2008年02月10日

テト編

ベトナム人の知人友人たちはは皆さん田舎に帰っており日本人の友人達は日本に帰っておりましてカンボジアから戻って来ても何せ1人なのですることが無い。

嘘のようにホーチミンの町は静まり返っております。
ひょっとしたらスーパーでも開いているかと思いバイクを走らせたがどの店もクローズ。
営業しているのはガソリンスタンドくらいで食べるのに困ります。
家に戻ってバイクを入れるための玄関のドアを開けていたら隣の家族が外出する様子。
いつも秀さんと目が合うとニコッと微笑んでくれる可愛いらしい女の子(10歳くらいか?)がチラッと秀さんを見たので、おお〜 そうか! お年玉だなと合点がいきやした。
ちょっと待ってて下さいなと言い、部屋にあるお年玉袋に10万ドン(750円)を入れて渡してあげました。
相変わらず口数は少ない子ですが満面の笑顔を返してくれました。逆にそこのオヤジさんが恐縮して何度もお礼を言っておりやした、よかよか、秀さんもガキん子の時は同じ気持ちでありやした。

家でほけ〜としているとミトーのロンから今からホーチミンに家族と一緒に行くが構わないかと電話があり、OKノープロブレムと返事をして待っておりやした。
数時間後ロンの家族が到着。息子のファッ君もずい分と大きくなり髪型なんぞは今風なカットをしており少し色気が出て来た様子。
まぁ、当然お年玉は差し上げましたがお礼はホホにキス。
何でベトナム人は男同士でもこのような風習があるなか分からないが秀さんにしてみれば有り難迷惑でありやす。オカマでもあるまいに・・・。

おお〜 オカマといえばまた昔話で恐縮ですが、昔秀さんが学生時代にアルバイトをしていた飲食店は新宿西口のスバルビルという自動車会社の建物の中にありました。
そこそこテナントも入っていたのでトイレも割りと広くそこのビルのトイレがオカマまたはホモ仲間で有名な場所だそうで、それを知らなかった秀さんは男2人が大きい方のトイレに一緒に中に入るのを目撃してビックラこいたことがあります。
直ぐにそのことを店のマネージャーに報告すると杉○さんというマネージャーが 
またか!あいつら懲りない奴らだわぃ と言ってバケツに水を一杯ためてトイレまで行き秀さんに何番目のトイレか案内させそのトイレの上からそのバケツの水をぶっ掛け急いで店まで戻って来たのであります。

トイレ2人のホモにも驚いたがマネージャーの行為にも驚いた秀さんでありやす。

犬じゃないんですから 幾らなんでも水をぶっ掛ける事もなかろうに と秀さんは思いやしたが、
マネージャー曰く、こうでもしない限りアイツらは減らないのでテナントの皆も困っているとのことでありやした。

しかし東京は若い秀さんに様々な刺激を与えてくれやした。まぁ、ベトナムもある意味では刺激一杯の町ですが年取ったせいかある程度経験即内に収まるようになりました。

さて、ロンの家族に話を戻しましょう。
応接間でロンと奥さんと秀さんで話をしていたら息子のファッ君がアイスキャンデーを食べているのが目に留まり、んん〜 それは秀さんが買って冷蔵庫に入れておいたもんじゃなかろうか?
聞いてみたらそうだとのこと。

日本人だとここで驚くでしょうね・・・勝手に人様の冷蔵庫を開けて断りも無しに中のものを喰っているなんて! 

ベトナムでは親しくなるとこれは当たり前のことで驚きもしませんがやはり気分の良いものではありません。
ロンを呼んでベトナムでは普通だが日本及び他の国では失礼な行為にあたると話をして聞かせ、将来ベトナムも先進国になるだろうからその時に恥をかかないように息子に後でよく言って聞かせるようにと諭しました。

秀さんはその行為自体に別段怒りもしませんがベトナムの普通は世界の普通ではないことだけは知っておいて欲しいと思いますねぇ・・・

潔癖症の日本人から見れば許しがたきことでしょう。
国民性の違いと言えばそうですが まぁ、上流のいや訂正(ベトナムでは上流の定義は難しいので)、それなりに先進国流の躾を身につけたベトナム人は違うのでしょうが一般的なベトナム人としては不思議なことではないようです。

まぁそんな堅い話は抜きにして久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ロンの家族のこの1年、幸多かれとお祈りしてお別れいたしやした。

秀さんも 今年1年 夢の様な出来事はあってほしいなぁ・・・

じゃあ その夢って 一体何よ? 秀さんのいつもワンパターンの絶世の美女のこと?

と軽くあしらわれそうなので そんなことは考えずに地道に働きます。

ハイ。




posted by 秀さん at 10:42| ハノイ | Comment(2) | TrackBack(0) | ベトナム風習編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀さん
ロンさんとは
本当に信頼し合っている
お友達なんですね。

今度、ベンチェーに行くとき
はどんな方か遠目眺めても
よろしいでしょうか?

ついでに、お年玉って平均10万ドン
なのでしょうか?
いくつぐらいの方にまでお渡しすれば
よろしいのでしょうか?
Posted by Bentre at 2008年02月10日 12:18
Bentreさん
こんにちわです。丁度PC入れていたら書き込みありの連絡メールが来ました。
ロンは個人情報保護の為の名前で実名はフォン(風という意味)です。VIETNHATツーリストと言えば分かると思いますのでどうぞ声がけしてやって下さい。

お年玉はそうですね、親密度や相手の裕福度によりますので難しいですね。自分より下の年齢や地位(歳は関係なく)の人に上げるようです。3歳〜8歳くらいまでは2万ドン〜5万ドン、9歳〜13 14歳までは5万ドン〜10万ドンと言う感じで私は渡しています。中には本当に親しい意友人の年齢の高い子供には20万ドンと言うのもあります。年配のおばあさんなんかにはそれ以上渡す時もあります。要は気持ちなので余り難しく考えずに上げればどうでしょうか。
Posted by 秀 at 2008年02月10日 12:36
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