日没前のムイネー
ダラットやニャチャンより近場の観光地にファンティエットのムイネーがある。
ここは元々は海に面した漁師町であったのだが、近年はホーチミンから行ける近場のビーチリゾートとしての人気が急増しており従来からのホテルに加え今新しいホテルの建設が急ピッチで進んでいる。
秀さんも過去2回ほど行ったことがある。
一度はベトナム人の知人に誘われて日本人は秀さんひとり、後は全てベトナム人という会社の旅行に参加した。バス発車直後から車内でビールの酒盛り、ギターを持って来た者がギターを弾きだすと全員で合唱・・・・まるでいい大人が修学旅行のような気分である。
とにかくベトナム人は遊びとなれば酒飲んで歌って騒ぐことが大好き人間である。と言うより普段の娯楽が少ないからでしょう。
まぁ楽しいことは良いのだが、長時間にわたる際限のないビールの飲み方に付き合う秀さんの体力度は著しくダウンしてバテバテになるのが本当に辛いですわ。
海岸のリゾートのつもりで行くには行ったが・・・悲しいかな1回目はただ酒飲んで飯食って騒いだだけの記憶しか残っていない。
そこで2回目は一人静かに行ってみようと思い、格安ツアーで有名なシンカフェ社に予約をして週末を利用して1泊2日のムイネーツアーに参加した。
ツアー費用は45ドル+一人利用追加料金5ドル、トータル50ドルのツアーだが、往復のバス代、ホテル1泊代、朝食1昼食2夕食1、ムイネー名物の砂丘(ホワイトサンド)観光付きの内容でした。日本円で6千円で往復交通費込み、1泊4食付、現地観光付きなので日本では考えられないくらい安い。
バスは片道4時間30分ほどホーチミンからムイネーに向かって走るのだが、これが一番辛い。
途中トイレ休憩が1回あるのだが、バスで往復9〜10時間と言うのは早い移動に慣れた日本人には少々辛いものがありますね。
でもベトナム人は4〜5時間のバス乗車なんかは序の口でテトの帰省時なんか20時間以上乗ることもざらにあるので何と忍耐強い国民かしらと感心してしまいます。
格安旅行のツアー、ホテルはシンカフェ所有の2星ホテルでしたが、プールもありこじんまりとしてはいるが清潔なバンガロー作りの部屋、値段の割りにまずまずの食事内容、難を言えばレセプション&レストランの従業員に笑顔が無い、無愛想ではないが、良質な接客でないのが残念であったが価格から判断すれば納得できる内容であろう。
出発は毎日朝7:30にデダム通りのシンカフェ社の前から、戻りは同場所に翌日の18:00前後の到着ですのでお時間のある方は1度行かれて見たらいかがでしょうか!
コストパフォーマンスは結構良いと思います。
でも最後の感想としてはたった一人で行っても詰まらないですね。やっぱ旅行は家族や気の合った仲間と行くのが一番ですね。
2人掛けのシートの隣は、やはり期待したベトナム美人ではなく・・・秀さんと同じ様な中年の腹ボテのベトナム人、
いびきが大きくて泣きたいような気分でムイネー行きとなりました。
帰りは長髪の欧米人のバックパッカーの兄ちゃんでした。(髪くらいシャンプーしろよ!ったく)
ホワイトサンド(砂丘)では子供からビニール製のそりを借りて砂丘の上から滑ることも出来ます。砂丘は結構広く、風紋が美しくそれなりに観光気分を味わえます。
ムイネーは海産物が有名ですが、その中でもイカの1日(夜)干し(Muc 1 nang)はムイネー特産です。
特産はベトナムでも語源は同じでダックサン(Dac San)ですが、このムック モ ナンは何とも言えない歯ざわりと風味、文句なしに旨い酒のつまみに最高ですね。
またロブスターの1種で錦えびと言われる色鮮やかな大海老も有名です。
刺身にすれば伊勢海老よりは味は少しは落ちますが旨い。
でも、値段もそれなりに高いです。ムイネーでも1kg7千円弱。
でも1匹最低でも1kg位はありますので水槽で良く大きさを下見をして注文しないと、
オネエチャンや〜い!錦海老を持って来てくれや〜なんてイージーな注文の仕方をすると3kgの奴なんか来た時には値段も2万円以上もかかりますのでご注意下さい。
秀さんのように一人で行くような場合は食べたたいけど食べきれないのではないかと心配して本当に苦労します。
でも噂に聞いた錦えび思い切って注文しました。
半分は刺身、半分はグリル、勘定は見ないことにして美味しく頂やした。
2回とも行ったレストランはカイバン( Cay Bang)というシーサイドに立つレストラン。
地元の人のみならず観光客でもリピーターは皆知っている有名な店です。
ベトナムでは1人前ずつと言う感覚はあまり無く、大勢で同じ皿をつまむのが普通ですので、どこのレストランでも1皿の料理の量が多く、ひとりで注文すると食べきれないのが困りもんです。
まぁ旅に出た時くらい余り値段のことを気にせずに楽しみたいですね。
最後に一言。
旅は日常のことを忘れさせてくれる
海外に旅に出ると、日本のことも忘れさせてくれる
秀さんも色んな国に行った。どこの国が一番良かったですかとよく聞かれるが、
それぞれの国の良さがあり一言では言えない
いずれ帰る所、帰る時があるから旅なのであり、それが無いことは放浪と言う
あちこち放浪した人の本を数多く読んだが、
何かを求めて様々な国に行ってみたが その何かは分らないまま、
ただ長い間放浪して分ったことは
やはり自分は日本人なのだということだけ
そして、最後には帰国する
人間という生き物 その国で生まれるということは
何かの理由があるのかも知れない、神のみぞ知るのであろう
皆様もベトナムに観光にいらした時は、あれこれ考えずに日本人としてのマナーを守って思いっきり楽しんでくださいな!

