2007年08月27日

雷魚の煮付け編

最近、安食堂で良く注文するのが雷魚の煮付け(カー ロック コー トー)である。

日本では余り雷魚を食べる習慣は無いが、ここベトナムではすごく一般的な料理である。
雷魚の面構えは結構迫力のある厳つい顔の魚であるが、白身で余りくせもなく美味である。
ヌックマム、砂糖(又は味醂?)、唐辛子&塩胡椒で味付けをしたシンプルな料理である。
日本で言う魚の煮付けを少々辛くした様な感じである。このカーロックコートーには、
やはり白いご飯が良く合い食が進む。 

カー(ca)とは魚のこと。ちなみにca bet ひらめ、ca nguマグロ、ca treなまず、ca huong鯛etc・・・。
なまずも日本では余り食べないが、この魚も白身で淡白な味で結構旨いものである。
鍋の中に入れてベトナム人は良く食べている。
その鍋の味は日本では何とも形容しがたい甘酸っぱいスープの味が多い。
スープの味は最初は少々抵抗があるが、慣れるとこれもまた美味である。

雷魚と言うと、ヒデさんはガキの頃、近くの池に雷魚釣りに行った経験がある。
その時の餌は生きたカエル。
そのカエルにガッツと喰らい付く魚であるから獰猛な魚であるに違いない。
ベトナムでは雷魚は、大半は市場で生きたまま売られており、買う時に店のおばはんがその厳つい顔の獰猛な雷魚の頭を氷を割る時に使うトンカチのようなもので

ガッツ−ン、ガッツ−ンとぶっ叩くのである。

哀れ雷魚の地位も名誉も名声も、
雷魚より更に獰猛な顔をした強靭な魚売りのおばはんにかかっては形無しである。

雷魚にして見れば、卵から、稚魚と艱難辛苦を経て、やっとこさ成長したにも関わらず、
不幸にも捕らえられた迄は何とか諦めることが出来たとしても、
最後の最後に頭をトンカチでガッツ−ン、ガッツ−ンとやられては死んでも死に切れんちゅうもんじゃなかろうかとヒデさんは勝手に雷魚の気持ちを汲み取るのである。合掌!

ここで改めてヒデさんが今までに美味しく頂いた雷魚達及びその親族・縁者のもの達に深く哀悼の意を心より表したい。だったら喰うなってか? だって旨いもん。

話は変わるが、

ベトナムも中国と同じように、空を飛ぶものは飛行機以外全て、四つ足はテーブル以外全て食べると言われるように、何でも料理になってしまう。

ちなみにヒデさんが今まで食べた変わりモノを述べると、以前プログに書いた、犬の他、ウサギ、カエル、ヘビ、トカゲ、サソリ、山羊、イノシシ、カンガルー、ネズミ、雀、ワニ、ヤマアラシ・・etc。酒、ツバメが3〜4羽そのままで浸かっている酒、ヤモリ酒、ヘビ酒・・・etc。

駐在員生活もここまで来ると、辺鄙な場所に住む山岳民族の中で仕事をしているような感じであるが、事務所は大都市ホーチミンのど真ん中にあるのである。

何でそんなもんを食べるのか?問われれば、これも現地に溶け込む仕事の内と思い現地の人間にあわせて涙ながらに食べてきたのである。旨いかと問われれば・・・不味いの一言。

九州、小倉生まれで玄海育ち。生きの良い旨い魚に恵まれて育ったヒデさんも今ではネズミもいただく食生活。

誰か!誰か!航空便で活きつくりの魚の舟盛りでも送ってくれんかぁ〜!
極上の刺身醤油も付けて、
・・・・と思う今日この頃。さぁ、しごと しごと!
posted by 秀さん at 00:29| ハノイ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム食べ物編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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