家に帰る途中にあるレストランのウエイトレスのおねえちゃんに聞いたところ、一人はホーチミンからバスで4時間、しかしもう一人はバスでトータル26時間かけて帰るとのこと。
やれやれ大変なこった と思うが、よく考えてみると秀さんの学生時代も東京から九州に帰省するのに10時間以上かけて夜行寝台列車で帰っておりやした。
当時は切符を購入するのに徹夜で並んだりしてコンピュータシステムが整備される前の日本も今のベトナムと左程変わらなかったですわ。
でも日本人の正月という感覚とベトナム人の正月という感覚は全く違います。
ある程度の規模の大きな会社勤め人以外の一般の安食堂のウエイトレスのおねえちゃんや小さな小売店の店員さんあたりはまとまった休みをもらえるのは1年の中でテトの期間くらいしかないのでテトを持ちわびる気持ちは半端ではない。親や兄弟を思う気持ちも日本人の100倍位は強いので猫も杓子も土産いっぱい持って田舎に帰るのである。
良いねぇ・・・誰しも望郷の念はあるでしょうが、この現代、故郷を思う人種コンテストがあればベトナム人はトップ優勝間違いありません。
テトも会社の都合で休まないといった会社は暴動が起きるのではないかと思えるほどテトは特別の期間です。ちなみにベトナムでは休日出勤手当ては300%増しです。
ベトナムの子供に限らず、子供たちのお年玉に期待する顔を見ると微笑ましくなります。
秀さん、昨年は相場より少し多い目のお年玉を知り合いの子供たちに上げました。
後で子供たちが幾ら貰ったかを嬉しそうに言い合っているのを聞いて、どこの国の子供も同じで可愛らしい。
大人達はテト前になると1万ドンや2万ドン5万ドンの新しいお札を大量に両替してお年玉の準備します。
ベトナムではより上(年齢、お金持ち、役職etc・・・)の者が下の者にお年玉を上げるのは常識・・・知らない関係でも必ず要求がありますぞぃ。
田舎なんかは近所の子供たちがお年玉を貰う為に引切り無しに新年の挨拶に家に来ます。
お年玉を貰った子供は、お礼に何か良いことがあるますようにと言葉を返します。
秀さんは去年のテトはは知り合いのベトナム人の田舎に行きましたが、お年玉を上げた知り合いのお姉さんの子供(10歳)はお礼の言葉は・・・秀さん、今年は新しいお嫁さんが出来て幸せになりますよ!だったのだが・・・当たらずじまい とホホである。
秀さんもガキの頃、親戚のおやじさんたちが新年の挨拶に家に来た時にいつも景気良く大金をくれるおっさんにはとびっきりの笑顔で出迎えたもんである。
ガキは現金なものでお年玉が多いか少ないかだけで親戚のおやじ連中の全ての評価をと下すから恐ろしい。まぁ、お寺の坊主と一緒でお布施を多く包むとお経が長いのと同じ理屈なのかも知れない。
このようにこれからテトまでの数週間はベトナム人ウキウキ、バタバタ、ソワソワ、オネダリ期間が始まる。
万が一テトの期間に旅行でベトナムを訪れる方へ、お年玉をねだられたら1万ドンでも2万ドンでも結構ですので気前良く上げてくださいな。1年きっと良いことがあると思いますぞぃ!
と思いたい秀さんでありやす。
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ちょうど仕事も少ない時期ですので、会社としても好都合でした。
ふるさとを楽しんできてくれるといいと思います。
帰国費用を出してあげられないのがつらいところではあります。
会社にベトナム人の方がおられるのですか、久しぶりに家族に会いにベトナムに帰る人達の気持ちはさぞや嬉しいでしょうね。