ベトナムの料理ににコムタム(Com Tam)と言うものがあります。
Comはご飯のこと、Tamは私の辞書には載っていませんが、Com Tamと2文字になれば、砕きご飯と載っています。
普通の米粒の1/3位の大きさの御飯に、骨付き豚ロースにタレをつけて焼いたもの、半熟の目玉焼き、細切り豚肉、豚の皮をマリネしたも、豚挽き肉と卵で作ったケーキのトルテを切ったようなもの、鳥の唐揚げ等・・・のお好みのおかず(具)を、刻みネギ、千切り人参が振りかけてある御飯の上にのせ、甘めのヌックマムをお好みでかけながら食べるものです。いわゆるベトナム風ぶっかけ飯一皿版です。
値段は上にのせるおかずの数によって違いますが、100円〜300円位です。
これが結構イケますぞぃ!。
ここで秀さん、TVコマーシャルのイメージが突然浮かぶ・・・
ここは、ベトナムコムタム商連合会販促推進部会 日本人向けTVコマーシャル製作現場!
シーン@
若く清楚な日本人女優の登場!
シーンA
昔旅行先で食べたコムタムを思い出す表情・・・バックにホーチミンの綺麗な街並みシーン。
シーンB
遠く思いつめたような目線で・・・日本人視聴者にアピール。
シーンC
女優、最後にどうしても思いを断ち切ることが出来ない真剣な表情で・・・
シーンD
監督いわく、ここから大事な台詞です。女優さんお願いします!・・・ハイっ、スタート!
シーンE
女優:やはり、わたし好きです・・・コムタム。
今でも思い出しますあの懐かしい・・・コムタム。
監督:ヨ〜シ、良いよっ! 次っ、最後決めの言葉を!
女優:どうしても、貴方と食べたいの・・・あの想い出の・・・
あの想い出の・・ベトナムぶっ掛け飯〜ぃ コムタム、好きっ!
監督:ハイ!カット! お疲れさま〜!
多分・・・・、いや100%没だろうね。
やはり、こんなことばかり妄想する秀さんの頭・・・おかしいですか?
でも、本当に美味いんですぞ!
このコムタム、シャレたレストランには置いてないですが、あちこちで見かける大衆料理です。
一般的には骨付き豚ロースを焼いたやつをのせて食べるのが定番です。
この骨付きロース肉美味いのは良いのですが、秀さんは文句が1つだけあります。
この骨付きロースを焼いた後はさみで1〜2cm位の幅にチョキンチョッキンと切ってくれるのですが、何故か食べ易いように最後まで切らずに骨の所で終了するのです。もう一度横から骨に添って切ってくれれば骨と肉の部分が離れて食べ易くなるのですが・・・そうしない。何か理由が有るのかも知れませんが秀さんに分らない。
ベトナムはお米の良くとれる国ですので様々なご飯料理があります。
コムタム以外でも、土鍋に魚の細い切り身を入れて炊いた?コムチンカーマウ、五目焼き飯のコムチンタップカムも美味しい。
ベトナムのお米はいわゆるタイ米(インディカ米)で日本のお米(ジャポニカ米)とは違いパサパサ感があるのでやはり焼き飯等に良く合います。
日本のお米よりカロリーは少ないので同じ量食べてもヘルシーだと思います。
秀さんはご飯を食べる時は、いつも残さず全て食べるようにしています。たまにおかずを残す時はありますが、ご飯だけは必ず一粒残さず食べてしまいます。
母親がいつもお米はお百姓さん(今は死語?禁止語?)が精魂込めて作ったものだから1粒も残してはダメ!とガキの頃から言われ続けて来たので癖になっております。
それにひきかえ、ベトナム人は残し放題の人をよく見かけます。
昔からお米や野菜果物が豊富に取れた国だからでしょうか、食べ物を大切にすると言う感覚は余りないような気がします。
まぁ、他人の家に食事によばれた時に、全て平らげると未だ食べ足りないと思われるそうですので残すのかも知れませんが・・・。
また食べ残すからベトナム人はスタイルが良いのでしょうか?
ベトナム人は胃袋が小さいのか判りませんが、本当に少食の人が多いです。
秀さんはそれ程太ってはいませんが、クチトンネルの地下に入る穴に入れるかどうか?ギリギリの体形です。
少し運動しないと・・・と思う前にビールをやめんかぃ!と言われそう・・・。
秀さんはどこの国の料理も好き嫌いなく食べますが、ベトナム料理は何度も言いますが、日本人の口にはよく合います。
食事が合わないと長い海外生活は辛いものがありますね。
でもやはり秀さんも日本人ですので、たまには活きの良い旨い刺身を食べたくなります。
田舎の九州玄界灘の荒波で揉まれた魚は本当に身がしまっていて美味しい。
それにひきかえ、我が身の何と!絞まりのないこの体・・・
どうすれば良かばってん!!
よし、今日からダイエットするぞ!!!
とかたく誓いを決めた10分後にビールに手が伸び・・・・
グビグビ〜 ごくごく〜 やっぱうまかぁ!
あ〜 だめじゃ、こりゃ!
2007年10月09日
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