2008年06月08日

ベトナムの薬編

ギックリ腰になった話は前回しましたが、その時に事務員さんにお願して薬を買ってきてもらいました。

ギックリ腰というものは早い話が腰のねん挫だそうです。
ねん挫することによって周りの筋肉が炎症を起こして
痛みが走るそうです。
さて、買って来てもらった薬ですが・・・・筋肉の痛み止めを・・・とだけ言ったのですが、
貰った錠剤は6種類。それを1日2回飲みなさいとのことであります。

赤2錠、白1錠、緑1錠、黄色1錠、茶色1錠、ピンク1錠・・・これを1度に飲む勇気ありますぅ?
それもベトナムの薬ですぞぃ。

しばし6種類の色とりどりの薬を前に佇み思案する秀さんでありやした。
種類の多さはまだ分かるのであるが・・・
その色の派手なことに不安を覚えるのであります。
しかし痛みには抗しがたく覚悟を決めて飲みましたよ。
飲んでしばらく経っても痛みは改善しない。

やっぱベトナムの薬か〜!と怒っておりましたところ
次第に効いて数時間後には痛みがウソのように消えたのであります。
今度は逆にこんなにあっさりと効いて大丈夫なのかと不安になり申した。

勝手なもので効かないと怒り効くと不安になる。
この性格は一体誰に似たのでありましょうか?

ま、そんなことはどうでもいいことですが・・・
ベトナムで薬を買うととにかく種類が多いのに驚く。
日本では許可されていない薬も販売されております。
効き目は日本の薬より強いような気がします。
頭痛薬なんかは効果てきめんで速攻で効きます。
しかも日本に比べるとあほらしいほど安いのであります。

日本の薬が高過ぎなのでしょうね。
薬や化粧品の原価は売値の数パーセント以下であります。
入れ物の箱や容器の方が原価は高いのであります。
薬九層倍と昔から言われるようにその薬がヒットした場合はぼろ儲けです。

ふと・・・昔秀さんが中学生のころ、少年雑誌に掲載されていた広告を今思い出しました。

その薬・・・または栄養剤か?それを飲むと身長が5センチ伸びるというキャッチコピーでした。
今なら不当表示で警察行きでしょうが当時は堂々と広告をしておりやした。

脱線ついでに・・・体が透けて見えるメガネというものもありました。
凄いですね、安物のメガネをかけるだけでレントゲン装置の代わりが出来るのであります。

この際ついでのついでに・・・・女性の方ごめんなさい下ネタです。

年頃になるとどうしても異性に関心が向いてしまいニキビ面の学生頃は想像に想像を膨らますのであります。
現在のようにインターネットがある訳でもその種のヴィデオや
DVDがある訳でもない時代のことです。

週刊誌のヌードグラビアあたりも今と比べると全くお話しにならないくらいの内容でした。
それも何と白黒写真でありますぞぃ。

そんな昔の時代に秀さんのアホな友人がある広告に目が釘付けになり秀さんに相談。

その小さな広告には 

どうしても急なお金が必要なので・・・

ミー子の恥ずかしい写真をお売りします。
800円切手を同封して送ってくださいと通信販売方法を書いてありやした。

アホな友人とこれまたアホな秀さん2人して金を出し合い待つこと数週間。

友人宅に送られて来た写真を見て友人が全てお前にやるよ!と
気前の良い話。

後日、その友人が持ってきた写真を二人して見た!

そこには衝撃の生々しい事実が・・・無く。

子猫がうつ伏せ 仰向け 横に 後ろ にとありとあらゆるポーズで写っていたのであります。

そして子猫の名前はミー子ちゃんとの書き込みにただただ沈黙の2人。

その後、大笑いした後に・・・2人してトボトボと家路についたのでありやす。

人間の想像力に訴える手法は当時から頭の良い人は考えていたという実例であります。


どこにも嘘はありませんね。
こちらが勝手に想像に想像を膨らませ期待した結果であります。

決して罪になることではなく立派な真っ当な商売手法であることには違いありません。

こういう優れたキャッチコピーを考える頭の無い秀さんは
コツコツとホーチミンの道をバイクで走りながら額に汗を心に太陽を 
と思いながら仕事に精を出すしかないのであります。

皆さま、本日のアホなブログはこれにて終了です。
おやすみなさい。
posted by 秀さん at 00:08| ハノイ ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ベトナム日常生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀さん、昨日のTOTOといい、本日のミー子の話といい、笑い話で済まされますが、ちょっとゆがんだ見方をしますと、生きるための悪知恵ですかね。
私もベトナムではコピー商品には泣かされました。

ところで、先日はスーパーでの値段調べ有難うございました。
本日女房の買物に付き合いちょっとスーパーで調べてきましたが、同じようなものを探すのは結構難しいですね。
久しぶりに価格調査をしたような気分です。昔は仕事でよくやりましたが。
未だ少ししか分かりませんので、継続して調べます。
Posted by TAKE at 2008年06月08日 00:47
TAKEさん
おはようございます。
コピー商品の氾濫には困ったものですね。
ハードもそうですがコンピューターソフトは90%以上が海賊版です。正規品を使うことの意味をまだ分かっていない人がほとんどでで著作権の問題解決はまだまだ先のような気がします。
昔中国の人が紙を発明したのは中国人だよ、しかしアメリカは一銭も使用料を払っていないではないか!あまりうるさいことを言わずにもう少し長い目で見たらどうか と言っていたことがあります。まぁ、時代背景が違いますが妙に感心したことがあります。

モノの値段は相変わらず値上がり中です。
有名なフォーの店では1杯35000ドンになり驚いています。
適正な原価計算をもとに値決めしてしてるとは到底思えないのですが・・・。困ったものです。

コメント有難うございます。
良い1日を!

Posted by 秀 at 2008年06月08日 06:49
初めまして。
昔、友達の家の押入れに、
背が伸びる薬がありました。
見なかったことにして、
その日は帰りましたが、
彼は、全く背が変わっていませんでした。

体がスケて見えるメガネですが、
これまた知り合いで買った人がいるのですが
黒メガネの中央に、
小さい穴があいており、
そこに赤い羽根のようなものが入っていて、
一瞬、それが、
あばら骨のように見えるだけの
インチキ商品だったそうです。

こういうセンス、
けっこう笑えて好きですが、
お金を払った方としては、
たまったものじゃないですね。
Posted by nabe at 2008年06月09日 00:51
nabe さん
初めまして、コメント有難うございます。
そうですかぁ♪ 私と同じような体験者がいるというだけで何故か嬉しいのであります。
また、お遊びに来て下さいな!
どうもです。
Posted by 秀 at 2008年06月09日 01:06
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