2007年10月14日

ベトナム200年後編

親しいベトナム人とベトナムの将来について話し合った.
秀さんがあと20年〜30年もすれば日本と同じくらい国が発展するかも知れないですねぇ と秀さんが言った所・・・いやぁ100年、下手すると200年は無理でしょうとのお返事。

何故に100年ですか?聞いた所、公安に代表されるようにこの国の役人の汚職を直さない限り絶対に無理とのお話。

中国は汚職事件発生件数のチャンピオンですが、東南アジアの国々も汚職は当たり前であり、
当然ベトナムも汚職オリンピック上位進出は間違いない程の優等生ですが・・・。

そもそも汚職と言う字をみると、職を汚すとある。しかし、これらの国々ではそもそもその職権や地位を利用して不当?なお金を得ようとすることが悪い事だと思っていないのではないだろうか?どうも秀さんはそのような気がしてならない。

自分がヒラの頃からお金を吸い上げられて来たので、いざ自分がお偉いさんになった暁には今まで上納したお金の回収と言う感じではなかろうかと、いつものように秀さんは勝手に想像するのである。

まぁ、我々の国、日本も最近はあまり他国のことを言えた義理ではないが・・。

今の中国やベトナムは、汚職やワイロは当たり前であった日本の江戸時代と考えればいいのではないかと思う。
要はその程度や金額の問題である。
下っ端役人の貧乏同心あたりでは心づけを頂かないと当時の給金では一家の生活もままならなかったようなので生活防衛上致し方なきことゆえお許しを賜りたい!と弁明しそうである。

ベトナムでも公務員の給与は安く設定されているのである程度普通の生活をするにはそこそこの袖の下を貰わないと生活そのものが立ち行かなくなるので秀さんとしてはそれ程目くじらを立てなくてもまぁ、よいではないかと思ってしまう。

問題はもっと上の巨悪の役人たちである。日本のODA資金あたりもどこまで本当にその国為に使われているのか判らない。
日本のゼネコンのひも付き援助が多く、日本側とベトナム側で癒着して莫大な金額を誤魔化しているとの現地でのもっぱらの評判である。


またいつもの悪い癖で・・・昔のコメディ番組を思い出してしまった。

設定は・・・

夜、障子越しに影だけ見える2人・・・
1方は武士、もう一方は商人風のいでたち・・・
しかし、両名頭が異様に大きい

何故かというと、武士は大根をかたどった被り物、一方商人は同じく苺をかたどった被り物をして人相を隠している・・・

以下 その影だけ見える両名の会話を・・・

ふふふ、お主も悪じゃのぅ・・・い・ち・ご・屋・・・(越後屋)

な、何をおっしゃいます・・お、お・だい・こん様・(お代官様)

お大根様に比べれば・・・この苺屋なんぞは、まだまだ赤子のようなものでございます

ささ、本日は当店名物のイチゴ大福を持参してまりましたので、お召し上がり下さいませ

おう、いつもすまんのう・・・しかしこのイチゴ大福、伊勢の赤福のようによもや製造日を改ざんしてはおるまいのぅ?

め、めっそうもございません、中身はお大根様がお好きな・・山吹色に輝く大福でございまする

では遠慮なく戴こうかのぅ・・・ふふふ・・・ほほほ・・・・。

以上 現代版に少し秀さんがアレンジいたしやした。
今考えると詰まらないギャグだと思うが、当時は大笑いした記憶がある。

しかし、いつもこんな下らん話を考える秀さん、仕事はちゃんとやっているのかとお思いの賢者の皆様方・・・ご心配無用でごわす。それなりに業務はキチンとこなしております。

このブログでは仕事の話や政治・宗教の話は秀さんの方針として書かない事にしております。

いつか、このブログもある程度の量になったら製本して、秀さんの臨終の前に、当家子孫代々の宝にいたせ と愚息に言って渡そうかとアホなことを考えている。

まぁ、貰った息子も秀さんのアホさ加減に呆れるかもしれないが、後の代になってベトナムに住む子孫がおるやもしれず・・・その時の参考になるかも・・・。

しかし、その時にはベトナムも立派な国になっていると信じたい。
posted by 秀さん at 00:48| ハノイ | Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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