2008年11月02日

ベトナムの金持ちに思う編

久しぶりにビンユーン県にあるSONG BEというゴルフ場に日本人の友人、愚息と行きました。

タクシーの相乗りですが時間は早朝でしたので30分位、料金は27万ドンでした。前は22万ドン程でしたのでやはりタクシー代も値上がしたのでしょう。

スコアは聞いて下さるな お頼み申す といういつもの情けない内容でごわした。

よく利用するゴルフ場であるが愚息がキャディのおねえさんと楽しく会話している姿にベトナム語学習の成果が出ているなぁと驚く。
勉強し始めて約1ヶ月しか経ってしないが既に秀さんよりはレベルは上。
特に発音に関しては天性のものがあるのか格段に上手くベトナム人に通じるから驚く。

若いってことは吸収も早いものだと自分の老化した頭を恨めしく思いながらプレイをいたしやした。

愚息がキャディに聞いたところ今では一番多いのはベトナム人プレイヤーとのこと。
数年前は数えるほどしか見たことはなかったのですが時代の変化は早いものだと実感しやした。
金持ちのべナム人の中ではゴルフがブームになっているのでしょう。

ゴルフをした日の夕食はこれまた久ぶりに近所にあるテニスコートに併設してあるレストラン CAY DAに別の日本人の友人と行きましたが多くのベトナム人(中流以上)がテニスを楽しんでおりましてレストランも賑わっておりました。

このような場面を見ますとベトナムはこれから景気は下り坂等と書いている日本の経済誌や書籍の記事がどうも実態にあっていないような気がしてなりません。
一部の金持ちだけなのかもしれませんが娯楽や飲食にかけるお金は潤沢のようあります。

一大決心をして久しぶりにゴルフに行く貧乏親子とは違いますわ。

ベトナムもガソリン代は値下がりして1Lで1万5千ドンになりました。

最高値は1万9千ドンでしたので20%程下がりましたがベトナム人に言わせると原油の値下がり幅には程遠いのでもっと下げよと言っていますが先物取引価格と過去に仕入れたコストとは当然違いがある訳で売値に反映されるにはタイムラグがあるのでもうしばらくは待たなければなりませんぞぃ と秀さんが説明いたしやした。

国の経済が発展するには昔の日本、今の中国がそうであったように先ずはお金持ちから 次に中流所得者が増え国内消費を引っ張り内需を拡大する。
それにより企業も製品やサービスの提供を増加させ潤い、企業収益向上につれて給料も上がり低所得者も段々に豊になって行き更なる消費の拡大につながりその経済的な好循環を繰返す内に国全体の経済力が増して国が豊になって行く構図である。

今の日本は完全に企業社会になってしまいました。
昔はべトナムと同じように第1次産業(特に農業)に従事する人も多く集団就職や出稼ぎといった言葉が今では死語になってしまった感があります。

地域共同体から企業共同体への大きな変化であります。

ベトナムも多くの若者が田舎から都会に働きに出て来ております。

しかし田舎に帰れば超貧乏だが最低限自作の食糧で食べことは出来る安心感がそのベースにある。
またそういったことを受け入れる家族や村がある。
たとえ貧乏でもこころ安らぐ空間が今のベトナムにはまだ残っております。

正月に誰もかれも民族大移動する光景は圧巻です。
昔の日本もそうでありました。

高度に発展した社会とはそういった村社会のきずなを断ち切って達成されるものかも知れませんねぇ。

果たしてそのことが良いのか悪いのかは秀さんには分からないが・・・今確実にベトナムは変わりつつあります。

社会主義体制を維持したまま上手くコントロールして行くことが出来るのかどうか疑問ですが間違いなく経済的には成長して行くことでしょう。

その成長と引き換えに失うものも大きいのですが・・・若い人が充満するベトナムではじじいの秀さんが郷愁めいたことを言ったところで聞く耳持たずでしょう。

様々な思いが駆け巡ったホーチミンの1日でごわした。

posted by 秀さん at 12:44| ハノイ ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ベトナム生き方編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハノイでも旧正月は地方出身のベトナムの人たちは田舎に帰ってしまい、人口密度が極端に低くなってしまいます。彼らの田舎に行かせてもらいましたが、それはそれは何も無い生活でした。でも皆笑顔で迎えてくれて、とても幸せな気持ちになりましたね。
Posted by ha-nam at 2008年11月02日 18:28
タクシー料金が20%も値上げですか。
その他も同じように値上がりしているのでしょうね。(大幅な値上げですね)

円高の今、円で収入を得ている人にはよいでしょうがドンで収入を得ている人には辛いでしょうね。

ベトナムの本当の田舎は見たことがないので正確にはわかりませんが、想像するにのどかだろうなぁ〜と思います。
我々現代の日本人では生活できないと思いますが・・・。
Posted by chibipaff at 2008年11月03日 11:29
去年生まれた息子はベトナムとの
重国籍で、困ったらべトナムの実家で
いつでも面倒見てくれる事になって
います。

日本の殺伐とした環境より、まだ、
人間的な温かみのあるベトナムの田舎で
育った方が良いような気がします。
その田舎でも再開発で、将来は
道、橋等が出来て大きく変わるような
将来図が大きく看板に描いてありました。

日本の辿った道をベトナムでも歩むのか
と思うと複雑な思いです。
年間3万人も自殺する日本の現状を
ベトナムの田舎で説明しても誰も
理解してくれません。

まあ、私もベトナムの現状を理解していないのかも知れませんが。
Posted by ひでさん at 2008年11月03日 12:42
賢者の皆様、こんばんわ

誰しも帰る場所が有るってことは幸せなことですねぇ。家族に近所のおばさん、おじさん
昔の悪ガキ仲間・・・最近は幼い頃の何ともゆったりした感覚がとても懐かしく思えます。

利害関係のないふれあいは良いものですね。

親の愛情の深さに感謝しなければいけませんですね。

本日はお線香をあげてお祈りします。


Posted by 秀 at 2008年11月03日 23:53
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