仕事柄ベトナム人技術者と会う機会が多い。 ベトナムの技術者はほとんどが国立大学の卒業である。
とは言っても私立大学の数が非常に少ないからベトナムで大学と言えば大半が国立である。ベトナム全体で4年生の大学は90校弱、日本のそれは約10倍の900校。人口は日本の約2/3の約8500万人なので日本に比べると大学の数は非常に少ない。
高校にも進学しない人も多いベトナムなので大学まで進学する人はそれなりに裕福な家庭の子供か又は苦学生なのでる。卒業後は海外からベトナムに進出してくる外国企業やベトナムの大手企業に働く者が多い。いわゆるエリートと呼ばれる人たちである。
まぁ頭も良いがプライドも高く大学を卒業して数年すると管理の仕事に就くケースが多い。
日本の場合は、優秀な大学を出て、仮に大手スーパーに就職したと仮定した場合、
食肉売り場に配属されて毎日、毎日肉を切らされることもある。
ベトナムではこういったことはまず考えられない。日本は総合職で入社してもまず入社後数年はいわゆるその業種の現場を学ばされる。先ずは広く全業務を経験して30歳を過ぎてから専門部署の管理職コースへと進む場合が多いと思う。
引き換え、ベトナムの場合は大学を出て数年で管理職になるケースが多いので現場をあまり知らない管理者が出来てしまう。
どちらがいいのかアホな秀さんには分からないが、
日本よりは学歴のあるなしで様々な社会格差があることだけは確かである。
よくベトナム人技術者に簡単な質問をするが、答えはハイか いいえか 分かりません しかないような質問でさえ、焦点がずれた長い答え?を返されることが多い。また、自分の性格をどう思うかといった抽象的な問いにはっきりと直ちに返答をする者が少ないような気がする。
中国人の技術者に比べるとどちらかと言うとシャイな人が多い。欧米人は先ずは、イエスかノーを最初に述べて、その後になぜその答えをしたのか説明が始まる。
まぁ、日本人もあいまいでよく分からない答えを返す者も多いのでこういった性格はアジア人特有のものかも知れない。
秀さんの場合はあまり深く考へずにスパッとイージーな答えを出してあとから大変な目に遭う場合も多かった。
要は、シンプルなアホと言うことだろうが・・・
九州の人間にはこのような安直な人間が多いのかも?
所詮、無法松のイメージだもの、致し方ないですわ。
今の大学はどうか知らないが・・・
秀さんから4〜5年上の先輩達はあまり大学で勉強しないでも高度成長の波に乗って企業も毎年大量の新卒採用をしていたので、
可山優三(加山雄三)でも
何と!優二(南都雄二)でも
有名大手企業に就職できたと言った話をよく聞いたものである。
いわゆる団塊の世代である。
そういう時代では試験問題が全く判らないのでカレーライスの作り方を書いて答案を出したが、温情ある?教授だったので可を貰ったと言うような話も耳にしたものである。
まぁ昔き良き?時代の一コマである。
まぁ、昔の話をしてもしょうがないので止めましょう。ベトナムの話にもどして・・・
在ベトナムの日本企業の人材採用の悩みは中間管理職の絶対量が不足しているとよく記事に載っている。
その中間管理職であるが、どこの国でも下から突き上げられ上からは抑えられ大変なポジションである。
自殺者が一番多いのも中間管理職である。
秀さんの場合はそのような経験はほとんど無いといってもいいような生き方だったので結構のんきにやっていくことが出来たのである。そのつけが今ベトナムにおいて出てきているのかも知れないが・・・
悩む前に寝てしまうか、
明日考えよ っと難しいことを先延ばしにするか
難しい問題は はなからなかったことにしようと いう考え方が出来るので悩まない。
日本ではこういう人間を世間一般的には、
チャランポランな人間、いい加減な人間と言うのであるがベトナムで仕事をしていくにはそれ位のスタンスが丁度いいのかも知れないと自己弁護している。
明日は明日の風が吹く その内何とかなるだ〜ろ〜う
と気長に構えて生活するのがベトナム生活の要諦である。
ん・・・本当か?
はい、
でも、こういう考え方の人は絶対に出世しないことだけは確かである。
だから自殺を考えたりもしないものである。
だって、死ぬのは怖いもんね!
2008年05月16日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
にほんブログ村

