2008年08月02日

恋人も濡れる街角編

夕方3時頃から降り出した大雨で中心地の道路が冠水した。


今回は数時間にわたって降り続いた大雨で皆さんずぶ濡れ状態になったばかりでなくバイクのマフラーに雨水が大量に入り多くの人達が

雨の中をバイクを押して歩いている姿をタクシーの中で目撃した。


そこ数、数百人は下らないでしょう。


大雨は夕刻の帰宅ラッシュ時間帯と重なり道路は大渋滞の有様で恋人と甘い時間を過ごすどころかびしょ濡れの街角でありやした。


しかしこんな目に遭いながらもベトナムの皆さんは辛抱強くバイクを押しながら家路についている姿を眺めていると 何と!強い人たちであろうかと妙に尊敬してしまう秀さんでありやす。

幸い秀さんはその時間帯はお客さんと夕食を共にする予定であり、当然お酒を飲むのでバイクは自宅でお休み、タクシーで出かけたので被害に遭うことは免れましたがそれにしてももの凄い量の大雨でありやした。


昔、渥美清主演の
TVドラマで「泣いてたまるか!」と言う番組がありましたが

人間どんな状態になろうと泣いて問題が解決する訳ではないのであります。

辛い時にも何食わぬ顔で黙々とバイクを押しながら家路につくベトナム人に昔の日本人の我慢強さを重ね合わせてしまいました。

こんな状態がもし仮に現在の日本であったならば泣き出す人も多いのではないかと考えてしまいました。


ホーチミン市は平たんな平野部が多く日本のように雨水をためる森が少ないのといたる所コンクリートで舗装されているので雨水は高い所から引き所に洪水のように流れるのであります。
幸い秀さんの住むフーニョン区の民家は少しなだらかな坂の高台にある地域ですので大雨が降っても冠水の被害は少ないのでありますが1区や3区の中心地の方が冠水被害が大きいのであります。


その日のお客さんは秀さんと食事をする前にシェラトンホテル近くのマッサージ店でマッサージを受けていたそうですが床下30p位まで雨水が浸水して あっ!と驚く為五郎 状態だったと苦笑しておりました。


耳を劈く様なドーンドーンという落雷に想像を絶する大地を叩きつける大太鼓の響きのような大雨を眺めていると人間の傲慢さを自然の神様が鉄槌でたしなめているような気がする。


これまた古い歌で恐縮なのですが、朝岡雪路の 雨が止んだら お別れなのね

と言う歌の歌詞どころはなく 雨が止むまで家に帰れないのね 早く降り止まないと 浮気がばれてしまうわ と言うような大雨でありやした。


翌日は何事も無かったようなからりとしたベトナム晴れであります。


まるで人生のように どんなに雨が降り 雷が鳴り 大風が吹いても やがて晴れの日は必ず来るのであります。


近くのスーパー内にあるケンタッキーフライドチキンの店に買い物ついでに寄った。
そこにはいつものようにチキンの唐揚げを頬張る幼い子供たちとそれを見守る親御さんの姿、

昨日の大雨なんかまるで過去の遠い思い出のような日常のベトナム人の生活風景がそこにありました。


今日もホーチミンの街は活気に溢れ 老若男女それぞれ それぞれなりの1日が始まっています。

前を向いてひたすらバイクを転がしているベトナム人達に聞いてみたいですね


その道の先には 何か良いことが待っているのでしょうか? と。


まぁ、そんなことを聞いたところで なにを間抜けなことを言っているの そこのおっさんと 言われるだけなのでやめておきますが、
でも秀さんは大勢の人が一斉に前だけを向いて走り出すホーチミンのバイクの大群を見ていると 

その先には 何か秀さんの知らない素晴らしい未知の世界が待っているような気がしてならないのありやす。

それは、秀さんがすでに遠い日本に忘れてしまった 将来への明るい望み と言うか 若い人が持つエネルギーの放射先なのかも知れない。

posted by 秀さん at 18:17| ハノイ ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | ベトナム生き方編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そらが泣くときゃ雨になる
山が泣くときゃ水が出る
俺が泣いても何にも出ない〜♪

朝岡雪路
あの胸には悩まされました^^
Posted by ニバン at 2008年08月03日 07:36
今の日本 沈没しつつあるとあきらめ顔で国民皆評論家になりつつある。
世界の経済界から日本の政治が見放されてきたようなコメントが再び聞かれるようになった。
国民は些細なことに我慢ができなくて、切れる人がふえている。
昔のテレビ「あかんたれ」を我慢強く力をつけていく姿が描かれている。このようなテレビをみると力とやる気が沸いてくる。
国力が上昇しているときは、一人一人の国民が辛抱強く努力しているのでしょうか?
今のベトナムのように・・・
大阪府知事が命がけで良くやっておられる。久々に大阪が浮上しそうで楽しみです。
秀さんは言葉等の不自由の中での仕事は大変でしょうが、楽しみながら生活しておられる様子で凄いことだと思います。
Posted by まつ at 2008年08月03日 19:07
初めまして、8月初めに観光に訪れた者です。
8月1日の大雨ですよね、やっぱりあれはいつものこと?ではなかったのですよね?
 ちょうど小腹が空いてバックダンカフェの2階でパフェを食べていましたら、雨が降り出し、例のスコールかと思ってて止んだら戻らないといけない場所があったのですが、なかなか止まず、どんどん水かさが増えて、帰るタイミングも逃したようで最後は膝上まで浸かってる人、水に押し流されて向きが変わっていく故障車。びっくりしてバックダンの店員に指差し会話帳で「洪水、毎日?」と窓の外を指差して何度も聞きましたが「???」で会話にならなかったです。
向かいの1階のバックダンカフェは浸水して停電してるし、本当に目の前で大雨の威力を見せ付けられました。
その後TVも新聞も読んでませんし、多分見てもわからなかったとは思うけれど滅多にない大雨だったのでしょうね。
あれが毎日だったら大変ですよね。
あんまり酷いから翌日のツアーがあるのか不安になってカフェから電話をいれたら、「いつもこの時期は1時間くらい降りますから、大丈夫です」と言われ、これっていつも??それともここの場所だけ浸水してるの?と会話の出来ない私達は頭の中が???で一杯でした。 
Posted by ココナッツ at 2008年08月13日 20:11
ココナッツさん 初めましてどうぞよろしくです

1日の大雨は台風の影響もあったようです。
北の方は台風で死者が大勢出たみたいです。
日本と違い天災に対して心構えや防災インフラが整っていないので犠牲者の数も多く痛ましい限りです。

コメント有難うございます。

Posted by 秀 at 2008年08月13日 22:35
ちょっとお盆で帰省していてお返事が遅くなってしまいました。
 帰省中にベトナムのメコンデルタで死者が100人位出ていると聞いたのですが、本当でしょうか?
 人づてに聞いたので定かではないのですが、1週間くらい雨が続いたとか。
 果物がぶら下がっていて楽園のような雰囲気のところだったので災害とか想像できないです。
 日本も最近局地的に大雨が降っていてゲリラ豪雨と言われニュースになっています。
 ホーチミンの人たちはこんな大雨でもバイクを手で押してへこたれずに帰っている様子を見てスゴイ根性しているなーと感心しました。こんな国の人たちともしも今戦争とかになったら日本は絶対負けそうだなとつい考えてしまった私です。
 
Posted by ココナッツ at 2008年08月18日 18:24
ココナッツさん コメント有難うございます

お盆はどうでしたか?
帰省先にはご両親が待っていたのでしょうね 私は両親は既に黄泉の国に旅立ってしまったので合えませんが異国の地で供養しています。
日本も大雨ですか・・お天気の神様の機嫌が良くなるといいですね。

Posted by 秀 at 2008年08月19日 10:51
 お元気ですか?
日本はもうツクツクボーシ?が鳴いています。残暑ですねー。
 
 いえいえ、私の母は天国に、父はいないようなもので、伯父のところに行ってました。3月に祖母も亡くなって寂しくなりました。
 でも84まで生きてくれたのであまり悲しくはありません。ありがとうって思いで一杯です。
 ベトナムの事、最近よくニュースになっていますよ。
 一つは汚職のこと、あとインフレのこと。
日本が金融のプロを送り込むようなことを言ってました。
 ベトナムの人たち前向きに頑張ってるからいつか豊かになれるといいなと思います。
Posted by ココナッツ at 2008年08月28日 22:23
ココナッツさん おはようございます

身内の死を経験すると人生について少し考え方が変わりますね。
誰でもいつかは必ず死ぬのだと実感させられます。汚職はこの国では当分なくならないと思いますがインフレは克服できるのではなかと期待しています。

もうすぐ日本は秋ですね、ホーチミンは四季がありませんので日本の四季の折々の自然の移り変わりの何とも言えない美しさはベトナムにいると味わえません。
やはり日本は良い国だと思ってしまいます。

お元気で、またコメント下さいね。
有難うございます。
Posted by 秀 at 2008年08月29日 08:03
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