2012年12月05日

重苦しい転載記事ですがためになります編

本日は転載記事(割愛多し)です。
特に最後の管理人さんのコメントは日本人的な思考の問題点を鋭くついています。

真剣に人様のことを考えて啓蒙してくれるその努力に頭が下がります。




否定する世界:日本の核災害の過小評価


リチャード・ウィルコックス  20121130

この記事は、リチャード・ウィルコックスという社会科学的な観点から環境問題にアプローチしている学者によって書かれたものです。彼は東京の多くの大学で教えています。
福島第一原発事故の後、起こっているさまざまな不可解な事象について、全体論の観点から、あるいはシステムという切り口から捉えなおしています。

認知的不協和cognitive dissonance

自 分が信じていたことや、自分が想定していたことが、新しく出てきた情報によって否定されたり、挑戦的な新しい情報に直面したとき生じる心理的な葛藤につい
て、ほとんどの人は、そうした情報を拒絶したり、こじつけの解釈をしたり、あるいは、新く出てきた情報を避けてしまったり、触れることを避けたり、「そん なことなどありえない」と思い込むことによって、世の中に対する自分の理解が正しいと思い込もうとします。


私は死者を見る。まるで生きている人のように歩き回っている。


彼ら(死者)は、お互いには見えない。

彼ら(死者)は自分が死んでいると思っていない。

第六感 The Sixth Sense

私は内的には、ただの人間に過ぎない。

I’m only human on the inside.


悪魔とディープブルーの海の間で

情報が不確実だったために、大多数の人々は、自分がいったいどんな状況に置かれているのか知らされないままでした。
また、救援を求め、身の安全を図るため、いったいどこに行けばいいのか知ることもできませんでした。
多くの人々は、企業の所有物になっている主流メディアが流す情報を取り入れてはいるものの、私には、ほとんどの人が、そうしたメディアから聞いたことを深く信じていないように思えるのです。

それにもかかわらず、もっと多くの力強い声によって、大衆の信念は形成され、結局、何でも信じ込んでしまうようになってしまうのです。
そうした企業のメディアが流すニュースの背景には「金」という存在があり、効果的なプロパガンダが作り出されているのです。
リベラルな媒体と観られている日本の朝日新聞が、まるで“WHOの売春婦であるかのように、忠実に彼らにひれ伏して、WHOの言うままを報道しているという事例を取り上げてみましょう。

(管理人:

海外の誠実な有識者の記事では、こうした表現がよく見受けられます。

日本のメディア、それはNHKも含めて海外では、まったくといっていいほど、信用されていないし相手にされていないのです。

このことは、日本のメディアが海外向けと国内向けに書くことが違うことからきているのです。日本のメディアは、破廉恥な情報のダブルスタンダードを平気でできるのです。
まだ、意図的に誤報を流し、国民を暗闇に引きずり込もうとしているのですから、そうした凶悪マスメディアに対しては、刑事罰の適用も視野に入れて、きちんと処罰できるような法律を作るべき段階まできてしまっています)


(朝日新聞  2012121日)

【大岩ゆり】

東京電力福島第一原発事故の復旧作業で、最高1万1800ミリシーベルトの甲状腺被曝(ひばく)をした作業員がいたことがわかった。
一般的に甲状腺がんのリスクが増えるとされる100ミリシーベルトを超えた作業員は少なくとも178人いた。
東電はこれまで、作業員の甲状腺被曝の詳細を公表しておらず、世界保健機関(WHO)の求めに応じて報告していた。
東電はWHOに対し、作業員のうち、全身の内部被曝線量が比較的高いと考えられ、甲状腺被曝線量検査を受けた社員や関連企業などの社員522人のデータを、年齢などの個人情報を除いて提供した。
近く公表されるWHOの報告書によると、1万ミリシーベルト超は2人、1万〜2千が10人、2千〜1千が32人、1千〜500が50人、500〜200が69人、200〜100が15人いた。
全身の場合1万ミリシーベルト超の被曝は致死的だが、甲状腺局所の被曝線量は影響が少なく、急性症状はほとんど起きない。

東電によると、最高の1万1800ミリシーベルトの被曝は、30代の東電社員。全身の外部・内部被曝線量も最高の678.8ミリシーベルトだった。健康影響はこれまでみられず、原発以外の部署で働いているという。
続きを読む

Enenews.com
の編集者は、Fairewindsを主宰する技術者であるアーニー・ガンダーセン氏を尋ねて質問しました。

「ガンダーセンさんは、WHOを信頼していますか?」


彼の答えはこうでした。

ガンダーセン氏:

おそらくWHOは、放射能の降下量と放出量を低く見積もっているので、このような、あまりにも低すぎる放射線への曝露を考え出したのだと思います。
私は、このデータは信用できません。

また、WHOは、原発作業員が取り込んだ放射能の総量から、ホット・パーティクルと体内取り込み分を省いているのではないかと推測します。
同じことが、スリーマイル島で起こりました。

悪い仮説は「低い曝露」を作り出すものです。


WHO
についてガンダーセン氏の見解:

「私はそれらのデータ(ガーベージイン・ガーベージアウト)を信頼していません。


私はホット・パーティクルを疑います。また、体内への取り込んだ放射能放出体の量が省かれています。

WHO
は、放射能の放出量を過小評価しています。

根拠の薄弱な仮説や不完全なデータを使って物事を始めれば、得られる結果も間違っているということです。ふぅっ。

朝日新聞のニュースは、原子力推進派の歴史やアジェンダを精査することなく、WHOの調査結果を繰り返しているだけです。(下の囲み記事のように)
朝日新聞は、他にも選択肢があるのも関わらずそれを無視し、ひたすら原子力推進派の仮説を受け入れているのです


DNA-ocide

ポール・ジマーマン著の必読の書、「入門  詐欺芸術」(管理人の勝手なタイトル付け)(A Primer In The Art Of Deception)の中に、こう書かれています。

初めて原子力の世界に進出した人々は、自分たちの探求を進めるごとに、毒の種子を原子力の世界に運んでしまったことに気がついていなかったのです。
地球という惑星上に、原子力(エネルギー)を放出するということは、自然の法則を犯すことになるのです。
ジマーマンは、生物が環境中の放射能レベルに、どのように順応したかについて書いています。

しかし、原子爆弾の実験や、劣化ウラン弾、原子力発電所から放出される人工的なより高い電離放射線レベルは、有機体の組織における化学結合を破壊するほど強烈なものです。

ジマーマンは、エリートの決定権者が、核の危険を知らないまま核技術の使用を許可してしまったか、あるいは、世界の人口を選り分けるために、意図的に放射能を拡散しているに違いない、と主張しています。


多数の研究は、ごくわずかの放射線であっても健康にとっては危険であると指摘しています。

ある専門家は、「かなり厳格に研究された恐るべき報告によれば、疫学データは、0.1シーベルト(100ミリシーベルト)以上では、晩発性のガンが発生するリスクが過分にあることを実証している、というほぼ普遍的に容認された見解がある」と言っています。



【資料】「福島で放射性降下物に遭遇したすべての人々が、おそらく甲状腺になんらかの問題を生じることになる」−すでに東京でも、多くの人が問題を抱えている

Watch: “All who met with Fukushima’s radioactive fallout are
probably to have some problem with the thyroid” − Many in Tokyo already with
problems



科学者たちは、「まさに、最低レベルの放射線でさえ、生命にとっはて有害である」と、ケンブリッジ哲学協会の生物学レビューの中で結論付けています。

46
の広範な分析結果報告(過去40年以上にわたって公表されてきた研究)を通して、サウスカロライナ大学とパリ第11大学の研究者は、低レベルの放射線、自 然環境中の放射線が、たとえ少ない量であっても、いくつかの健康測定で見られるのと同様に、DNAに良くない影響を与えるということが統計学的に高い有意 性を持っていることを発見したのです。

さらに、ワシントン・ブログは、原子力発電所から(放射能の)放出から、中東戦争で米軍が使用した、いわゆる劣化ウラン弾に至るまで、低線量の危険性に関する包括的調査の報告を提示しています。

これらの現実は、特に福島地域の人々に健康被害が生じているという報告が増え続けていることから見ても、確立されていると見ています。

排水路で取り囲むこと一1ヶ月当たり3000億ベクレル
福島第一原発の敷地内から、いまだに放射能が放出されているということは、生態や人間の健康にとって、良い兆候ではありません。
NHK
(日本政府の報道ステーション:原文ママ)は、「地下水が原子炉建屋内に流れ込んでおり、放射性物質で汚染されている」というニュースを流しています。

「東京電力は、その水を集めて、汚染除去タンクに貯蔵しようとしています。東電は、この汚染された水が太平洋に漏れ出ていることを否定しません」。(NHKの報道)

(【資料】サウスカロライナ州立大学HPの記事)


東京海洋大学の海洋学者、神田穣太氏は、「福島第一原発は、1ヶ月当たり0.3テラベクレルを周囲に漏出させている」と計算しています。

【参考記事】東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えた(2012.6.6up

【資料】
ワシントン・ブログ「46の研究のメタ調査: 最低のレベルの放射線さえ人間の健康にダメージを与える」


アメリカの科学者、ケン・ビュッセルは、

「そこが放射能の出所だ。

東電は、原子炉を広範囲に冷やしているが、その水をポンプで汲み上げて汚染除去を施したり、建屋内に漏出させながら、水のいくらかは海に戻ってしまっている。

原子炉の冷却に使った水をすべて回収できているわけではない」と述べています。



【参考記事】

終わらない汚染 : 福島県沖 : 続く放射性物質の放出(2012.11.1up

福島第一原発の海洋汚染はチェルノブイリの一桁上(2011.6.16up

ケン・ビュッセル(Ken Buesseler
氏はウッズホール海洋生物研究所の研究員。



ウッズホール海洋生物学研究所は、単一の研究所としては最多のノーベル賞受賞者を出している研究機関

ケン・ビュッセル氏は言います。

しかし、海洋については、チェルノブイリを越える衝撃だ。

いくつかの放射性各種の値は、チェルノブイリからもっとも近いふたつの海、バルチック海と黒海で1986年に記録された最高レベルの値より、少なくとも1桁高いレベルだ」。

ケン・ビュッセル氏は、震災後の20116月、仙台市若林地区にある波分神社を訪れています。
(Photo by Ken Kostel, Woods Hole
Oceanographic Institution)



これは、日米2人の評判の高い海洋学者の両方ともが認めている信じられない意外な新事実です。

「放射能を含んだ水が海に流れ込んでいることは、疑いのないことです。

東京電力の矛盾した説明にも関わらずおそらく故意に水が流されている」

と語っています。

独立した調査が許されていないので、我々は殺人調査を担当して、まるで犯人探しをしているようなものです。
真実は少しずつ漏れ出しているものの、相変わらず第三者が立ち入ることはできません。

これは、単に法律の関係や学術的な関係からではありません。

現場の状況に近い、ある一人の原子力技術者は、後々になって水道水を汚染するのではないかと心配しています。

【関連記事】

海は、まだ福島放射性降下物の被害を被っています

Ocean still suffering from Fukushima fallout

福島第一原発から、いまだ放出されている放射能に加えて、3.11の最初のときに放出された放射能は、環境汚染の典型的な結果をもたらしました。
福島県だけが、この恐ろしい結果に直面しているというわけではないのです。
1
通の科学報告書は、(福島第一原発の)海岸線沿いに南に70km行ったところで、沿岸の沈殿物の中に放射性セシウムが、(海の土の)粒子の中に結石生成しており、これがほとんど取り除くことができないことが分かったと報告しています。

【関連記事】トップクラスの科学者は、汚染水が福島原発から「活発に海にくみ出されているのではないか」と示唆している ロイター

Top scientist suggests contaminated water is “actively being
pumped out” into ocean from Fukushima plant -Reuters


さらに、福島県南隣の茨城県では、霞ヶ浦(東京のちょうど60km北東にある湖で、茨城県の約100万人に飲料水を供給している)の水そのものに放射性セシウムがあるかどうかは分かりませんが、確かに汚染された泥は含んでいるのです。

霞ヶ浦と、それに繋がっている川から採取した泥のサンプルには、5,200ベクレル/kg以内のセシウム134とセシウム137が含まれていました。
1
年前に調べたときは最高500ベクレル/kgでしたが、今年の2月には最高で5800ベクレル/kg7月には最高で4800ベクレル/kgでした。
霞ヶ浦の湖底から採取された泥には、97ベクレル/kgから520ベクレル/kgまでのセシウム汚染が見られました。
これは、今年2月に記録された最高1300ベクレル/kgよりは低い値ですが、1年前に最初に湖底をモニタリングしたときに出た340ベクレル/kgより高い値です。

【関連記事】

福島核災害:プラントの汚染水貯蔵タンクはスペースを使い果たしている

Fukushima Nuclear Disaster:
Plant's Contaminated Water Storage Running Out Of Space


この放射能の量は、福島と比較すれば低い値かもしれません。

たとえば、福島県庁の南東2kmの灌漑用水路の土から515,000ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されました。

【関連記事】

日本の専門家:「福島からの汚染物質が海岸の堆積物に固着化してしまっている」


Japan Experts: Contamination
from Fukushima “is almost irreversible” in coastal sediments


福島第一原発から規則的に放出されている放射能のホットパーティクルは、1100kmも離れた場所に風に乗って運ばれるものでしょうか?
だとしたら、それはどんな形で現れるのでしょうか。

放 射能を含んだ茶葉は、日本の南西部のもっとも遠い場所でも見つかっており、鹿児島県の茶葉からは80ベクレル/kgのセシウム134とセシウム137が、
静岡県の茶葉からは40ベクレル/kg、東京都と境を接している埼玉県の茶葉からは120ベクレル/kgが、それぞれ検出されています。


【関連記事】

鹿児島で生産された茶葉からの80Bq/kgのセシウム

80 Bq/Kg of cesium from tea
leaves produced in Kagoshima




身震いするような事態

しつこい放射能問題に加えて、日本は次の巨大地震の危険の中にあります。
幸いなことに、もし巨大地震が起きても、2つ以外の原子炉はシャットダウンされているので、3.11のときよりは大分安全な状態になってているということです。
※56号機以外は、すでに破壊され、炉心が溶融してしまったので、水素爆発の危険は少なくなっている、という意味でしょう)

最近の地震学の報告書は、次のように警告しています。

(次の)地震の大きさが小さいという可能性はあるものの、日本はマグニチュード10の地震に備えるべきです。
万一そのような規模の地震が発生すれば、地下での破壊は20分から1時間程度は続くでしょう。

それは、(地下での)揺れが収まる前に、津波が海岸を襲ってくることを意味しています。
もし、日本海溝から環太平洋火山帯に沿った千島(カムチャツカ海溝までの3,000kmの連なりが60mずれていれば、マグニチュード10の地震につながる可能性があります。

【関連記事】

研究者は言う:「日本はマグニチュード10の地震という最悪のケースに備えるべきだ」


Researcher: Japan should prepare
for worst-case magnitude-10 earthquake



研究者たちは、「こんなこと、当たらないほうがいいに決まっている」と強調します。
3.11
のマグニチュード9の地震は、「9」ではなく「8」だと思われていたくらいですから、私たちは、もう驚くことはないのです。

時間は貴重で、“Nukushima”(管理人:nuclearFukushimaをかけているらしい)の被災地を東電がきれいにするまでは時間がかかります。

また、除染活動の妨げになるような大きな地震が起きる可能性は大きいのです。

損傷を受けている燃料プールから核燃料をすべて取り外すには、あと数年はかかるとされ、原発を完全に廃炉にするまでには、40年がかかると見られています。
核産業と従順な大衆は、洞窟の中に押し込めることができない火を噴く怪獣を作り出してしまいました。

事故のわずか1年後に、30,000人もの原発労働者が福島第一原発で深刻なレベルの放射線被曝に晒されたと見られています。

東電は必死で作業員をリクルートしようとしています。

東電の計画では、1年に23度、福島第一原発で作業に従事してもらうために、10万人の原発作業員が必要になるということです。
この政策が提案されたのは、福島原発の状況が悪化しているため、作業員に作業を断念させていることからも分かります。
【関連記事】

福島、あれから1年。危険にひんしている原子力作業従事者と市民

Fukushima One Year On: Nuclear workers and citizens at
risk



ポストモダニズム的な「事後否定症候群」

私が日本で教えている大学の学生たちは、現実を否定し、福島のことについては話したくないようです。


何人かの学生は原発推進派のプレゼンテーションさえするのです。

確かに、多くの学生は、核の危険性が身に滲みており、原子力に批判的な態度を示していますが、他の学生たちは、「なるようになってしまった」という宿命論者的な態度を見せるのです。

何人かの学生は、福島やその近くで暮らしている両親が、現在の状況について心配したり、怒りを持っていると私に話してくれました。
しかし、もし東京にいるごく平均的な人たちに、この問題について訊ねたら、おそらく肩をすくめるでしょう。
人々は、悪いニュースを続けざまに知らさせたり、自分の鼻を放射能の破片の中でこすったりすることは好むところではないのです。
人々がそう感じるか、あるいは、マスメディアが、人々がこの問題から(自分とは関係がない)はるか遠くにいるものと信じ込ませることができれば、「心配するには及ばない」と自分を納得させてしまうのです。

「現実逃避」と「気晴らし」が、このゲームの名前です。

日本のテレビ・バラエティーショーは、自己愛的、自己中心的、幼稚であり馬鹿げていて、多くの場合、中身のないナンセンスと評してもいいでしょう。

レベルの低い卑屈な社会を創りたいというなら、これもいいでしょう。

しかし、こんなことを長く続けるのは良くないことです。

民主主義は、見識があって博識の市民によってのみ繁栄するのです。

日本の、この状況は、多くの国でも同様に見られることです。

生命にかかわるような危険が目前に迫っているというのに、どのようにして、社会がそんなにも自己満足的になってしまうのかを理解する心理学的次元とは、いったい何でしょう?

綺麗だが、踏みつけられながらも人を騙すような蛇のごとく、その毒歯から出された毒液が、犠牲者にとっては致命的になりえるのです。

私たちの認知的不協和の実例は、ジャーナリストのデビッド・マクニール(David Mcneillから来ています。

マクニール氏は、東京にいて、3.11の核災害を耐え抜き、皮肉を込めて、こう記しています。

「(東京でさえ本当に)危機的な状況にあった正にその週、私の家の近くのビデオ店の勤勉な店員から電話があって、『お借りになったDVDを、まだご返却いただいていないのですが』と、私がそれを忘れていたことを教えてくれたのです」。

日本は、原発事故で屈服させられるような目に遭っているのに、普通にジビネスが行われていたのです。

政治評論家のディーン・ヘンダーセン(Dean Hendersen)は、こうした日本人の行動様式の歴史的な側面に注目しています。


現人神(あらひとがみ)としての天皇、その名において犠牲を払う必要があることを人々に教化することによって、日本人は、この地球上において、もっとも搾取される人々になっているのです。

長時間労働し、彼らを監督する人間に決して問うことはなく、社歌を歌い、就業後になれば、社員連れ立って酒を飲みに行くのです。
このファシズムに抵抗でもしようものなら、即座に「反日本的」という烙印を押されてしまうのです。

この犯人には、精神障害があると思われます。

たいていの日本人は、この「公」の脅威に挑戦することより、自分の感情を押し殺す方法を学習したのです。
【関連記事】

NHK
のドキュメンタリー:福島第一原発の原発作業員の労働条件が悪くなっているため、作業員がやめていく。この会社は、一人の作業員も採用できていない


NHK Documentary: Recently
deteriorating working conditions at Fukushima plant causing workers to quit −
Company hasn’t been able to recruit a single employee


核災害に結びついた文化的土台については、ショーン・オドワイアー(Shaun O’Dwyer)教授によって説明されます。この人は現代の儒教を研究している人です。


戦後の日本、そして東アジアの支配(それは、間違いなく儒教から来ているのですが)において、二つの重要な習慣的な態度があります。

高い教育を受けた知的エリートによる官僚政治が正当化された政府の側には、パターナリズムが存在しています。
また、最近まで市民の(国への)忠義に報いたいという気持ちが、善を行おうとする指導者のモラルや知的能力への信頼に根ざしていました。
1960
年代以降の日本の原子力政策は、この儒教の精神を持つ政策の最も高い部分を表しているに違いありません。
日本の不安定な化石燃料市場への依存度をゆるめ、輸出産業の育成を目的とした高品質の電力を供給するためのエネルギー政策を推進しようと、日本の官僚、政府、商工会の会頭、科学者は、原子力ムラで手を握り合いました。

政府の家族主義的な指導の下では、原子力によって、ある程度運営・維持されるという繁栄の将来展望を信じ、官僚の思慮の深さ、そして、このエネルギー源を安全に管理するという科学者の専門知識を信頼して、日本の大衆とマスメディアは、ひとつに結集したのです。

【関連記事】

核危機は、日本の儒教的な政治のカーテンを引き下げる

Nuclear crisis lowers curtain on Japan's Confucian
politics


恐怖と向き合い、地震とともに暮らす東京の住民

A Tokyo resident on facing his
fear and living with earthquakes

宇宙(学)論者は、より広い展望から、国際的な科学界が私たちを失望させ、「機能障害の科学」のプロモーターになってしまった、と述べています。


科学は、それぞれの専門や、下位の専門分科のなかにバラバラに(体系立てていなくて)入っていってしまっているので、もはや、変造された偽りのデータに対処できるほどの準備ができていない。

このために、科学は転換点を迎えているのです。


専門用語や私利的な政治のバリケードが、専門家が、より高い視点から見れば一目瞭然のことなのに、そうした高見から見ることを妨げているのです。

(管理人:

簡単なことを、不必要な専門語をたくさん用いて、意図的に分かりづらくしている霞ヶ関文学。

「メルトダウン」、「冷温停止」という言葉の意味をめぐって、ちょっとした論争が起こったように、自分たちが記者会見で説明に窮したときのために、何通りもの意味に解釈できるように曖昧さ残している東電文学。

最初から、他人にストレスなく伝えようといういう意思より、自分たちが追求されたときのことを第一に考えているので、いつまでも、ちゃんとした文章の一つも書けない似非エリート連中が、こうしたバリケードを張っているのです。

こうした人々は、全体像を見ることができる人から核心をついた指摘を受けたくないがために、自分たちの陣地(各論)に誘導しようとします。

そこでは、無用な専門用語、変造データが飛び交っているのです。

これは時間の無駄です。

これが、官僚、御用と言われている人々の常套手段です)


そのようなシステムは、従来のものを超越してしまった人々によって、外部から挑戦を受けることを嫌います。
また、指導的な当局は、そうした人々の言うことを自由気ままに、平気で無視してしまうのです。

広い視野から主張する勇気を示したり、現在の知識のバランスの取れた全体像、また、理論的な仮定を公平に比較すること、そして、利用可能な選択肢を示している大学は、ほとんどありません。

今日、そのような基礎的(当然で自明の)な標準を適用することによって、全体の評判を落としてしまう危険があるのです。

【参考記事】日本のマトリックスの内部

Inside the Japanese Matrix

核エネルギー(それは、世界の一次エネルギーの需要のわずか2.5%しか提供していない)は、かつて人類が試みたうちでは、もっとも危険な実験です。

狂気を終らせる時は、今なのです。



【関連記事】

【参考記事】科学は臨界点に差しかかろうとしている

Science’s Looming ‘Tipping
Point’


消費を今より減らし、より少ない消費者集約的な形式で社会を再整理し、多くの代替エネルギー・スキームを実行していく中で、私たちは、この問題を解決することができます。


放射線から健康を保護するためにあなたができること

一般の人でも、放射能の危険を最小にする手段は、たくさんあります。

これらは次のものを使用することを含んでいます。

・硫黄

・マグネシウム

・食事中のファイバー

・フランスの粘土

・薬草(長いリストがあります)の解毒

・ヨウ素

・医薬の海草


さまざまな健康志向のサイトをネット検索してみれば、果物および野菜などの繊維質を備えた保健食を食べることが身体から放射線を排出する最良の方法に関係していることが分かります。

この際、あなたが消費しようとしているものすべてが、放射能が入っていないものでなければらないとは言わないことにします。

さらに、(放射能を体外に排出する)手助けになる多くの薬草や香辛料があります。

綿密で注意深く熟慮した上でネット検索したり、クロスチェッキング・データや結果、参照といったものを見ることで、放射能や体内に蓄積された有害な毒素から、どうやって自分を守ればいいのかについての理解を与えてくれると思います。

(管理人:これは、すでに多くの人がやっているデトックスと、ほぼ同じです)

私は、おいしい果物や野菜の多い食事をとり、様々なハーブティーも飲みます。

マグネシウム塩の入った風呂に入って、ストレスの多い一日が終ったあと、リラックスしてください。

リチャード・ウィルコックスは、社会科学、全体論的な展望からの環境問題の研究についての博士号を持っています。

彼は、東京の多くの大学で教えています。

福島第一原発災害を含む環境問題に関する彼の記事は、

http://richardwilcox99.blogspot.jp/
 (表示されるまで多少、時間がかかります)

のアーカイブに納められており、Activist PostThe Intel Hub、そして
Rense.comなどに定期的に掲載されます。


ウィルコックへのジェフ・レンスのインタビュー記事は、以下のアーカイブに収納されています。

音声のみ(英語のまま):

http://beemp3.com/download.php?file=17854108&song=05-11-12+-+HR3+-+From+Tokyo+-+Dr.+Richard+Wilcox%2C+PhD+-+Time+Running+Out+For+Japan+%26+

The+
World

(ここで終り)


管理人:


核によるエントロピー増大によって、私たちは「カオス」に向かうように仕向けられている


この国では、信じられないことが起こっています。

これは、私の想像を超えていることです。


枝野経済産業大臣は、3.12から「ただちに」、「今すぐに」を繰り返してきました。

彼が嘘を言っていることなど百も承知(人によっては半信半疑)で、彼なりに国の威信を守るために、そう言わざるをえないのだろう、と国民は好意的に「騙されてあげていた」のです。

状況が落ち着けば、彼は真実を話し、(不可抗力的とはいえ)自らの罪を認め、国会議員として最後のけじめをつけるだろう、と思っていたのです。

ところが、現実はまったく反対で、経済産業大臣という原発行政のトップでありながら、福島第一原発に一度も行かないし、「冷温停止・収束宣言」を野田佳彦とともに宣言し、「2030年代には原発ゼロ」と言いながら、下北半島で新規原発の工事を再開させたのです。

さらに、何事もなかったかのように、彼は今度の選挙に立候補までしているのです。バリケードに囲まれ、SPを何人もつけながら。

彼が選挙に出ることに、いったい何の意味があるのか。

これは、菅直人、細野豪志(この男は総理大臣になれると思っている)、野田佳彦も同じです。


こ の長い記事を最後まで読んだ人が、薄々感じていること−それは、「こんなカタストロフィー一歩手前の状況だったのに、なぜ日本人は律儀で礼儀正しいのか」
と外国人記者たちが不思議に思っていることの裏側では、「とりあえずここは我慢しておいたほうが無難だ、とばかり、こうした日本人の儒教的呪縛によって犠 牲者を増やしている」という文化的な風土を、実は彼らは日本人に「自覚して欲しい」のではということです。


これが外国人から見た日本人。彼らの偽らざる本心なのです。

日本人に同情しながらも、「日本人は、おかしい」と思っているのです。

リチャード・ウィルコックスは学者らしく、この不思議の国で起こった福島第一原発災害を全方位的、複眼的な視点で捉えなおしています。

それは、「認知的不協和」と「「事後否定症候群」、「儒教的思考回路」という視点です。

特に、「認知的不協和」は日本人に限らず、誰でもが「事実のツジツマあわせ」をする習性があり、もっとも陥りやすい自己欺瞞であると分析しています。

この記事では、「なぜ人々は隣にある危機に気がつかないのか」、「なぜ官僚は一度間違うと、その後、ずっと間違い続けるのか」という謎に、「儒教から来るパターナリズム」というヒントを与えています。

要するに、「人は、見ているつもりになっても、実は見たいものしか見てない」、「結局、信じたいことしか信じない」という性から脱しきれない、と言っています。

このことは、特に日本人に顕著で、村田光平元駐スイス大使は、それを「日本病」と呼び、国会事故調査委員会の黒川委員長は、「日本文化の根深い因習」と呼びました。

また、スタンフォード大学の有名な西(鋭夫)教授が、

「私は、もう諦める。

自分が危険だと思っていない人に、あなたは危険ですよ、と言ったところで、耳を傾けませんよ」と言ったことと同じことです。
また、スリーマイル島・原発事故調査委員会で調査員を努めたボブが、「日本人の呪術的思考」と形容した、まさにそのものです。



この動画に出てくる何人かの人たちは、彼らが言う「日本の病」に罹ってしまった人たちです。

彼らは、もう治らないでしょう。

なぜなら、彼らの病は「見せ掛けの善意」から出ているからです。

その「善意」こそ「儒教的呪縛」なのです。

彼らにとって、その儒教的呪縛から逃れることは、すべてを失うことになるでしょうから。だから治りません。

こういう人たちが指導的立場についてしまうことによって、多くの生命が失われていくのです。

確実に言えることは、「あなたが正しい」と思っていることは、たいていの場合、「そうではない」ということです。

もう一度、自分の信念を否定してみることは価値のあることだと思います。

なにより、「日本病」に罹らないための予防薬です。

宇宙学者は、「科学は転換点を迎えている」と言っています。

人々は、それが専門家を自称する人ほどパターナリズムに陥りやすく、自分の専門性にこだわるあまり、他を排撃するようになる、と言っています。

これが現代の科学を限界に導いてしまったと分析しているのです。

クリス・バズビー博士が、こう言いました。

科学者は嘘をつく」と。

実際に、東電から賄賂をもらい続けている日本の多くの三流科学者が、人々に致命的な被曝をさせることなどお構いなしに、メディアに対して嘘をつき続けてきました。

それは、今でもそうです。

彼らは、間違いなく犯罪史に刻印されるほどの凶悪犯罪者が行ったこととまったく同じことをやり続けているのですが、マスコミは、それを糾弾しないところか放任している有様。

こうした「嘘をつく科学者」たちの目は、常に怯えており、自信を喪失しているように見えます。

しかし、彼らにとっての真実は、「大勢(たいせい)の考え」なのです。それが彼らの「真実」。

マスコミの人々も含めて、彼らには巨大な魔物が取り憑いているのです。

この記事の中で、私が長い間言いたかったことをポール・ジマーマンがズバリ述べています。

「初めて原子力の世界に進出した人々は、自分たちの探求を進めるごとに、毒の種子を原子力の世界に運んでしまったことに気がついていなかったのです。

地球という惑星上に、原子力(エネルギー)を放出するということは、自然の法則を犯すことになるのです」。

「触らぬ神に祟りなし」という日本の諺は、本当に優れていると思います。

ユダヤの科学者たちは、そのままそっとしておけば悪さをしないウランを核技術を使っていじくってしまいました。

核はとてつもない可能性と破壊性の両面を持っているがゆえに、科学者は、その「氷の微笑」に抗しがたい魅力を感じたのです。

彼らは、ファウスト的取引によって核技術を手にいれ、ウランの莫大なポテンシャルを解放してしまいました。
「宇宙の全エネルギーは一定で不変である」というエネルギー保存の法則から、「核物質の拡散」という、まさに地球をカオスに導くような、いわゆる「エントロピーの増大」をやってしまった人類は、この不可逆の世界を前にして、半ば諦めてしまったように見えるのです。

嘘つき科学者、子供じみた官僚、事態を理解できない政治家こうした人々に取り憑いてしまった巨大な魔物は、私たちを無秩序に導こうとしていることは確かなことです。

それでは誰と戦う?

この巨大な魔物と?

戦うべきは己れの無知であり、無関心です。

たったこれだけ。

これさえ克服できれば、巨大な魔物は瞬時にして姿を消し、それが最初から私たちが創りだした幻影だったことに気がつくのです。

そうすることによって、今後、メディアがエネルギー危機を煽っても、「原子力の素晴らしい社会」という悪魔の囁きにも耳を傾けることなく、こうした魔物が創りだした仮想現実からも脱却できるのです。

posted by 秀さん at 00:51| ハノイ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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