2022年03月17日

ひいお爺さんの古時計編

現在北九州の家に身をおいている秀さんですが仏間の柱にかけてある古びた掛け時計が目に入った
当然動いてはいない。

試しに柱から下してほこりを払ってゼンマイを巻いてみたら動き出し時刻になるとボーンボーンと鐘の音が聞こえた
時刻も正確なのにはさらに驚いた

古時計1.jpg

製造者を見ると明治時計と書いてあった
明治時代の製造ではなく多分?購入したのは昭和の初期頃ではないかと思う それでも100年近い月日が経っておりますがいまだに現役で動くとは驚きましたぞぃ 昨今のすぐ壊れる家電製品とは大違いですわ ったく!

秀さんが鼻たれ小僧だった頃、亡き親父さんがこの時計のゼンマイを時々巻いていた姿を思い出した

孫たちはボーンボーンと時刻を告げる鐘の音が面白いのか妙に関心を持ってあれこれ聞いてくる
お爺ちゃん、なんでこの家は琴とか琵琶とか茶釜とか古時計とか古いモノばかりあるの? と聞いてくるが古いオンボロ家には古いものがたくさんあるのだとしか言えない おまけにこの爺さんも古いけど・・・

同級生にクリスマスに家にサンタが来ない(朝起きたら枕元にプレゼントが無い)のは家が古すぎるから来ないのかも? と言ったらそうかも知れないね と返事されたそうな・・・

結婚式はウエディングドレスで正月には神社参拝して葬式には坊主が来る日本だものサンタもどうしたものかと躊躇しているのだと孫に説明しましたわ 分かったような分からないような複雑な顔をしていましたがね

今回の古時計のみならず以前の父の日記や思い出の桜などなど亡き親父さんとの思い出がよみがえることが続きましたわ
いつも優しい親父さんでした 思わず仏壇に手を合わせましたよ お蔭さまです 有難うございます! と・・・

年寄りは思い出を糧に生きると言いますが最近はその言葉が少しは分かるような気がしております

人生の過去を振り返ることが多くなったのは60歳を過ぎてからですわ
振り返ったところで元に戻るわけでもなく人生をやり直せるわけでもないのですが過去の記憶にひたる時間が多くなりました

さて、もうすぐ桜が咲いて新入学・新社会人たちが夢と希望と少しの不安を胸に新しいステージへと出発です
春 はる 大好きな季節です 若い人たちの軽い足どりに老齢の秀さんも遅ればせながらついていきたいと思っておりますぞぃ

どこへ・・・?  へい、博多(はかた)まで いや、間違い 墓場(はかば)まで・・・

ということでまた次回!








posted by 秀さん at 00:24| ハノイ 🌁| Comment(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村