2010年01月28日

ホイアンと阿倍仲麻呂の話編

夜、愚息と四方山話をしていた時、

話は変わるが、ホイアンの日本人橋の両サイドに猿と犬の像があると言うことだが、親父ホイアンに行ったことがあるだろうから、その意味を教えてくれ といきなりの質問に面喰ってしまった。

そんなもん、簡単じゃねぇか 

当時ホイアンには今と違い猿の集団と犬の集団がお互いの勢力覇権を競っていた。
当時、ホイアンに住む日本人商人たちは ほほぅ、ベトナムでも犬と猿は仲が悪いのか と思ったそうで商売上問題も多い。

そこで橋を立てる時に両サイドに分けて犬と猿の像を建てた。

それを見た猿族は犬の銅像を見て気分が悪くなり、そこから 「去る」

また逆も同じで犬族はそこから 「居ぬ」 ということになりお互い橋を分けて住むようになり町は落ち着きを取り戻した 

といつものアホらしい話をでっち上げようかと思ったが、相当な無理筋なので止めて、少しネットで調べてみました。
 

この猿と犬の像の謂れは

「戌年生まれと申年生まれの日本の天皇が多く、猿と犬を崇拝するために建てられたというまことしやかな話が伝えられている。
日本橋建設の着工の年が戌年に始まり、申年に完工したからだという話もある。
こちらの方が、もっともらしく聞こえる。
猿と犬の銅像は、当時日本橋を建設した人々には意味があったはずだが、その正確な目的が未だ分かっていない」
 

と言うことで、要は今では猿と犬の像が建てられた由来は不明と言うことであります。

しかし、17世紀初め頃ベトナムの中部のホイアンにて商売をやっていた大勢の日本人商人がいたということはそれだけでも面白いですな。

その後徳川幕府の鎖国政策で日本人も激減したそうですが、やはり昔の日本人も中には海外に出て一旗揚げようと言う気概があったと言うだけでも微笑ましくなってしまう秀さんでごわす。
 

愚息とはその後ホイアンの話からベトナムに関連する日本人の話になりまして

秀さんがうる覚えの阿倍仲麻呂の話をしてしまいまして

阿倍仲麻呂はハイバーチュン姉妹を成敗するために馬援将軍が活躍した頃だろう と適当な話をしたのだが、日本史、中国史に詳しい愚息からそんな訳はない、多分その頃の日本は多分邪馬台国あたりで阿倍仲麻呂が存在する訳はないわ と一刀両断にされてしまいやした。

知らないくせにいい加減なことを言ってはいけませんねぇ。
おやじの面目まる潰れでごわす。
 

情けないのでそこで調べてみましたぞぃ。 

時代は奈良時代ですな。
当時、遣唐使として唐に渡った阿倍仲麻呂は唐の太学に学び、科挙に合格、唐朝の諸官を歴任した。
同行した吉備真備・玄ムらは天平六年末、帰国の途につくが、仲麻呂は帰朝を許されず、その後も唐に留まった。

天平勝宝五年(753)、遣唐大使藤原清河らと延光寺で鑑真に面会して渡日を依頼。
その際自らも帰国を願って許されたが、日本へ向かった船は途中暴風に遭って難破、安南(ベトナム)に漂着し、再び唐に戻ることを余儀なくされた。

のち、玄宗皇帝などに仕えて従三品の高位にまでのぼる。
760年には、左散騎常侍(従3品)から鎮南都護・安南節度使(正3品)として再びベトナムに赴き総督を務めた。

761年から767年まで6年間もハノイの安南都護府に在任し、766年、安南節度使を授けられた。
最後は
州大都督(従2品)を贈られている。

李白・王維ら文人と交流し、その詩はのち清乾隆帝勅撰の『全唐詩』にも収められている。

宝亀元年(770)、在唐五十四年、七十三歳にして一度も日本に帰ることもなく唐の都長安に骨を埋めた。

和歌は古今集の一首(以下)が伝わるのみである。 

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

 大空をはるかに見渡すと 美しい月が見えている。あの月は故郷の春日にある三笠の山の上に出ていた月と同じ月だろうな  

若い時に唐にわたり唐で出世はしたのですが、日本を思う望郷の念から読んだ歌でしょうな。

はるか昔の話ですが、同じ日本人として何か感じるものがありますねぇ



最後に一言・・・
 


我の腹 ふりさけ見れば メタボなる 毛唐の言に 悩み尽きなし

posted by 秀さん at 03:07| ハノイ 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ベトナム生き方編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秀さん、こんにちは。今回の阿倍仲麻呂なんと言うかじ〜んとしました。勉強に成るお話を今後もお願い致します。
Posted by TRINH at 2010年01月28日 13:32
TRINHさん どうもです

いやはや、愚息に突っ込まれて急ぎネットで調べた程度ですのでアホな秀さんには勉強になるような話は無理でごわす。

30日、TRINHさんよろしくお願いします。

早いものでもう1月も終わりですね、喧噪のテトがそろそろですね。
Posted by 秀 at 2010年01月29日 01:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。