あ奴は一体どうして居るのじゃ・・・とお奉行様が下の者に呟く
あ奴とは一体誰のことでございますか? お奉行様
あ奴と言えば秀さんこと玄海魚乞之助のことじゃい! お前は知らぬのか
はぁ~、それがしは西貢町に赴任して間もないものですから秀さんなどという者は知りませんお奉行様
そうじゃのう、今の西貢町は一昔前とは違い若い者が多くなって昔の話など分からぬのも無理はなかろうて
いやはや時の移ろいは早いものじゃわぃ
ということでお奉行自ら秀さんの住む痛毒区の長屋へとはるばるでかけたそうな・・・
痛毒長屋に着いたお奉行は長屋の前に座っていた咳流亭のおやじに聞いたそうな、秀さんこと玄海魚乞之助はこの長屋どこに住んでおるのじゃと・・・
咳流亭のおやじ曰く、その秀さんというのはいつも孫を酔う恥園に連れて行っているあの郷ひろみ似の渋い爺様のことでしょうか?
ええい! お前は、あ奴から幾ばくかの金品でももらっておるのか? それとも強請られておるのか?
戯けたことを抜かすでない
歳は歌舞伎俳優の郷ひろみと同じだが容姿は天と地ほど違うわい そんな戯言を言っていると讃岐にいたすぞ!
ほほう? と咳流亭のおやじ・・・
その意味は 手打ちにいたす! ということでしょうか・・・
今どきそんな時代遅れのギャグかましていると鹿イノシシにされますぞお奉行様
乞之助が住んでいる長屋の咳流亭のおやじまで下らんギャグかましおって
シカト/鹿猪されようがされまいがダジャレはワシと乞乃助の趣味の一つじゃ早く乞乃助を呼んで参れということで出てきた乞乃助であった
おお! 乞乃助か! お主は一体全体何を考えておるのじゃ、ここ1年一向に音沙汰がないのはどういう訳じゃ 牢にでも入っておったのかと心配しておったぞ この不届き者が!
お奉行、それは間違いでござる こうみえても拙者は痛毒区の公安に居住届けは出しております 不届けではありません
とどうでも良いことを切り返す乞乃助であった。
お奉行、まぁ、聞いてくださいまし~ 玲痰豚通り界隈に久しぶりにでも出来かけようとすると義娘の蛮姫から拙者の勤め先のボス女親分の奔にすぐさま連絡が行き やれ酒のむな 無駄な金は使うな、歳を考えろ、爺さんはモテない、白髪を抜け!などと意味不明の散々な言葉を浴びせかけられ出かける気が失せてしまうのでございます。
まぁ、昔とちがい歳も取りましたので玲痰豚の懐目当ての女どもにも興味は無くなってしまいましたわ。
そりゃそうとお奉行の方はあっちの方は相変わらずお盛んですか?
あっちの方とはイランかシリアか、いま問題のベネズエラかい?
お奉行、この話の設定では江戸時代ですのでお間違えの無いようにして北朝鮮!
ワシも今は幕府の財政状態が悪いので毎月の給金も減らされ昔のように高級殻桶には行けず、もっぱら安い一杯飲み屋で我慢しておるわ
乞之助、そういえば前に寄った店で少し深酒をしてしまっての・・・
ちょ~とだけ店のおなご、とは言ってももう婆様なのだが
出来心でちょっぴりだけ胸でも触ろうかと手を出そうかと思っていた矢先にじゃわい いきなりワシの顔面めがけてパンチ飛んで来て驚いたのなんのって
まぁ、ワシの下心が見透かされたと思って黙ってその時は帰ったのだが別に日に別の店に出かけたら 同じように婆様からでパンチが飛んで来ての・・・
殴られた後にこれが今西貢町の繁華街のヘムの飲み屋で流行っているのじゃ! と言われたのだがこの意味が分かるか?
乞之助よ・・・ふふふ
・・・・・乞乃助しばし無言・・・・
その心は カウンター婆 と言うのも疲れましたのでもうお奉行、お帰りくださいまし
と言われ両者久しぶりの再会だったが直ぐに別れたという今回の結末
二人の関係やいかに・・・次回続く(また1年後かも?)
秀
2019年03月28日
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