秀さんの事務所周辺の道路はどこも色とりどりの電飾サインや花々で溢れかえっている。
それ程豊かではない国ベトナムですがこういったイベントのデコレーションには金に糸目を付けないような感じです。
きっとお祭り好きな国民性なのでしょうよ。
まぁ、戦争するよりは楽しくお祭りをしていた方が良いに違いありません。
問題なのが周辺の大渋滞であります。
事務所の前のグェンフェ通りはメイン会場のようでロータリーを封鎖してデコレーションをしている関係で反対側に渡るのに相当先まで行ってUターンしなければならず不便この上ない。
ホーチミン市以外からも大勢のおのぼりさんが繰り出して来るので車やバイクや人垣で大混雑であります。
道路には子供相手の風船売りやオモチャ売りまで出てくる始末でまるでお祭りのようでありやす。
秀さんも焼きそばかたこ焼きでも売ろうかしらん と考えたが原価が高くなり過ぎて採算割れ確実なので無理だと断念。
今思えば秀さんがガキの頃、故郷の製鉄の町北九州市八幡東区、今は新日鉄と名前が変わりましたが当時は八幡製鉄。
明治時代に国営の製鉄所として日本で初めて設立された歴史がありやす。
近くに豊富な埋蔵量を誇った筑豊炭鉱もあり積み出しの為の外海(洞海湾から玄界灘)も有ることから候補地として選ばれたのだと思うが、そんなことはどうでもいい話で、
何が言いたいかというとその八幡製鉄所の創業記念日が八幡では何故か祝日で学校はお休み。
11月18日だったと記憶するが前後3日ほど起業祭という市を上げてのお祭りがあったのでありやす。
その時は製鉄所内を開放して工場内を見学させたり夜には沢山の夜店や屋台、お化け屋敷、蛇女&ろくろ首女ショーに小人ショーなど等今では人権問題に発展しかねないような訳の判らないゲテモノ小屋が多数出店しておりました。
ゲーム機もなけりゃビデオもない時代の話ですのでガキにとってみればそりゃ嬉しさ楽しさ満載のお祭りでありやした。
親にねだって鉄?で出来たような本物風の刀のオモチャを秀さんと弟が買ってもらったのは良いが、翌日2人でチャンバラごっこをしたら直ぐに壊れたという超B級品。
今のベトナム製品と同じレベルのクオリティでしょうか。
東京の様に一年中お祭りみたいな大都会は別にして青森県のねぶた祭りのような北国の祭りは、長くつらい厳しい冬を耐え普段は地味な日々の生活を過ごすが年に1度くらいは夏に家族全員が集まり、皆でお祭りを盛大にやって楽しみ郷土のきずなを深めましょうということだと思いますね。
ベトナムのテトもそのような感じだと思います。どんなに成功して立派になろうと大金持ちになろうとテトには両親へもとに帰り家族と時間を共有することがベトナム人にとってはいかに大切か外国人である秀さんでも理解できます。
日本も昔は同じでごわした。
国や企業が発展するにつれて家族の結び付きより企業(会社)との結び付きの方が重要になってしまった日本人。
村社会から企業社会へのシフト・・・これが良いのかどうかは分かりませんが定年退職した団塊の世代のおっさん連中が中々地域社会に溶け込めないもの当然のことであります。
そりゃ企業という機能集団の中だけで長年生きて来たおっさんがその職や地位や肩書きを外された時に初めて己が地域社会の中での居場所が無いことを実感するのでしょう。
いつでも帰れる村というか、古巣=帰る場所のない人が多い日本。
貧乏だけど必ず帰る場所帰る田舎のあるベトナム人 あなたはどちらが幸せだと思いますか?
そういう秀さん・・・帰る故郷や家はあるが両親の居ない故郷・・・両親が亡くなって兄弟姉妹とも会う機会がめっきり減りました。
親があっての家族のきずな、親が扇子のカナメの役目をしていたのでしょうね。
親って子供が出世しようがしまいが、アホな子であろうが賢い子であろうが そんなことに関係なく常に愛情を注いでくれるありがたいものだと今になってつくづく思う。
ベトナムでは子供を売り飛ばす親もいますが、日本だって昔昔凶作の年の貧乏農家では同じことがありました。
一人が涙呑んで犠牲になることで家族を救うといった考え方が正しいのか間違いなのか秀さんには分かりませんが早くベトナムもそのようなことがない国になって欲しいと願っております。
テトの期間中、さて何処に行こうか思案橋ブルースの秀さんでありやす。
ブログの更新が途絶えたらアホなブログを掲載した罪でベトナムの刑務所に入所中か
一人身の寂しさに絶望したあまり各地を彷徨った挙句にカンボジアの地雷を踏んで吹っ飛んだか
はたまた、突然借家の家の壁から金銀財宝に小判がザクザク出て来て絶世の美女と夢のような旅行中か
賢者の皆様のご想像にお任せいたしたしやす。
では皆様 Hava a good day!
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