2008年09月10日

一人よりは2人の方が楽しい編

長い間、愚息とは離れ離れの生活が続いたがこの度数年ぶりに一緒に暮らすようになった。 

やはり一人よりは2人の生活の方が断然楽しいのでありやす。
2階と3階にそれぞれ部屋は分かれてはいるが晩飯を一緒に食べに行ったりコーヒーを飲んだり今までの時間を取り戻すかのように仲良くやっている。 

10年以上前になるが親父が急性の心臓病&肺の病気になり痴呆の母の面倒をみるために兄弟で誰が福岡の実家に帰って親の面倒をみるか話し合ったが兄弟姉妹それぞれ理由があり結論が出ない。

数時間にも及ぶ長い沈黙の時間にしびれを切らした秀さんが それじゃ、俺が帰るわぃ と思わず言ってしまいやした。
 

兄弟姉妹の ふ〜 と深いため息が聞こえたことを今でも思い出す。
 

いきなり引っ越しを決定した秀さんにおかあちゃんと進学を直近に控えた息子はあ然とした表情で不同意の様子だったが秀さんが強権発動で強引におし通してしまった。
 

そうして福岡に帰ったは良いが秀さん自体は仕事の関係で広島及び東京を中心に全国を飛び回る生活で大半はホテル生活であった。

家に帰るのは月に数回程度。
亡きおかあちゃんは病気の父に痴呆の母の面倒をみなければならずその苦労の大変さをもう少し理解してあげれば良かったと後になって後悔したが当時は仕事が命!の考え方の秀さんだったので家庭内のことはほとんど顧みなかったダメオヤジでありました。 

今考えると、何故にそこまで仕事のことしか考えられなかったのか不思議でしょうがない。

家に十分なお金さえ入れておけば責任を果たしたような気になっていたが・・・家族って金の関係じゃないんだよね。

ベトナムではそうかも知れないが・・・いやいやベトナム人だってお金が全てではないはず。

お金が潤沢にあると些細なもめごとが起きないことはあるだろうが家族はやはり愛情の接着剤でくっ付いているのでありやす。
 

秀さんが家に帰るとおかあちゃんは必ずデパートに洋服を買いに行こうと言った。
今考えると一緒に買い物をする時間や服が似合う似合わないと秀さんがアドバイスするだけでも嬉しかったのかも知れない。

当然愚息と会話する時間どころか滅多に会うこともなく時は過ぎて行った。

1年に1〜2回程度は家族で海外旅行をするのがせめてもの罪滅ぼしでありやした。
 

年とったら必ず一緒にいる時間を嫌と言うほど取るから待っていてくれや 
と言い訳がましいことを言っていたが今ではそれも叶わず。

自分の半生を振りかると後悔ばかり反省することばかりで自慢できることは何一つないことに気が付く。
 

こうして愚息と一緒にベトナムで生活しているなんて 

天国のおかあちゃんが知ったらびっくりこいて生き返るかもしれないですわ。
それ程疎遠な関係の親子でありやした。 

何故に人は仕事をするのか?・・・
そりゃ生活のお金を得ることが1番の理由でしょうが
昔貧乏国だった日本人の強迫観念もその根底にあるのかも知れない。

昔は仕事をしない人間はダメ人間のレッテルを貼られた。

仕事に追いまくられじっくりと自分の人生や生き方を考える時間もなく馬車馬のように過ごして来た。
勤勉は良いことだと言う考え方に支配され続けて来た。

今、幸いにして時間がゆっくりと流れるベトナムでの生活は考える時間はたっぷりある。

親子で会話する時間もある。

その楽しさに無情の喜びを感じている秀さんでありやす。

今月は亡きおかあちゃんの誕生月であります。

どうかこの貧乏親子の生活を温かく見守って下さいな と過去の反省を込めて手を合わした。



posted by 秀さん at 09:16| ハノイ | Comment(2) | TrackBack(0) | ベトナム生き方編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎度、有難うございます。
心より感謝して、日々の生活の教訓とさせて頂いております。いつか、お礼をしなければという気持ちだけは持ち続けます。^^ 親子水入らず?の生活に幸あれ!!!
Posted by かんぶつ at 2008年09月10日 11:15
かんぶつさん どうもです
励ましのコメント有難うございます。
倒れない程度に頑張ります。
Posted by 秀 at 2008年09月11日 05:13
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