2008年08月07日

ホームレス中学生編

愚息が読んでみたらと渡された本のタイトルが「ホームレス中学生」と言うお笑いタレントが書いた本である。


所詮、ちょっと有名になった芸能人がゴーストライターにでも書かせた本くらいに思って手にした。
文章は素人なので拙いのだが現実にあった自分の体験談をあまり感情を交えずに淡々と書いている。


まぁ、それ程面白いとは最初は思わないで読み進んでいたのだが、途中から兄弟、近所の人達、先生、同級生、父親と登場人物が増えてくるに従い吸い込まれていき一気に最後まで読んでしまった。

現実の厳しさと人間の優しさ、母に捧げる気持ちなどがそれ程意思が強くも弱くもない男の素直な気持ちで書かれており受けを狙って書いたのではない爽やかな読書感をもって読み終わったのである。


親父さんの不運から家計が逼迫し差し押さえまで追い込まれ大学生を頭に下は中学生の兄弟がバラバラに自活しなければならなくなった状況を近所の人の優しさで窮地を脱する言わば人情話がベースになっている話である。

まぁ、実際に読んでいない賢者の皆さまに話した所であまり面白くもないでしょうが、もしご興味があれば一度読んでみて下さいな。


振り返ると秀さんも同じような状況に追い込まれたことがあるが幸いにも子供1人で、またある程度自立していた年頃なので自分一人が苦労するだけで済んだのであるが、仮におかあちゃんに幼い子供を抱えた状態で無一文になっていたらと思うと想像が出来ない位悩んだことだろうと思う。

自分一人のことは男である以上諦めも出来るし底辺の生活も享受できるのであるが守るべき家族がいたらそりゃどうしようもないほど情けない気持になるでしょうね。

人間何が辛いかと言えば自分以外の人間にいきなり迷惑や心配をかけることである。
まして家族がバラバラになる状況まで追い込まれたらどういう行動を取れるのだろうか?
この小説の親父さんのように蒸発してしまいたいと思うかも知れないですね。


日本では幼い子供を救うための様々な法的制度があるがベトナムでは国がそう言った子供達を救済する制度や施設があるのだろうか?

学校にも行かず宝くじ売りや花売り靴磨きなどをしている子供達の多さから考えても弱者救済の制度が十分に機能しているとは思えないのである。

あくまで想像だが貧乏人同士の相互助けい合いで何とかしているのではないだろうか?


秀さんのガキの頃は給食費も払え無い家庭や生活保護を受給している家庭も
少なくありませんでした。


貧乏になるにはそれなりの事情がそれぞれあったのでしょうが、奮闘努力して大きく飛躍した友人も数多くおります。


昔の日本には仮にどん底であっても本人が自己努力で飛躍するための最低限の何らかのチャンスは残されていたような気がします。

そう思うと今のベトナムでは中々どん底から飛躍するための方法論が非常に少ないような気がします。


一番は十分な教育を受けさせることです。

教育は国の基本です。


ベトナムで貧困故に小学校に行くのもままならない現状だけは少なくとも何とか打開して欲しいものです。


アホは秀さんだけで十分でごわす。


ベトナムで貧困者の子供達のためにボランティア活動に人生を捧げている日本人がいます。
頭が下がる思いで一杯です。

posted by 秀さん at 00:21| ハノイ | Comment(9) | TrackBack(0) | ベトナム生き方編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>人間何が辛いかと言えば自分以外の人間にいきなり迷惑や心配をかけることである。

本当にそうですね
自殺まで考えました(ほんの一瞬^^)
保険金と自分の命と秤にかけました
もう15年前のことです
Posted by ニバン at 2008年08月07日 05:00
今週末は移動中で
Bentreにいません

来週からまたBentreにいますので、
ですので是非来週の平日でも土曜でも
遊びに来てください

なんも名所はないし楽しくもないですが
ですが居心地雰囲気空気は最高です
是非1人で来て見て下さい。
Posted by Bentre at 2008年08月07日 09:24
最近ほとんど本を読まなくなりました
久しぶりに読んでみようと思います
基本的な教育は生活向上のためには必要だと思います。
小学校の6年間の教育内容を十分理解すれば十分ではないかと思います。
ベトナムで貧困者の子供の教育をボランテアでやっておられる方、すごいですね。
期間決めてのボランティアできるかもしれませんが人生を掛けるのは普通の人ではできません。声援を送りたいものです。
Posted by まつ at 2008年08月07日 10:11
初めまして!アメリカ在住ベトナム人です。
偶然に秀さんのブロッグを発見して嬉しかったです。ベトナムから約10年間も離れ、ちょこちょこ顔を出しただけですので、最近のベトナムのことについて秀さんの方が詳しいと思います。外国に行ってから自分の国がよく見えるようになってきますよね。色々と秀さんがここで書かれていることと納得していますよ。多くのベトナム人が秀さんのご感想を読めばいいなぁと思っていますが...
では、今後も宜しくお願いします。
Posted by ヴァン at 2008年08月08日 07:58
ニバンさん おはようございます
そうですか、ニバンさんもご苦労されたのですね。まぁ、ある程度の年になればみなさん沢山の苦労や悲しみを経験するものですね。
今こうして生きていることに感謝しなければいけませんね。そう思う年になっってしまいました。コメント有難うございます。
Posted by 秀 at 2008年08月08日 08:52
Bentreさん おはようございます
お言葉ですので来週にでもミトー&ベンチェに行くようにしてみます。電話番号は私のメールにお願いします。多分バイクで2人で行く予定です。宿泊はご心配無用ですよ。
知り合いもいますので。
Posted by 秀 at 2008年08月08日 08:58
まつさん おはようございます
ホームレス中学生 結構面白いですよ。
数百万部のベストセラーだそうです。
本人はその印税で高額所得者になっているそうです。人生って面白いですね。
Posted by 秀 at 2008年08月08日 09:00
ヴァンさん 初めましてどうぞよろしくです
アメリカからのコメント有難うございます。
日本語がお上手ですね、驚いています。
好き勝手なことを書いてベトナムの方には失礼な部分もあるかと思いますがお許し下さい。ブログ拝見しました。素晴らしい豪邸ですね、貧乏な私には無理ですが、いつかはこんな家に住みたいものです。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by 秀 at 2008年08月08日 09:07
秀さん、早速ブログを訪ねて下さってありがとうございます。
その家が私のではなく親友のですので、訂正したいと思います。私が貧乏です、そのように大きい家を持つなんて無理ですよ(^^)。借家を探している方がいれば、是非ご紹介して下さいませ。宜しくお願いします。
では、良い一日をお過ごしくださいね。
新しいエントリーを楽しみにしています。
Posted by ヴァン at 2008年08月08日 09:53
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