2007年10月11日

ベトナム商売そのA編

秀さんがいつも取引先とよく飲む、とうもろこし沢山入りコーヒーを売っている路上屋台のおばさんの息子がこの度高校から大学に進学した。

結構お金あるんだなぁと思い、取引先のKさんにこの路上屋台でコーヒーを売っているおばさんの収入は一体どの位あるのでしょうか?と聞いてみた。

Kさん曰く、朝の7時〜夜は日が暮れたらお仕舞いなので6時位までの営業で、多分少なくとも月額収入はムイチィュウ(1千万ドン:約7万5千円程)はあるでしょうと言われた。これは大学出の初任給の2倍〜3倍である。いやはや驚いたばい。

最安の1杯15円のコーヒーから1杯60円の生オレンジジュースまであるが、
仮に、均単価を35円、原価率は人件費を除き25%とすると、必要な売上は月額10万円。なんじゃ!たったそれだけか!とお思いの日本人のお方のお言葉も有るでしょうが・・・ここは びえっと な〜む ですぞい。まして路上屋台のコーヒー屋です。
その売上を上げるには月額2875杯の飲み物を売らなければならない。1日平均96杯。

Kさんから、あぁ〜 1日でかるくそれ以上売っていると思いますよ と簡単に言われました。。

日本で考えると客単価を仮に500円として500円×96杯×30日=約144万円/月の売上の潰れそうな喫茶店である。しかし、片や家賃は路上なので無料、人件費は、1日中一人で切り盛りするのでたいへんでしょうが・・・おばさんだけですぞぃ。



ベトナムで7万5千円の収入といえば多分日本では15倍の112万円位か?・・・元手資金ゼロで112万円の収入・・・日本でありますかぁ?

次に、一般のビアレストランに話を変えましょう。信じられないでしょうが・・・少し大きい店では1日千人以上の客が入るというところはザラにあります。
客単価は1000円位。1ヶ月何と!ざっと3千万円の売り上げである。諸々引いて仮に純利益率15%としても月額450万円。まぁ、この位のレストランであれば、秀さんの実感としてはゴロゴロあると思います。投資金額もそれなりにかかります。

次にカラオケクラブ(ベトナム人向け)、これは実際に聞いた話ですぞぃ!
投資資金は500万円位が平均的。純利益は30万円から150万円とバラバラである。投資金額が同じで純利益が何故に?これほど違うのかとお思いでしょうが・・・日本のクラブと同じで、可愛いホステスがいるかどうかにより客数の増減があるのである。

ついでに路上屋台ではないが豪華でもない平均的な内装のカフェの場合、総投資金額は350万円位。客単価は100円位、客数は200名から400名、1日の売り上げは2万円〜4万円。売上は月額60万円〜120万円。利益率は20万円〜50万円位ではなかろうか?
これも可愛いウエイトレスがいるいないかにより客数は大幅に変動。

男はシンプルなもんですわ!

投下資本の割りに何故に利益率が高いのかとお思いでしょうが・・・・それは人件費が日本に比べ格段に安いからです。このような店の従業員は日曜日も大半は休み無し、まして事業主が社会保険加入するなんてことは100%ないのである。
また、ホーチミンに関して言えば、とにかく人間が多過ぎ、それも良く消費する若者が大半であるので、日本では考えられないこのような数字が可能なのである。
ここベトナムでは金を持っている奴は商売をやって更に金持ちになり、持っていない奴は搾取され続け永遠に金持ちにはなれない可能性が大である。

社会主義の国において資本主義より更に上をいく矛盾や搾取の実態に驚くと同時に日本の良さを実感する。

そのような搾取される側の者たちがステップアップするには勉強してより上の学校に進学してそれなりの会社に就職するしかないのであるが、貧乏な家では高校まで進学させるのも苦しいので難しい。
どうすれば国民皆豊かになれるのでしょうか?

少しはベトナム人指導者たちも真剣に考えてくれやぃ!と思う秀さんである。

しかし、それでも皆さん元気に日々生活を営んでおりやす。
若く元気のある国は良いですねぇ!

ひきかえ、老人大国の日本、もし日本がベトナムのような貧乏国だったら老人達はどうするのでしょうか?・・・・全員餓死?まで行かなくても、昔の姥捨て山のようなことが起きるのでしょうか?
ベトナムでは親を大切にする気持ちは日本の比ではないので、自分が犠牲になって都会に出て、つらい仕事でもして家族を支えるという考えの子も多い。

今の日本の子達に聞かせて上げたいような話であるが・・・

言った所で金満日本・・・どうしようもなかばってん。

最後に一言。

国が貧乏でも、国民が明日の成長を夢見て日々努力している間は必ずその国は成長すると思う。

フィリピンのように戦後60年以上経っても変わらない国もあるが・・・

50年後、今の日本は没落して最貧国に成り下がる・・・
ひきかえベトナムは成長著しく金持ち国家に・・・・
貧乏な日本人はベトナムへ出稼ぎへ・・・
と秀さんは勝手に空想するが・・・まぁあり遠い将来、あり得ないことではない秀さんは思っている。

長い歴史を見てもお分かりのように、永遠に発展した国なんて無いのであるから。
posted by 秀さん at 01:59| ハノイ ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ベトナム物価編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます! 秀さん!  ベトナム人て思った以上にお金あるんですね 秀さんが言うように。。。   恵まれ過ぎてる日本の子供は、叱る事が出来ない甘い親のため 逆に不幸ですよ!!   なんせ 学校給食を美味しくしないと給食費は払わない親がいる位ですから。                        
でも、食堂や交差点で宝くじを売る少女や靴磨きの少年の瞳は今の日本の子供には失いつつある澄んだ輝きがありますね。                                        外国人価格の靴磨きでも 今回はOKにします。
Posted by トキ at 2007年10月12日 12:40
物売りの大半は泥棒です、澄んだ目なんか
して居ません良く見てくださいね、私には獲物を探してる目にしか見えません。
http://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/3/hojin/071003settouchui.htm
Posted by 通りすがり at 2007年10月13日 01:29
ん〜
意見が分かれてしまいましたね。
経験上から言えば難しいですね・・・
秀さんが考えるに・・・両方正しい
まぁ、良い子もいれば、そうでない子もいる
まるでベトナムの国のようです。
Posted by 秀 at 2007年10月13日 06:39
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。