秀さんはガキの頃、何故かトランペットが気に入り親にお願いして長い間、習いに行かせてもらった。
教える先生は音大出でクラッシック専門。
中学に上がると、まぁよくある様にクラッシックよりガンガンのロックやジャズの方が好きになって来た。
そこである日先生に、こんなの出来ますか と言って当時トランペットジャズ界で有名なルイアームストロングやデイジィーガレスビーのレコードを持っていき聞かせたが・・・
その余りにもハイノート(高音域)に驚いたのかどうか分らなが・・・こんなものは音楽の邪道と言って取り合ってくれない。
秀さんが思うに、先生はそのキーの高さを出せない負け惜しみとだと当時は考えていた。
今、大人になって思うと・・・田舎の先生と世界のトッププレイヤーを比較すること自体間違いだったと気づくのであるが、当時は先生が最高に上手い人だと思っていたから仕方がない。
すいませんでした・・・昔、北九州交響楽団の小林せんせい!
さて、ホーチミンジャズクラブの話であるが、1区の中心地レロイ通りにサンワTOWERと同じく大きなビルであるサイゴンセンターの向かいにサクソンアーツと言う名前の店がある。
楽器のサキソフォンにアーツ(芸術)をかけたネーミングだと思うが、夜の9時頃からライブ演奏が始まる。ジャンルはジャズのスタンダードだけではなく、ブルースやロックもありそこそこの腕前のミュージシャンもいる。
まぁ、一流の世界的なプレイヤーと比較すると可哀相ではあるが、生演奏は一流のプレイヤーをCDで聞くより楽しいしノレるのである。
客層を観察していると、日本人を含めた外国人が半数、ベトナム人が半数位であろうか?
演奏に耳を傾けてリズムを取っている客もいるが、ベトナム人の1部はそのジャズクラブに出来入りすること自体がオシャレという感覚なのであろうか、女性なんかは結構着飾って正装に近い格好で店に来ているから可笑しい。オペラじゃあるまいし、ジャズのライブハウスに来るのにそんなにオシャレしてどうするんかぃな と秀さんは思うのであるが・・・ここベトナムではジャズクラブなんて大都会のホーチミンやハノイにも1〜2店しかないので、ベトナム人にとっては日常のことではなく特別な場所なのかも知れない。
入場料は別段必要なく、飲み物1杯でもOKである。価格は高めで飲み物1杯7万5千ドン(500〜600円)前後である。
白人の外国人は何故か異様に盛り上がるのが早いというか、騒ぎ過ぎなのであるが、日本人含め黄色人種の者は大騒ぎする者は少ないように思われる。
秀さん、しばらく演奏に耳を傾けていたが、合間合間に日本語が聞こえるので、ふと隣のテーブルを除くと、60歳位の年齢のおっさん2人に20前後位の若いベトナム人女性(大学生風)2名。
双方は片言の英語で話しておりやした。日本人同士は当然日本語・・・聞きたくなかったが慣れ親しんだ日本語、どうしても耳に入ってくるのである。
その内容は・・・とても言えるしろものではないので省略するが・・・昔よく有った、まるでぽっと出の御のぼりさん田舎娘をたぶらかす上野の手配師が話すような内容でありやした。
しかしである、60面下げて自分の娘と同じ位のベトナム人娘を連れてわざわざジャズクラブに来る事もなかろうに と越日青少年健全化協会 副会長の秀さんは思うのである.
結果はどうなったか知らないが・・・多分ジャズクラブに来る前に高級レストランで飯を奢らされてライブが終了した途端に、そのベトナム人女性2名は、本日はご馳走さまでした。じゃぁ、これで失礼しま〜す。と言って足早にバイクに乗ってさっさと去って行ったのではないかと秀さんは思うが・・。
普通に観光しなさいな!その2人連れのおっさんたちよ!
日本では親子ほど歳の離れたカップル?は不自然だし、日本では若い娘連中も、
超駄さぁ〜 むさいおっさんは・・・
と言われるのは当たり前なのですが、ここベトナムでは何故か?相当年上のおっさんと若いお嬢さんの組み合わせでも全然OKな風潮です。
逆に、たった2〜3歳でも年上の姉さん女房を貰うのはおかしいとベトナムの田舎ではよく言われます。
お国も違えば、ジャズクラブの雰囲気も年齢差の感覚も違う、それぞれの国の特徴が出るのでしょうね。
まぁ色々あります、ここホーチミンは・・・
久しぶりにジャズライブを聞いた。
昔アメリカのジャズクラブ、ブルーノーツで聞いた感覚とはずい分違うが・・・それなりに楽しかったですばい。
それでも明日の朝は、多分北島三郎の歌を聴きながら出勤する確立80%の秀さんでありやす。
最後に一言。
この歳になってもトランペット吹けるだろうか?と考えた。
100%無理。トランペットは思ったより体力使います。
特に顎の筋肉と腹筋。
この己の腹を見てペットを吹くことは諦めますが、
皆様ご存知のように、ベトナムでも法螺を吹くことはこれからも続けますたい。
歳は取ったけれど・・・気持ちだけは、
名曲オーバーザ レインボー のごとく・・・ありたいもんです。
2007年10月10日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
にほんブログ村

