ベトナムでは男性が昼間からビールをバンバン飲んでいる姿をよく見かける。
日本人では考えられないが
昼食時間に顧客先とビールを何本も飲むことは普通に見られる光景である。
まぁ、生活習慣違いと言えばそれまでなのだが
陽が高い内から赤ら顔のおっさん連中をみていると
これでこの国は大丈夫か?と考えずにはいられない。
その代わりといっては何だが、女性たちは朝も早くから仕事に精を出して頑張る。
いやぁ、ほんと!男性には誠にもっていい国だと思ってしまう。
また、昼間から営業しているローカルのカラオケ店の多さを考えると
一体この国は本当に社会主義の国だろうかと思ってしまう。
ビールOK共和国と名前を変えても罰は当たらないかも・・・。
ローカルのカラオケは昼過ぎから
夜の11時くらいまで営業しているのでホステスのおねえちゃんも大変だと同情せずにはいられない。
店の売上のメインはビールの空いた本数なのでおねえちゃん達もノルマと歩合でどうしても無理にでも飲まざる得ない。
夜の9時頃には完全に出来上がった状態のホステスさんを見るにつけて同じビールを飲むにしても昼間のおっさん達とは違い大変しんどいことだろうなと同情してしまう。
このようなホステスさん達は貧乏な田舎から出て来て辛い思いをしながら稼いだお金を全員とまでは言わないが田舎の両親の生活費や弟や妹の学費のために仕送りするのである。日本で水商売と言われる職業ではあるがベトナムのそれは少し意味合いが違うような気がする。
日本のように年金制度が誰にでもある訳ではないので全く無収入の年寄りも多い。
仮に年金があったところで5千円未満が大半で中には千円程度と言った話を聞くと
いくら田舎とはいえ日々の生活を営むには当然足りないのである。
そこで両親の生活を助けるために田舎から都会へ出て働くのであるが物価の高い都会では高い家賃をはじめ自分の生活費を引くと思うような金額は残らない。そこで一大決心をするのかどうか分からないが水商売へと流れて行くパターンが多いと話に聞く。
また都会暮らしの淋しさに仕事もろくにしないお兄ちゃんに貢いでいるおねえちゃんも多いとも聞いた。いわゆるヒモの生活である。
秀さんはヒモの生活をした経験はないが・・・
いったいどういった心境なのであろうか?
仕事中毒でこの年になるまで生きて来たので
そろそろ考え方を変えて一生のうち1度位はヒモの生活を体験しても面白いかもしれん・・・
と考えるには考えたが・・・
ちょっとそこのあんた!
自分の突き出た腹、チビに白髪頭、風采の上がらない顔に、
自分の歳を考えんかい! と一蹴されることは必至なのであきらめやした。
ヒモが無理なら糸くらいになろうか・・・?
いや、天国のおかあちゃんに罵倒されるのが怖いのでやはり諦めときますわ。
ベトナムではビールは一人に1本ずつ付きます。仮に5人で飲んでいたとしましょうか、
2人のビールが空になっても残り3人のビールが余っていれば
日本では当然そのビールを注ぎますわな
しかしベトナムでは(ホーチミンだけかも知れませんが)残っていても追加で2本持って来るのです。
何故なんでしょう?
未だもってこの一人に1本ずつが決まりというのが理解できないのでありやす。その割には料理を食べるときは大皿が出て鍋を食べるときのように皆で思い思いに箸をのばすのです。
この2面性が秀さんの頭を混乱させるのであります。
誰かこの謎を教えてくれないでしょうか?
まぁ、こんなどうでもいいことに疑問を投げかけ、大切なことはコロッと忘れるお前のその性格の方が不思議でならないと言われる方もおりましょうがもう残りの人生も1/3を切っておりますのでどうかお許しを・・・。
長い間、夕方以降にお酒を飲むと言う習慣が身についている日本人は昼間からビールを飲まされると酔いが早いというかその後仕事にならないと思うのですがベトナム人は何事もなかったように赤ら顔で仕事に戻るのであります。
何故に昼間からお酒を飲むのか!!!と言ったところで、
何故に日本人は昼間にビールを飲まないのか!!!
とベトナム人に言い返されるだけですのでこの議論しても無駄なような気がします。
これだけビールの消費が多い国ですので痛風の男性も多い。健康のためにも飲酒はほどほどが一番ですね。
賢者の皆さまのご健康をお祈りして本日のビール話は終わりにいたします。
おやすみなさい
2008年05月17日
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