市販の目薬を何度さしても効果がないばかりか充血と痛みがひどくなりとうとうミトーの眼科医までフォンに連れて行ってもらった。
医者の名前はバクッシー(博士:ベトナムでは医者の意)ツゥー女医。日曜日に関わらず医院の前は診察を待つ人でごった返しておりその数ざっと100名か?・・・こりゃぁどうしようもなかばぃ と思っていたらフォンが人垣を掻き分け中へ入ること1分。
手招きされ中に入ると100名の待ち患者を飛び越えて診察するとのこと。
フォンがこの日本人はミトー市にとって非常に大切な人なので早く診察をしてくれとウソを言ったかどうか不明だが・・・。
朝早くから整理券をもらう為に並んだ患者さんやその家族に対して幾ら外国人とは言え100人も跳び超えての診察には申し訳なさで胸が一杯になった。
どうも済みませんでしたミトーの目の悪い患者さんたちよ。
ツゥー女医は50歳位くらいだろうかメガネをかけた小柄で優しそうな先生であった。
診察は仰向けになって両目をライトで照らして診察。専門英語で説明するが医学用語は分らない秀さんなので意味がない。
診察を終え目薬2種類 錠剤4種類3日分をもらう。
バーチヤムと聞こえたので30万ドンと思いきや診察料薬代込みでバーチョム3万ドン(220円)だったので驚いた。
外国人価格ではなくベトナム人価格。
そのベトナム人価格にしても安い・・・。計算間違い?かと思ったら、フォンいわくこの先生はミトーで誰でも知っている有名な眼科の先生でお金儲けよりも人助けをするのが第一目的の優しい人で高額な診察費は決して取らない立派な人だと話を聞いた。
良くみると医院も古く小さくいかにもお金もって無さそうな構えである。
もらった薬を後でネットで調べてみるとどうも結膜炎を起こしているみたいである。
完治に1週間程度かかると書かれていた。
しかし今回のミトー行きでお寺の尼さんに眼科の女医さん。
2人ともベトナムでは何よりも大切なお金に執着無しに生きている女性2人。
日頃のベトナム人感を払拭してしまうほどの感動を覚えた秀さんでありやす。
自分の生き方 立ち方 心の構え方に志がある人が好きである。
多くの人がお金を心の拠り所にしている国 ベトナムにおいてそれ以外の立派な意思を持ち活動されている人を身近に感じることができたことは今回のミトー行きの最大の収穫でありやした。
やっぱ田舎は良いわぃ 大都会ホーチミンでは感じられないぬくもりを想い出にミトーを後にした。
帰り道、お〜そうじゃぁ 途中からいつもと違う帰り道(7区経由)で帰ろうと思ったのはよいが、フーミーフンを過ぎた辺りから道に迷ってしまい何とホーチミン市の南端の海側の町ニャーベー(NHA BE)の方向に走っていると気が付いてUターン。
標識を頼りに1時間遅れでホーチミン市中央まで戻って来ました。
知らない道は地図片手に出かねないといけませんわ・・・反省しきり。
ホーチミン市内は日曜日でも相変わらずの喧騒渋滞である。
エネルギーのルツボ(坩堝)の中にいるとひしひしと感じる。
ある在越の方のブログに書いてあった言葉・・・・
「上品に気取っては生きられない、感情と欲望を剥き出しにしてハイテンションで身構えねばどうにもならない」
言われるとおりこの町で暮らす日本人にとってはそんな町ホーチミンいやベトナムであることに間違いはない。
最後の一言。
タフでなければ生きてはいけないこの町で
半端な優しさを持ち込むと現実の厳しさに全身に激震が走る
傷を癒す薬もねぐらもない人は心傷つき望郷の念がもたげてくる
たった1日ではあるが色々と考えさせられた1日でありやした。
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