場兼用のリビング&キッチン、2階以降は寝室、床はほとんどがタイル張りですので日本人にはいつもトイレか風呂場の中に居るようで落ち着かない。
バスタブの有る家は少ない。シャワーは簡易温水器なので熱湯は望めないし水圧も低くチョロチョロとしか出ない。家の構造は鉄筋コンクリートや鉄骨造りではなくブロック造り?日本の構造計算から言えば100%違法建築ばかり、地震が少ない国だからこれで良いのかもしれないが、ハンマー1つで家を壊せる強度くらいしかない住居ですのでお金のある方はそれなりの高級コンドミニアムに住んだ方が精神衛生上宜しいかと思います。
まぁ、それでも一家団欒楽しい家庭が一番!と言いたい所ですが、ベトナムでは大半が共働きで奥さんが食事を作らない家庭も多い。
1歳くらいの赤ん坊を家政婦にあずけ奥さんが仕事に行くのは当たり前の国です。
朝飯も近所のフォーやバンミー(ベトナム風サンドイッチ)で済ます旦那さんも多い。朝食は暖かい味噌汁を・・・といった日本的な幻想は抱かない方が良い。
女性が自立しているためか、離婚率も日本に比べて高い。
結婚してもそれぞれ別姓ですので嫁に行くというような感覚は皆無。
それでもあなたはベトナム人女性に魅力を感じますか????
はい・・・ん? 答え:・・・
何故ならばスタイルの良く美人が多いから・・・。
いつものお約束で題名とは関係のない展開です。まぁ、スタイルの良い美人の奥さんは大抵、立派な住宅に住んでいるという落ちで今回の住宅編は終了。