2007年09月02日

旧マイレージ便り31〜最終回

31 「ANAもついにマイル乞食対策へ・・・」

JALに続きついにANAまでもアップグレード券の適用範囲を限定。どういうことかと言いますと、今まで上級会員向けに出してしたアップグレード券を使う場合に、今までは団体包括運賃以外であればほとんどの予約クラス(マイレージ便り1の6話参照)でエコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスからファーストに無料でアップグレードできたものが、予約クラスの低いものはその対象から外すという暴挙にANAも踏み出したのです。

これは、マイル乞食にとっては非常に厳しい決定といえます。
未来永劫、ブロイラー並みのエコノミーシートから脱出は出来ないことになったのです。
今までは、5万円位しか払っていない格安航空券でも、アップグレード券を2枚出すだけで、空きがあれば身分不相応なビジネスクラスに乗せてくれました。

ぷんぷん臭う汚い格好したバックパッカーの兄ちゃんの隣に、高価な香水の香るお金持ちのお美しいお嬢さんが座り、万が一、億が一、ロマンスへ発展へ・・・といったようなことは死んでも無いが、
貧乏マイル乞食でも憧れのビジネスシートに座れるといった夢があったのですが、これからは士農工商、飛行機カースト制度の復活です。
現在、マイル乞食同士で、どのクラスまでがアップグレード対象か否かの議論が沸騰しております。

Yは当然として、Bまでとか、いやMまではOKだよとか、W/H/Gはまず無理だよな とか言った一般人には訳の分らない事で悩んでいるばかり〜♪〜♪え〜り〜ものぉ〜♪はるぅ〜は〜♪・・・

しかし、この暴挙に怒ったマイル乞食達が世界で一番航空券の安いスリランカのコロンボで発券して対抗するかも知れません。
2〜3ヶ月後に、CNNニュースで発表! 治安が悪いスリランカから、マイル乞食のレジスタンス運動勃発 てな記事が配信されたりするかもね! 無いわな。

秀さんも余っているアップグレード券 3月までに使い切らんと・・・
そう思う貧乏臭さが、ANAの嫌うところなんだろ〜なぁ たぶん。

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posted by 秀さん at 02:35| ハノイ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧秀さんのマイレージ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

旧マイレージ便り21〜30

21 「金曜日の羽田発福岡行きANAから、また脱線して曽我さんファミリーの話」

亡き父の七回忌法要の為に羽田から福岡行きの全日空便に息子と搭乗。

上級会員向けのアップグレード券が8枚も余っていたので、奮発してスーパーシートにUPをお願いした所、
満席とのこと。どうやら、JALが従来のスーパーシートを1,000円のJシートというものに変えた為に利用者が急増していつも満席状態、腹の突き出た会社のおえらいさん達のANAのスーパーシート(3,200円〜6,000円)への乗り換え組が増えた為に、中々空席が出ないのかも知れないと勝手に想像。

まぁ、1時間30分のフライトなのでどうしてもスーパーシートという訳ではないので空席待ちのリクエストはしませんでした。
今年は、海外に行く機会が少なくUP券を消化出来ない可能性が大です。戻りの日曜日、福岡〜羽田便も満席でした。結構、日本経済持ち直してるんじゃないの?純一郎さんよ!そう言えば、曽我ひとみさんの旦那&2人の娘を平壌からインドネシアのジャカルタに運ぶチャーター便の入札で全日空が5万円で落札してJALに勝ったという記事が話題になっていますが、たとえ5万円で運んで大赤字でも、その広告効果を考えると採算が合うのでしょうな。恐ろしきかな大企業の論理。

しかし、病弱な母を見舞う為に、2ヶ月も前から格安航空券予約してがんばっとる小生の様な庶民の金を吸いあげて5万円で運ぶなちゅうの!それに、全員がファーストクラス接客だとの事。北朝鮮で辛い生活からいきなりファーストクラス、ジャカルタのホテルも最高クラスのフォーシーズンズのスウィート、面く食らっとるんちゃうかなぁ?

 ジェンキンスファミリーに幸多かれとお祈り&合掌。。

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posted by 秀さん at 00:23| ハノイ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧秀さんのマイレージ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

旧マイレージ便りJ〜S

11. 「ベトナム ビザ要らず」

中国に続きベトナムも観光での短い滞在であればビザが要らなくなりました。

昨年まで仕事でベトナム出張が年間5〜6回程あり、元代々木のベトナム大使館まで自分でビザ申請に行っていました。
不思議なのは、いつ行ってもビザ申請で並んでいるのは若い女性ばかりでした。
何故に若い女性がこんなにもベトナムを好きなのか私にはわかりません。ベトナム雑貨がブームだから?男の私に取っては全くピンとこないのですが・・大都市ホーチミンでさえインフラ整備が十分でなく、グチャグチャメチャクチャなバイク(中国製のホンダのコピーモノが大半)の大軍団が大量発生したバッタの如く道路の大半を占領して、発狂したように走り回っており、怖くて道路を渡れない。大げさじゃなくて本当にびっくりするって、ほんまでっせ。

ベトナム料理の生春巻きやフォーも飛びっきり美味いとは思わなかったし、社会主義の国なのにメチャ乞食は多いし、戦争関係の遺物以外はそれほど観光する所もない国というのが私の印象です。
多分仕事じゃなかったら観光だけではどちらかというと行かない国の一つかも。
でも最高にいい事が一つだけあります。人間性が最高なのです。たまたま私が知り合った人達が全員有名大卒のエリート達ばかりあったのかも知れませんが、本当にシャイで真面目で可愛らしい人達が多くすごく好感が持てます。
この事が多くの女性を引き付けている最大の理由かも知れないなぁ。おっともう一ついい事がありました。
結構ベトナムの男性は小柄な人が多く、身長166cmの私でも堂々人生ってな感じがGood。余り関係無いね、尻切れトンボで今回は終わり。


12. 「2月のハワイは断然お得広告と女房殿のこと」

旅行関係のサイトを覗いていたら、「2月のハワイは断然お得 安さ爆発」の広告あり。

あちこち海外旅行に行く私だが、ハワイだけは除外。辛い想い出の場所。

亡き妻の最後の旅行という事で家族全員ビジネスクラスを奮発して、最高級ホテルに泊まり、毎日リムジンをチャーターし、美味いものを食べ、好きなだけ買い物をさせてやった想い出。

癌とは知らずに単なる胃潰瘍だよと言って妻を誤魔化し続けた後に、いよいよ余命数ヶ月、後は思いっきり想い出を作って下さいと医者に言われた後の家族旅行。
女房殿は快気祝いの旅行と信じて大はしゃぎ・・・周りの家族は本人の前では楽しいねぇ サイコー!と同調していたが心の中はぐちゃ濡れ涙。
大好きな服を買いまくって喜んでいた女房殿よ!今は天国でファッションショーでもしてるのかな?形見分けの時に1回も着ないままのその時の服をみた時はさすがに堪え切れなかったよ。
モノより想い出って言う車のCMがあるけれど、私の場合はモノが想い出だな。いかんなぁ、少しセンチになってしまったわい。
それつけても真冬の東京中年独り暮らし・・あぁ・・今晩は熱燗で1杯やるか! ぐび〜 ぐび〜  ひっく!

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posted by 秀さん at 12:01| ハノイ | Comment(0) | TrackBack(0) | 旧秀さんのマイレージ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

旧マイレージ便り@〜I

1. 「知らない人には不思議な扉」

九州の母を見舞いに行く為に羽田空港へ行った時の事である。航空券を購入し、手荷物検査を終了し、出発ゲートへ向かう途中、少し時間があるのでANAのラウンジ(Signet)でビールでも飲もうとドアに入りかけた時に、中年の夫婦が何やらドアの前で話をしていました

「これは、一体何の入り口なの?」と奥さんが質問すると、旦那が「よう判らんけれど、多分スーパーシートの待合室だろう。
入ってみようや」と答えて、中に入って行きました。それに続いて私入りました。
ラウンジのカウンターの前で案の定、先程の夫婦が受付嬢に入室を断られておりました。
そこは、航空会社の上級会員しか入場出来ない特別ラウンジなのです。以前はスーパーシート利用者でも入れたのですが現在は利用不可となりました。
羽田では、全日空(Signetラウンジ),日本航空(さくらラウンジ)、JAS(レインボーラウンジ)と国内航空会社それぞれの上級会員向けのラウンジがあります。
中では生ビールや各種飲み物の無料サービス(セルフ)や各種新聞・雑誌、ゆったりとくつろげるスペースがあります。
喫煙・禁煙とブースが分かれています。羽田の全日空のラウンジでは、足つぼマッサージ(有料)が受けられるスペースや無料PCポートもあり利用者に便宜を図っています。

上級会員になるには、全日空の場合ですと、1年間に50回以上飛行機を利用する、または1年間に5万マイル以上の距離を飛ぶか、どちらかの基準を満たせば上級会員になる事ができます。
上級会員になればラウンジ利用以外に、無料アップグレード券やボーナスマイル等の様々な特典を受けられます。(但し1年間だけ)アップグレード券を利用して、ビジネスやファーストクラスの搭乗も可能です。


2. 「中国 大連@ 住宅雑感」

マイレージの減額サービスキャンペーンがあり、大連へ行きました。
通常は2万マイルの所を1万6千マイルで行けたので少しお得でした。
大連の町は明治時代のロシア戦争の激戦地旅順港もあり日本からの観光客も多く中々活気のある町です。

3つの海に囲まれた港町である為、魚介類が美味しく、多くの海鮮レストランがあります。
町は名前のイメージとは違い、人工的な近代都市です。

空港の滑走路に並行して超近代的なカラフルなマンションや住宅群が相当な距離に渡って続いています。
しかしながら、ほとんど入居していないのが現状です。何故ゆえ?そこが、中国の面白い所で、いわゆるマーケットリサーチというものを考えずに計画して作っちゃうものですから一般庶民の感覚から全くずれたものが出来上がり、何年も放置したままです。
南山の高台に超高級住宅街(1軒あたり7DK以上ある)を作ったが誰も入居しないので、観光バスをとめて観光客に見せる観光ルートの一つになっていました。

これって観光地? 日本観光に来たアメリカの観光客を住宅展示場に連れて行くようなものでしょう・・・たくましき商魂? 
う〜ん 奥深きかな・・中国人。 




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posted by 秀さん at 13:40| ハノイ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧秀さんのマイレージ回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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