2011年05月28日

本日は100%貼り付け編



いつも田中宇さんの記事には感心している秀さんでごわす。
その情報源や世界情勢を分析する卓越した知識は秀さんようなアホには到底まねの出来ないことですわ。

こんな記事を貼り付けるな とご批判される方もいるでしょうが、日本、いや世界のマスコミが伝えることがどこまで真実なのか 少々疑ってみる必要がありますね。

だって今回の放射能漏れの後だしジャンケンみたいな報道を見てみるとマスコミ報道は常にお金を出す会社なり組織の影響を大きく受けているのだと思わずにいられません。

何の世界でも、どこへ行ってもお金が全ての人間の浅ましい生き方に神様はどう思っているのか・・・聞いてみたい気がする今日この頃ですわ。

まぁ、そう言う秀さんも明日も会社の利益のために働くわけです。
働かなくても満足な生活が出来る国が出来たら・・・へい、秀さんいの一番に入国したいですわ。

まぁ、妄想はこのくらいにして

下記転載開・・・・・・・・・・・・・・・・・

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2011年5月24日 http://tanakanews.com/

◆最近の田中宇プラスから(購読料は半年3000円)
まだ続くテロ戦争 http://tanakanews.com/110522war.php
ひどくなる世界観の二重構造 http://tanakanews.com/110518disconnect.php
米国債政治デフォルトの危機 http://tanakanews.com/110517debt.php

━━━━━━━━━━━━
★まだ続くテロ戦争(2)
━━━━━━━━━━━━

この記事は「まだ続くテロ戦争」の続きです。
http://tanakanews.com/110522war.php (田中宇プラス)

 5月2日に米軍がパキスタンの隠れ家でオサマ・ビンラディンを「殺害」し
てから、米国とパキスタンの関係悪化に拍車がかかった。パキスタン側は、米
国が自国に事前に通告せず、自国の領土に入ってきて殺害作戦をやったので怒
っている。

http://www.washingtontimes.com/news/2011/may/10/boehner-us-pakistan-make-or-break-moment/
Boehner: U.S., Pakistan in make-or-break moment

 アフガニスタンに駐留する米軍は以前から、タリバンが元来の本拠地である
パキスタンに越境して隠れていると主張し、アフガン側からパキスタンに無人
の偵察機や戦闘機などを越境飛行させ、パキスタン領内を空爆してきた。それ
をもう一歩進め、ステルス型のヘリコプターで海兵隊の特殊部隊がパキスタン
領の奥深くまで飛び、ビンラディン(もしくは人違いの別の人物)を殺害した
のが5月2日の米軍の作戦だった。その後も米軍のパキスタン越境攻撃が続い
ている。

http://tanakanews.com/110506binladen.php
◆ビンラディン殺害の意味

 パキスタン側は従来から米軍の無許可の越境攻撃に怒っており、ビンラディ
ン「殺害」後の5月14日、パキスタン議会は全会一致で米軍の越境攻撃を非
難する決議を出した。パキスタンには、米軍が人違い殺人をしたと疑っている
人も多く、パキスタン議会は、真相を調査するとともに対米関係を見直す委員
会を作ることにした。

http://thenews.com.pk/NewsDetail.aspx?ID=15518
Resolution condemning Abbottabad raid passed

 パキスタンのギラニ首相は「再び米軍がわが国を侵犯してきたら、全面的に
反撃する」と表明した。これに対し米オバマ大統領は「米国の安全に必要であ
る以上、今後も必要に応じてパキスタンへの越境攻撃を続ける」と宣言し、パ
キスタン側との対立をいとわない態度をとっている。

http://www.foxnews.com/politics/2011/05/09/pakistan-backlash-mounts-does-opportunity-new-terror-targets/
Pakistan PM Warns of 'Full Force' Response to Future U.S. Raids

http://www.ibtimes.com/articles/150137/20110523/us-pakistan-obama-al-qaeda-taliban-buried-attack-sovereignty-russia-china-washington-lawmakers-osama.htm
Obama vows to carry out more covert operations inside Pakistan

 実際5月17日には、米軍の攻撃用ヘリコプターがアフガンからパキスタン
側に越境攻撃を試み、パキスタン軍が米軍ヘリを迎撃しようと発砲し、交戦に
なった(昨年9月にも似たような交戦があり、初めてのことではない)。この
直後、アフガン国境に近いパキスタンの町ペシャワールで、米領事館の自動車
が爆破される報復的なテロも起きた。

http://news.antiwar.com/2011/05/17/border-clash-nato-helicopters-attack-pakistani-border-troops/
Border Clash: NATO Helicopters Attack Pakistani Border Troops

http://tarpley.net/2011/05/21/us-pakistan-near-open-war-chinese-ultimatum-warns-washington-against-attack/
US, Pakistan Near Open War; Chinese Ultimatum Warns Washington Against Attack

 交戦後、米政界では「パキスタンを制裁すべきだ」いう主張が強まった。こ
れを受け、翌5月18日に記者会見した米国のゲーツ国防長官は、パキスタン
を米国の同盟国であると認めつつ「パキスタンは、ビンラディン殺害(という
本来自国が手がけるべきことを)米軍が自国領にやすやすと(with impunity)
入ってきて見事に挙行したのを見て、とても恥ずかしい思いをしているはずだ
(これ以上パキスタンを制裁する必要はない)」と述べた。米側では「パキス
タンをやっつけろ。あんな国は同盟国じゃない」と叫ぶ好戦派と「まあそう
怒らないで」と抑えるゲーツのような人が組んで、パキスタンとの関係をじり
じりと悪化させている。

http://edition.cnn.com/2011/US/05/18/pakistan.bin.laden/
Bin Laden raid was humiliating to Pakistanis, Gates and Mullen say

▼パキスタンをテロ組織とつなげた米英

 パキスタンは、軍事と経済の両面で米国から支援されて成り立っている。パ
キスタン政府は、米国と戦いたくないと考えている。米国は、パキスタンがア
ルカイダなどテロリストをかくまっていると非難しているが、パキスタンがテ
ロ組織をかくまう構造を作ったのは米国(米英)である。パキスタンとの対立
は、米国の自作自演的な部分がある。

 英国は第二次大戦後、インド植民地が独立する際、インド国内のイスラム教
徒が、ヒンドゥ教徒主導の主流派と対立して別の国を作るよう誘導し、インド
とパキスタンが恒久的に対立して強い国になれず、独立しても英国の言うこと
を聞く態勢を作った。

 パキスタンはインドより弱かったので、カシミールなどでの印パ対立におい
て、イスラム主義者のゲリラやテロ組織を使った非正規戦に頼らざるを得なか
った。ゲリラやテロ組織を養成する軍の諜報機関(ISI)がパキスタンの国
家戦略全体を見る傾向が強まり、ISIは「パキスタンの国家内国家」と呼ば
れるようになった。ISIは英国軍の諜報機関MI6の支援で作られ、その後
は米CIAに支援された。

 1979年にソ連がアフガンに侵攻すると米CIAは、ISIが作ったパキ
スタンのゲリラ・テロ組織(聖戦士)にアフガン難民を合流させ、彼らをアフ
ガンでソ連軍と戦わせ、ソ連を国力浪費のアフガン占領の泥沼に陥れた。
10年後、ソ連は国家崩壊してアフガンから撤退した。

 冷戦後、米国はアフガンを見捨て、内戦の再発を放置した。ISIはアフガ
ンを安定化して影響下におこうと、アフガン難民を組織してタリバンを作り、
95年に内戦がほぼ平定された。米国は当初、タリバンを容認したが、97年
ごろからイスラム過激派や「ならず者国家」との長期戦(テロ戦争のひな形)
を世界戦略に定めるとともに、米国はタリバン敵視に転じた。

 反米主義を掲げて聖戦士を支援したオサマ・ビンラディンは、米国の戦略に
とって格好の敵役だった。911前、ISIやCIAがビンラディンと接触し
ているという噂が絶えなかった。そのような構図の中、01年の911テロ事
件が起こり、ビンラディンが「犯人」とされ、当初から元CIA長官(ウール
ジー)が「40年は続く」と指摘するような、恒久的なテロ戦争が始まった。

 911後、米政府は「ISIがテロ組織(タリバンやアルカイダ)を支援し
たので911が起きた」とパキスタンを非難して圧力をかけ、テロ退治のため
と称してパキスタンに7千人以上のCIA要員を送り込んだ(911以前から
かなりの数のCIA要員がパキスタンにいた)。彼らは、テロ退治と言いつつ
タリバンやアルカイダと接触し、実際には、米国がテロ戦争(を口実とした世
界支配)を長く続けられるよう、テロ組織をこっそり強化してきた疑いがある。

 今年1月、パキスタン駐留のCIAの責任者であるレイモンド・デービスが
尾行してきたISI要員を射殺し、パキスタン当局に逮捕された。この事件を
機に、駐パキスタンCIA要員たちが、タリバンやアルカイダに接触し、大量
破壊兵器の材料や製造技術の伝達などを含む、テロ組織に対する秘密の強化策
を展開していた疑いが強まった。

http://tanakanews.com/110227pakistan.php
「第2の911事件」が誘発される?

 ビンラディンが住んでいたとされる隠れ家を運営していたのはCIAだった
とか、米軍が殺害したのはビンラディンとは別人のCIAがかくまっていた人
物だったといった指摘がパキスタン側から出ている。「常識」的には、これら
の指摘はとんでもない話にしか聞こえないが、CIAがずっとパキスタンで何
をしてきたか分析していくと、あながち無根拠でもないと思えてくる。

http://edition.presstv.ir/TextOnly/detail.aspx?id=180564
'US killed Bin Laden clone in Pakistan'

▼米国がパキスタンの核兵器を乗っ取る?

 人違いだったとしても、オバマが指揮してビンラディンを殺害した作戦をや
ったことは、オバマ自身が米国を不健全で浪費的なテロ戦争の構図から脱却さ
せたいと考えていることがうかがえる。オバマはタリバンと和解する意向と報
じられてもいる。だが、軍産複合体は脱却を望んでいないだろうから、テロ戦
争から足を洗うのは難しい。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d92fa222-846c-11e0-afcb-00144feabdc0.html
Obama presses for Taliban talks

 ビンラディンの死後、アルカイダの頭目の後継者として、アフガン在住のエ
ジプト人サイフ・アルアデル(Saif al-Adel)の名前が挙がり、彼がロンドン
でテロを計画しているとの報道も早速出た。アルアデルは、ISIとつながっ
ているという指摘がある一方で、米軍が06年にイラクのアルカイダ指導者ザ
ルカウィを空爆で殺した時、アルアデルがザルカウィの居場所を米側に通報し
たとも指摘されている。アルカイダはどこまでも、誰のための組織なのか曖昧だ。

http://pakobserver.net/detailnews.asp?id=93325
Saif Al-Adel betrayed Zarqawi

 今年1月、CIA責任者のデービスを逮捕した後、パキスタン当局の中から
「デービスらCIAは、タリバンやアルカイダのテロを支援・扇動してパキス
タンを不安定にして、米国がパキスタンに核兵器を管理させろと圧力をかける
事態を自作自演的に作っていた。デービスの所持品の中から、そのような計画
書が見つかった」という指摘が出てきた。

http://arabnews.com/opinion/columns/article285164.ece
Cracks in decade-old US-Pakistan partnership

http://en.wikipedia.org/wiki/Raymond_Allen_Davis_incident
Raymond Allen Davis incident From Wikipedia

 パキスタンのザルダリ大統領は、すでに昨年10月に「米国は意図的にパキ
スタンを不安定にして、核兵器の管理権を奪取しようとしている」と指摘して
いる。「CIAはISIの内部にスパイを送り込み、パキスタンの核兵器に関
する情報を盗もうとしている」という指摘もパキスタン側から出されている。

http://news.antiwar.com/2010/10/13/zardari-us-arranging-taliban-attacks-in-pakistan/
Pakistan President: US 'Arranging' Taliban Attacks

http://news.yahoo.com/s/ap/us_pakistan_feuding_spies
Pakistan's intelligence ready to split with CIA

 ビンラディン「殺害」後の米パキスタン関係の悪化の中、5月18日には
「アルカイダがビンラディン殺害の報復として、パキスタンで内戦を起こすかも
しれない。そうなってパキスタンが混乱した場合、米軍がパキスタンに進軍し
て核兵器を管理下に置く計画を、オバマ政権が練っている。この計画はパキス
タンの大統領にも知らせていない」とする報道も出た。

http://www.paktribune.com/news/index.shtml?239334
US to deploy troops if Paki nukes come under threat

 この報道が出た4日後の5月22日、パキスタン南部のカラチの海軍基地を
タリバンのゲリラ兵6人が襲撃し、16時間も基地を占拠し、駐機していた米
国製のハイテクの対潜哨戒機P3Cを爆破する事件が起きた。P3Cは地上で
も使用できるので、タリバン掃討に使われていた。事件を受け、米国などのマ
スコミは「パキスタンは核保有国なのに、たった6人のゲリラによる襲撃すら
防戦できない。パキスタンの核兵器管理は大丈夫なのか。タリバンに奪取され
る恐れはないのか」といっせいに報じた。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c7c98ddc-84b1-11e0-afcb-00144feabdc0.html
Taliban raid triggers Pakistan shockwave

http://www.miamiherald.com/2011/05/23/2230990/taliban-raid-on-naval-base-raises.html
Taliban raid on naval base raises new questions about Pakistan's military

 パキスタン駐在のCIAがタリバンやアルカイダを支援強化する「敵作り作
戦」を展開し、米軍がパキスタンの核兵器を乗っ取る計画を持っていることを
ふまえ、タリバンが海軍基地を襲撃した事件について考えると、米国がパキス
タンの核兵器を乗っ取る計画の一部として、タリバンの一部勢力を勧誘して襲
撃させた疑いが出てくる。テロ組織を取り締まるはずの米当局が、接触相手の
勢力にテロを起こさせてしまうのは、1993年の米国の世界貿易センタービ
ルのテロ事件(未遂的)などにさかのぼる、米当局のお家芸だ。

http://www.tanakanews.com/f0823terror.htm
政治の道具としてのテロ戦争

 たとえオバマがアフガン撤退を模索しても、パキスタンが不安定だと実現で
きない。逆に、パキスタンを不安定化して政府ごと反米の側に転じさせれば、
米国はテロ戦争を恒久化できる。テロ戦争を終わらせたい勢力と恒久化したい
勢力が、米中枢で暗闘している感じだ。

●「パキスタンを中露の方に押しやる米国」(仮題)に続く予定。



この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/110524pakistan.htm



◆最近の田中宇プラスから(購読料は半年3000円)

◆まだ続くテロ戦争
http://tanakanews.com/110522war.php
 【2011年5月22日】 オバマ大統領は「すでにホワイトハウスは戦争につい
て十分な権限を持っており、新たな戦争の権限など必要ない」と考えている。
しかし議会の共和党は「後世の大統領たちが拡大された戦争権を必要とするか
もしれない」という理由で、ビンラディンの「死」が確定する今後も、アルカ
イダやタリバンとの恒久戦争権を大統領に与えようとしている。恒久戦争を画
策する軍産複合体と、それを許すと米国の財政難がひどくなるのでやめさせた
い勢力が暗闘している。

◆ひどくなる世界観の二重構造
http://tanakanews.com/110518disconnect.php
 【2011年5月18日】 私が分析作業を続けてきて、特に911事件後の10年
間にひどくなっていると感じるのは、マスコミの報道を通りいっぺん見聞した
ときに人々が受け取る「表に出ている世界の様相(表相)」と、報道などの
情報をもとに分析していくと矛盾や説明の空白が見えてきて、それらを自分な
りに洞察すると気づく「一枚めくった下にありそうな世界の様相(深相)」と
の乖離だ。私はかつて、いずれ表相の歪曲性の暴露と深相の事実化が進むこと
によって、表相と深相の乖離が解消されていくと楽観的に予想していた。しか
し実際には、表相と深相の乖離が縮まらないまま、テーマごと忘れ去られるこ
とで終わるものが多い感じだ。かつて「冷戦」がそうだったし、今は「テロ戦
争」や「地球温暖化」がそうだ。

◆米国債政治デフォルトの危機
http://tanakanews.com/110517debt.php
 【2011年5月17日】 米政府の財政赤字が、法定上限の14兆2940億ドル
に達した。米政府は、これ以上の国債発行ができなくなった。米政府は今後、
為替安定のための基金などにあてる資金を、国債利払いや償還など必要不可欠
な支出に回す。その緊急策によって、米国債は8月2日までデフォルトを免れ
る。しかし、それまでに赤字上限の引き上げが行われないと、史上初の米国債
デフォルトが現実になる。実際のデフォルトにならなくても、米政府は綱渡り
の状態になり、投資家が米国債への投資を控えると予測され、危機の可能性が
増している。

以上転載終了・・・・・・・・・・
posted by 秀さん at 10:05| ハノイ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナムで政治・経済雑感編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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