私の友人にA君がいる。
彼が昔一人のベトナム女性に入れ込んだ話をしましょう。(A君ごめん!)
ある会社のセミナーで初めてベトナム人女性Nさんを見たA君はNさんにひと目惚れ。
A君には悪いが決してNさんは決して美人とは言い難い、まぁ並の並程度の器量。
A君のベトナム人の女友達は、Nさんは余り性格が良くないので付き合いはやめた方がいいとアドバスするが、A君は逆切れ。そう、恋は盲目なのである。
A君がNさんの求めに応じて、携帯電話に始まりバイクやら月々のお小遣いやら1年間に渡って貢いだ総額は100万円以上。
いよいよ、結婚を前提に日本の両親に挨拶する為に2人はA君の実家に里帰りした。
その際にも、家族親戚の為のお土産と称してNさんはデジタルカメラを数台A君におねだり、無論彼は買ってやった。
実家への挨拶を終えてベトナムに戻ったA君は、Nさんから驚愕の言葉を聞く・・・・
やはり色々考えたけれど、やっぱ、あなたとは結婚できないわ!
とおっしゃるではないですか。
なにぃ、ふざけんなよ!てめぇ、と 秀さんと違い優しいA君が言ったかどうか判らないが、
A君の一方通行の恋?は終わったことは確かである。
その時にはA君にはもう貢ぐだけの金が無かったのが原因だとうわさに聞いた。
また、後でわかったことだが、NさんにはA君を入れて数名のベトナム人彼氏がいたそうである。その彼氏達が全員A君のように貢ぐ君だったかどうか知らないが、意気消沈するA君のもとに届けられたのはNさんからの結婚式の招待状。
是非、出席してね!だと。
ご祝儀目的であることは明白である。
何ともおなごはんとは恐ろしい生き物である。
別段、男が女に貢ぐことは普通のことであり、銀座や新地のクラブでは当たり前のようにある。しかし、その場合は純粋な結婚目的の恋愛は少なく、大半の男性は妻子持ちであるから双方合意の上の出来事である。
また、この話とは逆に日本女性が背オムタクシーの運転手に優しくしてもらい、惚れ込んで入れ揚げてしまう話も在越日本人であれば良く聞く話である。
愛があればお金のことなどどうでもいいわ、とお思いの女性の方もいるかも知れませんが、背オムタクシーのドライバーの旦那の給料が月に1万円そこそこ。これじゃどう逆立ちしても日本人がベトナムで生活していける訳がない。そこで、自らの貯金を食いつぶすか、又は自分も働くようになるか、日本の実家からの援助に頼るようになる。
結婚とは愛情だけで成立しないものである、どうしても悲しいかな、お金という潤滑油がないと摩擦を生じてしまうものなのである。
金の切れ目が縁の切れ目・・同じ言葉がベトナムにもある、
Het tien het tinh (het=無くなる、tinh=愛情) どの国でも人間は同じよのぅ。
しかし、日本人は余りお金、お金という人間はどうも信用できないし、お金の話をあまり口にしたがらない国民性がある。
ベトナムではお金の話は日常茶飯事なことであるので違和感を覚える日本人の方も多いが、それは国民性の違いであり、別段ベトナム人が金に卑しいといことでは無い。
金持ちの不幸の原因は様々あるが、
貧乏人の不幸の原因の大半はお金にまつわるものである。
言葉を変えて上品に言えば、
お金で幸福は買えないが、不幸の原因のほとんどはお金で解決できる。
一般的なベトナム人は結婚に関しては、日本人に比べ相当保守的で、女性は結婚するまで○○は絶対にダメ!というケースも多く、男女とも相手の家柄等を相当真剣に考えるのである。
結婚とは愛情だけで突っ走れるものではない事が、この歳になると分かる。
秀さんは、大学時代に死んだおかあちゃんと、親の大反対を押し切って東京で同棲して、双方の両親に向かって、おなごの一人位学校に行きながらでも養って行くわぃ!
と大口を叩いたことがある。
思い出すと今でも恥ずかしい。ご両親様ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。(-_-;)
こういう、秀さんのように強引に嫁をかっぱらうなんてことは、ベトナムでは出来ない。特に田舎であれば、親が勝手に結婚話を決めてしまい、本人達は結婚式で初めて顔を合わせえたということもよくあるのである。
以下証拠をお見せいたしやす。
ベトナムの新聞 Nguoi lao dong紙の記事を又また無断掲載。
結婚後数日で新婦が失踪 妹が身代わりに!
メコンデルタ地方キエンザン省で、結婚後数日の新婦が失踪したため、花婿側に結婚費用の賠償を迫られた花嫁の家族が金策に窮し、花嫁の妹を代わりに差し出すという事態が起きた。
新郎Tさんと新婦Gさんは親の勧めでお見合いし、8月3日に結婚した。Gさんは結婚式後も「その気にならない」とよそよそしい態度を取り続け、「結婚式にかかった費用は3年かけて返す」などと奇妙なことを口にし、数日後には家族の隙を付いて行方をくらましてしまった。
これに腹を立てたTさんの家族はGさんの家族にGさんを探し出すよう主張したが、地元の役所の仲裁もあって結局はGさんの家族が約1200万ドン(約9万円)を支払うことで事態は収束すると見られた。
しかし、Gさんの家族が大変貧しくどうしても金を工面できないことを知ったTさんの家族は、金の代わりにGさんの妹のHさんをTさんの嫁に貰いたいと提案し、Gさんの家族もこれを了承した。最初は姉の身代わりになることに抵抗していたHさんも、両親の窮状を理解してこの結婚を受け入れたという。
地元の司法関係者は、Hさんが姉の代わりにTさんのもとに嫁ぐことは両家が合意の上で決めたことなので他者が介入できる余地はないと語っている
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こんなことは、今の日本では考えられないが、ベトナムの田舎の貧乏家族には起こりうることなのであろう。
逃げた姉も嫁いだ妹も両親も、またトホホの旦那も皆、被害者。
そう考えると、貢ぐ君A君の話はまだまだよい方かも知れないと勝手に考えた。
最後にいつもの一言
嫁が来ない来ないと嘆くそこのあんた!
嫁が来ないのではなく、行きたくないと言われる自分を嘆け!!
2007年09月07日
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─おなごの一人位学校に行きながらでも養って行くわぃ!─
と男気を吐き、そして浮気がバレて土下座する。
私も、それくらい幅のある男になりたいものです。
私の場合は、見得を切っている時は自己陶酔真っ只中!
しかし、現実は・・・・まぁご想像の通りの とほほ です。